Hey!Say! JUMP・薮宏太、主演ミュージカル2年越しの上演でメンバー八乙女光と交わした“約束”

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「前回の経験があるので、開演するまで実感は湧かないと思います。2年前、幕が開く直前で(コロナ禍により)中止となって、寂しい思いをさせてしまった方々に2年越しでお会いできるのは、すごくうれしいですね」

 4月7日より開幕する日本版ミュージカル『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』で、■主人公のジョセフを演じるHey! Say! JUMPの薮宏太。全編音楽で綴られるミュージカルに初挑戦する。

■「歌で物語の内容を伝えるので、セリフで伝えられる舞台よりも少し難しい部分はあると思います。今回の経験は、自分が舞台人として自立するために乗り越えていかないといけないハードル。いい挑戦だと思って取り組んでいます」

2年前よりも磨かれた歌声

 2年を経ての今回の稽古でスタッフから「以前に比べて、歌がすごくよくなった」と褒めてもらえることがあると語る。

■「そう言っていただけても、自分じゃぜんぜんわからないですよ(笑)。ただ、前回稽古したものにプラスアルファしたテクニックに挑戦していたりはします。“1オクターブ上で歌ったらもっと強くメッセージが表現できる”とか、“ここはちょっとロックスターっぽく”とか。演出のダレン(・ヤップ)さんに質問や相談する時間があって、2年前よりブラッシュアップできていますね」

 今作は、'82年のトニー賞で7部門にノミネートされた、世界中で長く愛され続けている名作ミュージカル。『キャッツ』や『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと『エビータ』『ライオン・キング』などの作詞を手がけたティム・ライスが学生だったころにタッグを組み、旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに作り上げた創作劇。

 12人兄弟の中で父親から一番愛されているジョセフが、彼にだけカラフルなコート(=テクニカラー・ドリームコート)を授けられたことで11人の兄弟に妬まれてしまい、奴隷として売り払われてしまうところから始まる、ジョセフの波乱に満ちた人生を描く。

 3人きょうだいの末っ子という薮に姉や兄をうらやましいと思ったことがあるか聞くと、

「小学校のころからジャニーズ事務所に入所していたので、僕とは違う生活を送っていた姉や兄をうらやましいなと思ったことはあります。でも、覚悟のうえで入所したので、そんなに強い感情ではなかったですね。末っ子なので、姉や兄にはすごくかわいがってもらえました」

 ■ジョセフと似た部分があるとしたら「素直なところ」と言う。

「なるべく人の気持ちがわかる人間でいたいとは思っているのですが、ストレートに話してしまったことで相手に誤解を与えてしまうことがあります。例えば、ちょっと印象が変わったなと思った人に“少し太った?”と言ってしまったりして。ジョセフも、素直に思いを口にしてしまうがゆえに妬まれてしまうので」

メンバーとともに“夢”に向かって

 夢を見ること、その夢をあきらめずに希望をもって生きることの大切さを感じさせてくれる今作。薮自身の夢はどんなものか聞くと、

「Hey! Say! JUMPというグループで活動しているなかで、今回のミュージカルのようなソロでのお仕事もさせていただいている。目の前のことを120%でやった結果がグループに生かされる形が夢であり、理想だなと思っています。そして、15年近く続いているグループ活動を応援してくださる方がいる。■ファンのみなさんがいる限りは、どんなお仕事でもいいので長くみんなで活動を続けていきたい。それが夢ですね」

 メンバーと仕事で会ったときは、お互いの近況報告をしている。

「僕もドラマを撮影しているメンバーにどんな感じか質問しますし、メンバーからも“いま稽古中?”とか“どんな感じで進んでいるの?”と、聞かれますね。中島(裕翔)が特に興味を持ってくれているかな。八乙女(光)は“(ダブルキャストのナレーター役)平野(綾)さんとシルビア(・グラブ)さんのどっちの回を観たらいいのかわからない、どうしたらいい?”って連絡をくれて。“どっちも素晴らしいから2回観に来て! もし、難しかったら、僕がひとり、アカペラで歌いますから”って言っておきました(笑)」

■薮宏太の「怒られた思い出」
 小さいころ外で、兄と一緒に買ってもらったばかりのプラスチック製のヨーヨーで遊ぼうと振り下ろしたら、当時の僕の身長にしてはヒモが長かったようで、地面に叩きつけることになってしまって。ヨーヨーが割れてしまったんです。
 そうしたら兄が「ふたりで遊んで割ったことにして、お母さんに謝りに行こう」と言ってくれて。なのに、いざ母に聞かれたら僕は「お兄ちゃんが壊しました」って。
 兄は母からすごく怒られて。でも、そのあと「おまえ、俺が壊したって言うなよ」って軽く言われたくらいでした。
 大人になって、母にその話をしたら「あなたが壊したって、わかってたわよ」と言われて。全部わかっていて兄を怒ったんだなと、しみじみ思いました。

『ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』

■4月7〜29日
東京・日生劇場

■5月5〜7日
愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

■5月12〜16日
大阪・オリックス劇場

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