GACKT 不倫疑惑を鎮火のウラで、テレビ業界からの宣告「今後はオファーしない」

取り巻きに囲まれながら車に乗り込むGACKT(2014年)

 『週刊文春』が報じたGACKTの不倫疑惑。

 お相手とされる会社経営者A氏の妻・B子さんは元々GACKTのファンで、昨年の彼の誕生日にインスタグラムでメッセージ送ったことをきっかけに連絡を取り合うようになったという。そして今年の夏に関係を持つことに。

 その密会から2か月後にA氏は妻の不貞を知ることになる。B子さんの携帯には、彼女の実姉に対しGACKTの自宅から実況中継していた痕跡やGACKTの自宅の写真が残っていたというのだ。

 これまで、いろいろな女性との交際情報が出ているが、相手が人妻というのは初めてのこと。『文春』によるとA氏は激怒、「法的手段も辞さない」と言っていることから、これは大きな騒動になるのではないかと思われたのだが……。

■GACKTは“取材拒否”

 報道が出てから数週間が過ぎても、その間後追い記事は数えるほど。新しい情報が出てくることもなく、テレビやスポーツ紙はスルー状態だ。ほぼほぼ鎮火したと言っていいだろう。テレビやスポーツ紙が週刊誌の記事を取り上げなかったり扱わなかったりするときの、理由の1つに事務所の圧力かメディアサイドの忖度が考えられる。しかし、実際に番組制作の最前線に立つ情報番組のディレクターに話を聞けば、今回はそのような話はなかったという。

「GACKTさんは不倫というイメージがあまりないので、そのギャップから数字(視聴率)が取れると思い、放送のラインナップに上げました。ただ、どのワイドショーもただ週刊誌の記事をそのまま放送で流すわけではなく、独自に取材をします。『文春』さんはGACKTさんサイドに何も話を聞けていなかったので、それで彼に取材を申し込んだのです」

 確かに記事には、《所属事務所に事実関係について問うも「担当者が不在」として締め切りまでに回答がなかった》としか記されていない。先のディレクターが話を続ける。

「■ですが、GACKTさんの事務所からはなんの音沙汰もなかったんです。“ノーコメント”というリアクションもなく、対応してくれなかったということです。だからといって、『文春』さんに証言しているAさんの話だけでやるわけにはいきません。不倫疑惑のお相手が芸能人ならそちらにも取材ができるのですが、一般女性ならそうもいかない。それで扱うのを断念したんです」

■テレビ局が信用しないもの

 また『文春砲』“第二弾”が放たれることもなく、A氏がGACKTを提訴したという話もない。もし提訴しているのなら、きっとすでに記事になっているはずだろう。……結果、『GACKT人妻不倫』報道は大きな広がりを見せることがなく、人々の記憶から消えようとしている。

 普通の芸能事務所ならまずありえないが、今回のように徹頭徹尾“取材を無視する”というかたちをとれば、情報番組等で報じることはできないのかもしれない。報道鎮火の新たな手法といったところであろうか。

 しかし、その策が今後、悪い流れを生む可能性も大いにあるのだという。

「■大手はもちろんですが、いわゆる中小の芸能事務所でも問い合わせについて全くの無視を貫くことはそうありません。週刊誌さんの“問い合わせ”に関しては担当者不在とすることもあると聞きますが。キャスティングする局側としては、連絡がつかないというのが一番信用ができない。こういうことが続くと“今後はオファーしない”ということにも発展しかねません」(キー局局員)                         

 もちろん、GACKTもテレビを主戦場にしているわけではないだろうが、芸能人である以上、上記のような意見は無視できないだろう。

 不倫疑惑報道の前から、GACKTは体調不良ということになっており、無期限休業中のために映画『翔んで埼玉』の続編の撮影は中止になっている。こちらとは連絡が取れているのだろうか。雲隠れの代償やいかに。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

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