平手友梨奈『六本木クラス』でハマり役! 女優として、先のことは「自分でもわからない」

平手友梨奈 撮影/伊藤和幸

「オファーをいただいたときは、驚きとプレッシャーしかなかったです。『梨泰院(イテウォン)クラス』は見ていたので、イソ役となる麻宮葵役が私でいいのかな、と。ずっと迷っている状態ではありました」

■自身と役はほとんどが似ていない

 韓国のケーブルテレビ局(JTBC)で放送され、大ヒットした『梨泰院クラス』。放送直後の'20年春にNetflixで配信が始まると『愛の不時着』とともに世界が熱狂。その日本版としてスタートした『六本木クラス』。

 強要された土下座を拒否して高校退学に。父親をひき殺された怒りの拳によって少年刑務所へ……。主人公・宮部新(竹内涼真)が復讐を誓ったのは、最大手外食チェーン“長屋ホールディングス”の会長・長屋茂(香川照之)&その息子・龍河(早乙女太一)。亡き父に教わった“揺るぎない信念”と仲間だけを信じ、巨大権力に挑んでいく……。

平手友梨奈 撮影/伊藤和幸

 平手友梨奈が演じているのは、麻宮葵。IQ162の人気インフルエンサーだが、ソシオパス(反社会性パーソナリティー障害)。

 すべてが投げやりで、夢中になれるものがなかった。しかし新との偶然の出会いを重ねる中でその信念に触れ、恋心を抱くとともに、自らの人生を新に賭けると決める……!

「■葵は全体のストーリーを通して、どこか応援したくなるような、可愛い女の子だと思うので。同時に、最初からできあがった状態でないといけないと思いました。

 撮影に入る前、監督やプロデューサーと話し合いを重ねる中で、葵というキャラクターや作品への思いが間違っていないことがわかってきて、それはひとつの救いになりました」

 SNSでは“ハマり役”の声が吹き荒れている葵役だが、

■「自分自身とはほとんどが似ていないですね。お芝居の活動だけじゃなく、いろんなジャンルをやらせていただいているんですけど、全部にプレッシャーを感じてしまう人間なので」

先のことは自分でもわからない

 腹の中で舌を出しながら謝り、その場を切り抜けるというやり方もある。しかし“頭が固い”と言われるほどに信念を貫き通す新。男性として、どう思う?

平手友梨奈 撮影/伊藤和幸

■「私は、素敵だなと思いますね。人それぞれによってとらえ方はあると思うんですけど、すべてにYESと答えるよりは、“ここだけは譲れない”というものが人間としてあったらそれはすごく素敵だし、カッコいいなと思いますね。男性だけじゃなく、女性を含めて」

 先月、21歳を迎えている。ドラマ『ドラゴン桜』『風の向こうへ駆け抜けろ』、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、そして本作と女優としての飛躍は目覚ましい。改めて目指している像を尋ねると、

「先のことは自分でもわからないので。とりあえず今は葵という役、そして『六本木クラス』という作品に向き合うだけかなと思っています。

 復讐や恋愛の要素ももちろんありますが、私は青春もあると思っていて。本当にキャラクターのひとりひとりが強くて、面白くて、魅力的です」

■バイトしてみたい!

 新の夢は、自分が叶えさせる──。決意を胸に葵が向かったのは、新が開いた居酒屋“二代目みやべ”。しかし、先にアルバイトとして採用が決まった友人・龍二(鈴鹿央士)の姿が。この弱小店で、葵も働くことができるのか?

■「新の成功のために頑張る。そんなけなげな葵は、やっぱり素敵だと思います」

 14歳でオーディションに合格し、芸能界入りをした平手。アルバイト経験は当然ないが、“こんなバイトをしてみたかった”と思うものを聞くと、

■「バイトは今でも全然、やってみたい気持ちはあります。じゃあ“何をやりたいのか?”と聞かれると、どんなバイトがあるのか詳しくわかっていないので、答えられないんですけど……。でもバイトはやってみたいです」

■『六本木クラス』
毎週木曜夜9時〜(テレビ朝日系)放送中

『六本木クラス』毎週木曜夜9時〜(テレビ朝日系)放送中

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