長澤まさみは20年、松田聖子は40年、デビューから活躍する「アニバーサリー芸能人」

左上から時計回りに長澤まさみ、松田聖子、綾瀬はるか、田原俊彦、近藤真彦、草刈正雄

 ■生存競争の厳しい芸能界で名を成して今年、デビューから節目を迎える芸能人たちがめじろ押し。

 若大将こと加山雄三はじめ橋幸夫、三田佳子が60周年を迎えた。50周年は草刈正雄、吉田拓郎、高橋惠子。高橋は節目の女優人生を「ラッキーな50年でした」と振り返った。

 40周年は松田聖子を筆頭に田原俊彦、近藤真彦ら一時代を築いた人気アイドルがそろう。30周年の福山雅治、武田真治、篠原涼子、20周年の綾瀬はるか、長澤まさみらの活躍ぶりは説明不要。20周年記念ツアーを控えた倖田來未は「自分には音楽しかない。ファンがいてくれたから」と語る。

 デビューから長きにわたってエンタメ界を盛り上げているメジャーな顔ぶれを秘蔵ショットとともにお祝い!

■60th year
1960年デビュー

■“還暦”若大将!
加山雄三

加山雄三。デビューから2年、'62年に撮影

 ■映画『若大将』シリーズで人気を博し愛称に。湘南育ち、慶應ボーイの経歴も注目された。歌手として『お嫁においで』『海その愛』などヒット曲多数。音楽活動に意欲的に取り組む

■“好事魔多し”経験
三田佳子

三田佳子。NHKプロデューサーと結婚した'74年に撮影

 映画、テレビ、舞台と幅広く活躍。ドラマ『外科医 有森冴子』シリーズや大河ドラマに主演し、高額納税者の常連に■。息子の不祥事でバッシングを受けたが、最近は老齢な役で新境地も

■元祖“御三家”
橋幸夫

橋幸夫。日本レコード大賞曲『子連れ狼』発売の'71年に撮影

 中学2年より作曲家の遠藤実に師事。16歳のときに『潮来笠』でデビュー。■舟木一夫、西郷輝彦とともに“御三家”として人気に。吉永小百合とのデュエット曲『いつでも夢を』がヒット

■50th year
1970年デビュー

■モデル出身俳優の草分け
草刈正雄

草刈正雄。資生堂専属モデルとして人気を集めていた'72年撮影

 資生堂CM『MG5』でデビュー。■モデルからイケメン俳優として人気を博す。近年は、大河ドラマや朝ドラでの味のある脇役が好評。3年前には初めて写真集を発売し話題に

■'70年フォークの象徴
吉田拓郎

 学生時代からシンガー・ソングライターとして活動し、『イメージの詩』でデビュー。『結婚しようよ』『旅の宿』などがヒット。■'70年代のフォークソング全盛期を牽引した

■“関根”から“高橋”が転機に
高橋惠子

高橋惠子。『太陽にほえろ!』などに出演していた'74年に撮影

 半世紀にわたる女優人生を振り返ってもらった。

「■スカウトされて3年やってもダメだったら(故郷・北海道に)戻ろうと思っていたので、こんなに長く続けられるとは思いませんでした。人に恵まれ、作品に恵まれ、ラッキーな50年だったと思います」
 
 15歳のときに主演映画『高校生ブルース』でデビューし、妊娠する女子高生を体当たりで演じ注目された。人気女優として活躍するなか27歳で結婚。関根恵子から高橋惠子に名前が変わり転機になったという。

「■関根時代は、大胆に脱ぐ女優、恋多き女といったレッテルを貼られ作られたイメージでしたが、高橋になってからは自分らしく仕事ができるようになりました」
 
 42歳から舞台にもフィールドを広げ、読売演劇大賞などを受賞。12月には舞台『オリエント急行殺人事件』の出演が控えている。今後は、女優だけでなく新たなことに挑戦したいと、■17歳のときに多忙で断念したフランス語の勉強を始めた。

「70歳までに話せるようになって、以前から思っていた日本の文化を海外に伝える活動をしたいです。■103歳まで生きる予定なので、死ぬまで好奇心を持って、ワクワクしたいと思います」

“人生100年時代”の女優となる。

■40th year
1980年デビュー

■姉と比肩する歌唱力
岩崎良美

岩崎良美。日本レコード大賞新人賞受賞('80年撮影)

 姉・宏美の背中を追って歌手を目指し『赤と黒』でデビュー。■アニメ主題歌『タッチ』が大ヒットし現在でもカラオケソングの人気曲に。ミュージカルやナレーションでも活躍中

■“永遠のアイドル”です!
松田聖子

松田聖子。パフェを食べながらの取材で('80年撮影)

 『裸足の季節』で歌手デビューし、一躍トップアイドルとして大活躍。■『赤いスイートピー』などヒット曲も多く“聖子ちゃんヘア”が大流行し、公私にわたり話題を提供。ディナーショーは大人気

■不惑の“トシちゃん”
田原俊彦

田原俊彦。大磯ロングビーチでのショット('81年撮影)

 デビュー曲『哀愁でいと』がヒットし、■主演ドラマ『教師びんびん物語』が人気に。会見での“ビッグ発言”が物議を引き起こした。ジャニーズを離れてからは、地道なライブ活動を続けている

■レーサーとしても活動
近藤真彦

近藤真彦。ドラマ『金八先生』出演当時のマッチ('80年撮影)

 ■マッチの愛称とやんちゃなキャラクターでトシちゃんと人気を二分。『スニーカーぶる〜す』で歌手デビューし『愚か者』『ミッドナイト・シャッフル』がヒット。20代からレーサーのキャリアも

■父子3世代俳優
佐藤浩市

佐藤浩市。デビュー作ドラマ『続・続事件』の現場にて('80年撮影)

 父で名優の三國連太郎(故人)と同じ道に。■父との確執が伝えられたが映画『人間の約束』『美味しんぼ』で父子共演。映像にこだわり映画、テレビが中心。息子の寛一郎も俳優

この人たちも同期
柏原芳恵、萬田久子、美木良介、川上麻衣子、松村雄基、陣内孝則

■30th year
1990年デビュー

■結婚で“ましゃロス”現象
福山雅治

 シンガー・ソングライターでデビューも、当初は俳優での知名度が先行。『桜坂』のヒットで人気が加速、不動に。■5年前の結婚発表では“ましゃロス”といわれた社会現象も

■アイドルから女優に転身
篠原涼子

篠原涼子。『恋しさとせつなさと心強さと』がヒットした'94年撮影

 ■東京パフォーマンスドールのメンバーとしてデビュー。歌手活動と並行の女優業にシフトチェンジ。舞台、映画のほか『アンフェア』『ハケンの品格』などの人気ドラマに主演。市村正親と結婚し、2児の母に

■フェミ男が筋肉俳優に
武田真治

武田真治。デビュー前の初々しい1枚(JUNON1990年2月号より)

■「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ翌年にデビューし、中性的なフェミ男ブームの火つけ役に。筋肉体操の番組出演がきっかけで、筋肉俳優のイメージが定着。7月に結婚した

■20th year
2000年デビュー

■人気女優は私生活も注目の的
綾瀬はるか

綾瀬はるか。受賞発表の場では泣き顔も('00年撮影)

■「第25回ホリプロタレントスカウトキャラバン」審査員特別賞を受賞し、デビュー。大河ドラマ『八重の桜』はじめドラマや映画で多くの作品に主演。結婚報道があったばかりだが本人は否定

■硬軟自在の演技巧者
勝地涼

勝地涼。映画『亡国のイージス』初日舞台挨拶('05年撮影)

 ドラマ『千晶、もう一度笑って』でデビュー。映画『亡国のイージス』の工作員役で注目される。■朝ドラ『あまちゃん』の“前髪クネ男”が評判に。コメディーからシリアスまで幅広い役柄をこなす。2年前に前田敦子と結婚

■喜ぶ家族の姿が原動力
倖田來未 

倖田來未。デビュー曲『TAKEBACK』ジャケット写真

 20周年記念のアリーナツアーを控えている倖田。自身を振り返って、「あっという間の20年。驚きと喜びでいっぱいです。■自分には音楽しかない。自分の音楽に支えられてきたというファンのみなさんがいてくれたからこそ、続けることができました」
 
 9年前に結婚、子どもを授かり家庭との両立に迷った時期も。

「家庭に入るか、アーティストとして続けていくかという分岐点に立たされたとき、■旦那さんに“倖田來未は倖田來未としていてほしい”“好きなことをやればいい”と言ってくれたので、お互い仕事と家庭を両立させながら、倖田來未を続けられることができていると思います。大変なところはたくさんありますが、コンサートや歌っている姿を子どもが喜んでくれているし、仕事で忙しくても“行かないで!”と引き留められることもなく、“ライブ”と言うと手を振って送り出してくれる。■私が倖田來未として輝いていることを喜んでくれている家族を見て、私も、ちょっとつらいな、しんどいなって思うときも頑張れます」
 
 今後については「未来に向けて新しい形でやっていかなければいけないと思うので、常に成長、経験、失敗をしながらも歩き続けていきたいと思います」

■“シンデレラ”さらに飛躍中
長澤まさみ

長澤まさみ。12歳でグランプリを受賞('00年撮影)

■「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリに輝き、デビュー。映画、ドラマ、舞台、CMで活躍し、最新作の主演映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』も大ヒット

この人たちも同期
氷川きよし、AI、戸田恵梨香、田中圭、山田優、辻希美

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