『相棒』に寺脇康文を起用の舞台ウラ、水谷豊が尊重される現場で起こっていた“系列局への不義理”

水谷豊と寺脇康文

 人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の新シリーズがいよいよ10月からスタートする。水谷豊演じる杉下右京の5代目“相棒”は初代相棒だった寺脇康文が務めると発表された。

 前シリーズで7年間相棒を務めた反町隆史が卒業するやいなや、次はいったい誰になるのかと予想が始まった。候補として名前が上がったのは中村倫也、山崎育三郎、尾上松也、松坂桃李、向井理、稲垣吾郎、松下洸平、松田龍平……。名前が挙がったのはイケメン人気俳優たちで、誰がなっても納得できる。また男性とは限らないということで、仲間由紀恵や松嶋菜々子と予想する者も。

水谷豊と反町隆史

情報解禁後に届いた“リリース”

 結局、週刊誌を中心としたマスコミは手を尽くして、突き止めようとしたが情報を得ることができないまま、突然の発表となった。グループ会社であるテレビ朝日系列局も今回の発表について寝耳に水だったようで、

「ドラマの出演者ですから、普通は情報解禁日が決まっていても発表前に各番組にリリースが届いて、“何日の何時以降解禁です”と指示されるもの。■しかし、今回リリースが届いたのはすでに情報が“世に出た後”でした。系列局は北海道から沖縄まで24の放送局がありますが、徹底した情報コントロールを行っていましたね」(テレビ朝日系列局プロデューサー)

 その理由はなぜか。

水谷豊の意見が尊重される『相棒』の現場

「■地方局の情報番組は週刊誌の記者などがコメンテーターとして出ていることも多く、ディレクターなどを通じて情報が漏れてしまい、情報解禁前に報じられることを嫌ったのでしょう。同じテレビ朝日系列の局員がマスコミに情報を流してしまうことを危惧していたと聞きます」(同・テレビ朝日系列局プロデューサー)

 テレビ朝日サイドが情報漏洩を心配したのだろう。それにしても“次の相棒が誰になる”ということで、なぜこんなに極秘にしなければならなかったのだろうか。

「寺脇さんが復帰するという大きな話題になること間違いなしの情報を、先にどこかのメディアにすっぱ抜かれることは絶対に避けたかったのでしょう。これまでの“次期相棒”とはまた違うインパクトを持っていますから。■『相棒』の現場は水谷さんの意見もかなり尊重されるので、彼の意向もあったのではないでしょうか」(民放テレビ局プロデューサー)

 寺脇が演じる亀山薫はシリーズが始まる前の“プレシーズン”だった2000年のから2008年まで、124話にわたって右京の相棒を務めた。彼が特命係を離れることになったきっかけは、不正が蔓延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国)に移住したことだった。スポーツ紙記者は気になる新シーズンのストーリー展開についてこのように話す。

「■亀山薫が“特命係”に復帰するかどうかは台本があがるギリギリまで未定とのことでした。初回放送で明かされるまで、マスコミには亀山について“復帰”や“復活”といった言葉を使わずに『相棒に帰還』といった表現にするようにと釘を刺されましたね」

 亀山は相棒を辞め日本を出るときに、同時に警察官も辞職しているので帰国してもそのままでは右京のバディにはなれない。それとも、警察官ではない身分で“相棒”となるのか──。

 寺脇の帰還で次シリーズへの期待はいや増しになったのではないだろうか。

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