ユーチューバー石橋貴明、視聴者が期待する「媚びない」時代逆行の“攻め”姿勢

石橋貴明

 1990年代から数多くの冠番組を持ってきた“大御所”『とんねるず』の石橋貴明が、6月18日にユーチューバーデビューした。

「18日深夜に放送された■『おぎやはぎ』のラジオに“乱入”した石橋さんは、ウェブ展開について自身の現状を“戦力外通告”と自虐しながら、かねてから親交のあったディレクターのマッコイ斉藤さんのすすめでユーチューブやツイッターを始めたと語りました。そのなかで“この1年やってみて、ダメならまぁ引退”と芸能界からの引退も視野に入れていることを明かしました」(スポーツ紙記者)

 バラエティー番組の黄金期といえる1980年代から1990年代にかけて活躍した石橋だが、ここ最近はかつての勢いが感じられない。

「今年4月に石橋さん1人での冠番組が打ち切られたこともあって、ここ数年はさまざまなメディアで■“石橋は終わった”という論調で報じられてきました。そのなかでまさかのユーチューバーデビュー。現状が現状なのでどうなるかと思いましたが、■初投稿の動画は公開から1週間で200万回を超える再生数を記録し、幸先のいいスタートを切りました」(同・スポーツ紙記者)

 チャンネル登録者数も、1週間で約41万人超え。投稿動画はユーチューブ内でトレンド入りするなど、スタートは上々といえる。

 テレビで終わったと評された石橋が、なぜユーチューブでたちまち話題を集めたのか。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう分析する。

「石橋さんは芸歴40周年を迎えたベテラン。芸能界でこれほどのキャリアを持つ人の、ユーチューブへの本格参戦はあまり例がありません。さらに、■告知のために出演したおぎやはぎさんのラジオ番組での引退発言も話題になりました。普段、ユーチューブを見ていないような、とんねるず世代の40代〜60代に見られたことも大きいと思います」

■視聴者に媚びない石橋貴明

 14分間にわたる1本目の動画には、作り手側にしかわからないこんな“仕掛け”もあるそうだ。

「■ユーチューバーの多くはカメラ目線で視聴者に向けて話しかけますが、石橋さんはカメラではなくディレクターに向かって語りかけています。さらに石橋さんの動画は“暇だからディレクターにやらされている”というスタンス。まったく視聴者に媚びない姿勢が、ほかのユーチューバーと比較して目新しいですね」(制作会社ディレクター)

 確かに、2本目にアップされた動画も内容としては、彼が野球観戦をしながら好きなように話しているだけにも見える。

「視聴者に媚びない姿勢を続けるにはそれだけの知識や舞台度胸、なにより見る人を引き寄せる話術が必要です。石橋さんはそのすべてを兼ね備えているので結果が出たんでしょうね」(同・制作会社ディレクター)

 大御所として初めて活躍の場をネットに移すのか、はたまた人気を取り戻して、テレビに戻ってくるのか……。石橋の挑戦は始まったばかり。

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