水卜麻美アナ、日テレの「引き止め作戦」むなしく“フリー転身”が早まった理由

水卜麻美アナ

『24時間テレビ』(日本テレビ系)の目玉である『チャリティーマラソン』の4人目、最後に発表されたランナーが水卜麻美アナだったのには驚いた。

 まさか、局アナが、それも当該番組の総合司会を務め、番組進行中にスタジオを抜け出してフルマラソンを完走させるというのだから、前代未聞なのは言うまでもない。

 昨今、女子アナのフリー転身が増加する中で、入社10年目に入った水トアナも“フリー転身”をささやかれることが多くなった。ほかの女子アナたちとは一線を画したキャラクターで好感度調査では常に上位にランキングされ、人気も絶大なだけに局としては欠かせぬ人材だ。いかなる手をうっても独立だけは避けたいだろう。

■"タレント以上”の扱いで

 そんな彼女をつなぎとめるのに打って出た策が“マラソンランナー”という大役だった。自分がどれだけ会社に必要とされているか、大事にされているかを明確に感じ取ることで、会社への忠誠心や仕事の意欲も増すものだ。

■「朝の情報番組の司会も務め、ほかにもレギュラー番組をいくつか抱えている彼女に、マラソンをさせるということは、仕事の合間をぬって練習を積まなければならず、過酷な労働を強いるものでした。しかし、ランナー 4人のうち唯一、当日まで名前を発表せず、最後まで引っ張ったことによって特別感が増しました。

■ つまり、見方によっては局アナに対してタレント以上の扱いをしたことになります。彼女がそれをどう受け取ったかはわかりませんが、局としてはそれを示したかったのだと思います」(テレビ局関係者)

 本人がどこまで考えていたかは分からないが、オファーを快諾したのだ。

『24時間テレビ』直後に放送された『行列のできる法律相談所』に出演した際には、

■「(オファーは)想像もしたことなかったんですけど、食い気味に『ハイ』と返事した。その後、メンバーを聞いて『タスキをつなぎたい』と思いました」

 と語った水卜アナ。

 彼女の性格を考えると、自分が選ばれたことが本当に嬉しかったのだろう。きっと自分を選んでくれた局にただ感謝しているようにもみえる。こうなると独立はなさそうにも思えるが、今回のマラソンが逆の効果を生んだ可能性を示唆する向きもある。

■「ただでさえ人気のある水トアナでしたが、看板番組の総合司会を務め、その上マラソンも完走。翌日のレギュラー番組も欠席しないというスーパーウーマンぶりを見せつけました。これで彼女の“価値”は急激に上昇したと見られます。

■ 日テレにとっては皮肉な話ですが、この『24時間』を機に本気で獲得に乗り出す事務所が出てくるのは間違いないでしょう」(同・芸能プロ関係者)

 “引き留め策”が裏目に出てフリー転身が早まることになるかもしれない。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌などで取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

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