フィフィ、2019年を振り返り「芸能界が変わらなきゃいけない時期に差し掛かった」

フィフィ

 2019年も残すところ僅か。そこで、今年世間を騒がせたさまざまな芸能・社会ニュースのなかから、フィフィがとくに印象深かったものを選出! いろいろと物申していきます!

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 まずは元号が令和に変わったことは触れないといけませんよね。私は昭和・平成・令和と日本で過ごさせていただいているので、感慨深いものを感じると同時に、妙に老けたような感じもしました。だって3時代ですよ!?

 で、今年を振り返ってまず印象的だったのは、新年早々(1月5日)行われた、ZOZO前澤友作さんによる“総額1億円のお年玉”企画。前澤さんのツイッターアカウントをフォローし、リツイートした方のなかから、100名に100万円をプレゼントするというものでした。

 前澤さんは『今年の顔』といってもいいんじゃないかなって思うくらい、いろいろ話題になりましたよね。恋人だった剛力彩芽さんとのデートで豪遊したり、経営してきたZOZOをヤフーに4000億円で売却し、YouTubeで「1000億円を通帳記帳してみた」といった動画をあげてみたかと思えば、12月25日には地元・千葉の館山市に20億円ふるさと納税をされたり……。■ド派手な金遣いの一方で、ふるさと納税については良いお金の使い方をされているなと尊敬しました。今年彼には本当に“いろいろなお金の使い方を見せてもらったな”と思います!

■■薬物・結婚・闇営業……話題にこと欠かさない芸能界

 芸能界を振り返ってみると、数々の薬物問題がありましたね。

 コカインを所持・使用していたとして3月に麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧さんにはじまり、5月には元KAT‐TUNの田口淳之介さん・小嶺麗奈さん、そして11月に合成麻薬MDMAを含む粉末を所持していたとして沢尻エリカさんも。

 薬物が芸能界に蔓延しているというイメージをもたれてしまうような事件が続いたことは衝撃でした。これだけの仕事をいただいていても、やっぱり薬物はやめられないんだなと痛感しましたね……。大河ドラマなんて、“実力があってももらえないようなお仕事”ですし。

 ■でもこうやって並べてみると……薬をやっていると聞いても特に驚きがない人ばっかり(笑)。沢尻さんに関しては、私が彼女が出演する作品で『新宿スワン』と『へルタースケルター』しか観ていないこともあり、たまたまブラックなイメージだったので、「作品を地で行っている方なんだなー」と思ってしまいました……(笑)。『1リットルの涙』とかを観ていたら、またイメージも違っていたはずです。

 ■この薬物ひとつをとってもそうですが、その人が出演している作品がどうなっちゃうんだろう……ということが問われていたのも印象的でした。■「作品に罪はない」というのがひとつのキーワードになってネットでも議論されていたように思います。

 6月には吉本の芸人さんを中心とする闇営業問題がありました。宮迫博之さんと田村亮さんが自らネットで行った記者会見の長さも印象的でしたし、それがスマホで視聴できる仕組みができていたので、終わるまでずっと視聴できるということも新しいと感じました。私は買い物に行った先でも見ていましたよ。こんな時代になったんだな……と。

 この件で考えさせられたのは、著名人と反社会的勢力との接点はいったいどこにあるかわからなくて怖いということでしたね。

 何かと話題になった『桜を見る会』でも、招待客のなかに、“マルチ商法”で行政指導を受けた『ジャパンライフ』の元会長も含まれていたという疑惑もありますし、お笑い芸人さんだけでなく、政府でさえも判断が難しいことなんだなと感じてしまいます。見た目だけでは判断できないケースも多いですし、「著名人がどのように人付き合いをしていいかわからなくなった」1年でもあるのではないでしょうか。

■ 私も闇営業の一件のあと、プライベートにバーベキューに行く事があって。帰り際に隣でバーベキューをやっていた“きっとこれは仲のいいファミリーだろうな”と思われる人たちに「フィフィさん写真撮ってください」って言われたんですけど、泣く泣く断ってしまうということもありました……。

 闇営業のウラで芸人さんたちにとっておめでたい話もありましたよね! 南海キャンディーズ・山里亮太さんが蒼井優さんと結婚されたことにはじまり、11月にオードリー・若林正恭さん、12月にバカリズムさんといった■いわゆる“陰キャ”とされている方たちが続々と結婚していくのを見て、勇気をもらった人も多いはず! 同時に、「全然陰キャじゃねーじゃん!」ってツッコミたくもなりましたけど。

■「ぺこぱを応援してほしい!」そのワケ

 年末にかけては、お笑いのコンペティションのようなものがいろいろと出てくるなかで、『M‐1グランプリ』がまた注目されて。

 もちろん優勝した『ミルクボーイ』も新鮮なネタだったなと思うけど、私が推したいのは『ぺこぱ』! 

 ノリつっこまない芸風で、誰も傷つけないという新しい漫才に挑戦していて、すごく聞きやすくて面白かったです。■何より私、フィフィも所属しているサンミュージック所属なんですよ。今年移籍してきたばっかりでここまで登ってきたので、サンミュージック期待の星なんです(笑)。年末に出てきたばかりだけど、あのホストみたいな動きとか子どもたちが真似するんだろうなと思っています。ウチの事務所の稼ぎ頭になるかもしれないのでみなさんも応援してください!

 今年のニュースを駆け足で見てきましたが、総括して最も印象的だったのは、嵐ですね。まさに嵐を巻き起こしましたね。1月に、'20年末をもってグループの活動を休止するという発表をしてからの彼らの動きは本当にすごくて、毎日見ない日はないくらい、いろんなところで目にしました。■そのなかでも印象的だったのは、ジャニーさんもお亡くなりになったなかで、新しいジャニーズ事務所のプロモーション、アプローチとしてSNSが解禁されたことです。新時代に入ったという、その象徴だと思いました。

 また嵐は来年1年間、Netflixでドキュメンタリーをやるそうで。

 これがすごくて、28ヶ国語に翻訳されて、190ヶ国に発信されるそうです。嵐ってデビュー時に“世界中に嵐を巻き起こす”って宣言していましたけど、その名の通り、来年は190ヶ国に嵐旋風を巻き起こしてくれるんじゃないかなと注目しています。また同時に、ネット配信がこれだけ盛んになるなかで、ほかのメディアはどう影響されるのかという点も注目しています。

■ 芸能人がYouTubeに進出したりといったことは普通な世の中ではありますが、来年は、この嵐の流れから、テレビで活躍している芸能人がもっとネットでも活動しはじめるんじゃないかな。実際、いろんな事務所がネット参入を狙っているので。それもある意味、多様化の現われなのかなと思います。

〈構成・文/岸沙織〉

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