石原さとみは無公表、松田聖子は実名顔出し、芸能人と結婚する「一般人」の線引き

「一般男性」と結婚を発表した、石原さとみ

 電撃的に結婚を発表した女優の石原さとみ。かつては山下智久や動画配信サイトSHOWROOM社長の前田裕二氏などとの交際報道もあったが、選んだのは“一般”の会社員男性だった。石原が発表した直筆コメントにも、

「かねてよりお付き合いさせて頂いています一般男性の方と結婚する運びとなりました」

 と綴られていた。

■一般人なのに名前も顔も公にした
松田聖子の旦那

 このような場面でよく見かける、「一般男性」「一般女性」という表現、“一般”とはいったいどのあたりを指すのだろうか。ある週刊誌記者は、こう説明する。

「■公人と私人という区分けがまずあります。厳密には公人とは公務員や議員など、公職につく立場のことを指します。大臣らが靖国神社に参拝する際に、公人としてか私人としてかという部分が注目されますよね。それに加えて、『みなし公人』とか『準公人』という言い方をすることもありますが、その人が社会的な立場や影響力があったり、名前や顔を出してのメディア活動を行っていたりする場合、公人扱いとなる場合がありますね。■芸能人やスポーツ選手、実業家などは公人として実名などで報道されるケースが多いです。『一般男性』や『一般女性』という表現は、いわゆる有名人ではないという意味ですね」

 では「会社員の男性」とせず、あえて「一般男性」という表現を用いるのはなぜだろうか。

「そこは、今回の石原さんのコメントにも書かれていますが、基本的にその人が用いた表現に準ずるということになりますね」

 この「一般」という表現について、あるテレビ関係者も、

■「“一般”という、ある意味広い言葉を使い、特定の業種を明かさないことで、女優さんなどにとっては、その人のイメージを崩さないようにする目的もあると思います。つまり、映画やドラマなどで、旦那さんの顔や職業を思い出さず、その女優さんの演技に集中できたり、プライベートと女優業の線引きをするということです」

 とはいえ、過去には一般人なのに実名で報道された珍しいケースもある。

■「'98年の松田聖子さんの2度目の結婚相手は、娘の沙也加が通っていた歯科医でしたが、なぜか実名で報道され、結婚式ではその素顔も公開されています。“ビビビ婚”として話題になりましたが2年半で離婚し、今となっては実名報道に後悔しているのではないでしょうか」(前出・記者)

 石原さとみのように、お相手を「一般人です」としていれば、メディア側も深く追求することなく、プライバシーを守ることができるということだ。

■新川優愛のパターンも

 逆に「一般女性」と結婚を発表した、男性芸能人の場合は、一般人としつつも、元モデルだったり、元タレントというパターンも少なくない。

■「谷原章介や伊藤英明の奥さんは元タレント、田村淳の奥さんは元モデルですよね。また、国分太一は元テレビ局員、二宮和也は元アナウンサーです。でもみんな、結婚した時はすでに“引退”しているため、“一般人”として結婚を発表しています」(テレビ局関係者)

 これらは、元有名人のため、名前が公になる場合もあるが、完全な一般人なのに、お相手の職業のみが表に出た例もある。前出の関係者が言う。

■「たとえば新川優愛さんは、ロケバスドライバーとの結婚を発表しました。ロケバスドライバーは、有名人か一般人かでいったら完全に“一般人”ですよね。だけど、これは公開したことで、かえって新川さんはいいイメージにつながりました。こんなふうに、一般人であることを、上手に活かすというパターンもあったりします」

 松田聖子の2度目の結婚時と現在では、大きく時代が変わり、一般人と結婚しても公にしない傾向にあるが、“一般人”か“公人”かの線引きが、より曖昧になってきている。

「人気ユーチューバーは芸能人ではないけれど有名人ではある。事務所に所属したり会社を興していない場合には“一般人”でもあります。SNSのインフルエンサーなどもそうですが、どこまでが“一般”なのかは、ますます分からなくなってくるかもしれませんね」(前出・関係者)

 気になる石原さとみのお相手の「一般男性」も、名前や顔写真には配慮されるとしても、職業を暴かれる可能性はゼロではない。ともあれ、人気女優と「一般男性」の結婚は、世の男性を勇気づける明るいニュースとなった。

<取材・文/渋谷恭太郎>

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