瀬戸大也、妻“告白”の違和感と「忖度ある」報道姿勢ウラに6億円国際リーグの“打算”

瀬戸大也

■《彼は『これからはちゃんとするから』と謝ってくれましたが、あまりにショックが大きすぎて、何を言われても心に響かなかった》

■《彼が変わってしまったのは2019年末頃から》

 10月19日の『現代ビジネス』オンラインにて、瀬戸大也選手の妻で飛込競技元日本代表の優佳さんが“騒動”後初めてインタビューに応じた。

「瀬戸選手から浮気を告白された際には■“怒りと悲しみが同時に襲ってきた”“人生で初めて味わう感覚”と正直な胸の内を明かし、一方で“彼にはプレッシャーもあった”“心の内を聞いてあげられる余裕がなかった”と、夫をかばい、また自分の不甲斐なさを反省する完璧な内容でした。

 それにしても『新潮』報道から1か月も経たない内のインタビュー。言葉の端々には怒りも感じられましたが、本当に彼女は全てを受け入れていてのことだったのか」(スポーツ紙デスク)

 9月23日に『週刊新潮』のニュースサイト『デイリー新潮』が報じた瀬戸選手の不倫。優佳さんが仕事で留守の間に2人の娘を保育園の預け、航空会社勤務のCAとされる女性と、ホテルで約1時間半の密会。コトが終わると何食わぬ顔で娘たちを迎えに行った、というものだった。

 日本競泳界のエースで、東京五輪の金メダル候補だった、しかもイクメンとして知られた瀬戸選手の衝撃的な不倫。彼の所属事務所も事実関係を認めたことで、普段ならば各局のワイドショーがこぞって取り上げる“おいしいネタ”のハズが、“スルー”を決め込んだのだった。

■瀬戸選手は“電通案件”

 そんな中で唯一、キー局として取り上げたのがTBS。『グッとラック!』の“休憩4600円のラブホテル”と金額まで紹介する踏み込んだ内容に、立川志らくは《スポンサーは大変》と苦笑いしながら、

■《やったことはよくないけど、普通なら“しょうがねえな”“何やってんだ、こいつ”という程度のこと》と微妙なフォロー。

 一部を除いたスポーツ紙各紙も、足並みを揃えるように騒動を掲載することはなく、テレビ局同様の“忖度”が働いたのだろうか。

「■瀬戸選手が所属する事務所は『電通』のグループ会社。業界に多大な影響を持つだけに、しかも五輪アスリートならば、特にテレビや新聞などのマスメディアは扱いにくい案件でしょう。謝罪も済ませたことで、このまま話題をフェードアウトさせようという計算だったのでしょう」(芸能プロ関係者)

 しかし、これで終わりではなかった。翌週にCA女性以外の、さらなる女性との関係や夜遊びが報じられてしまったのだ。続々と出てくる醜聞に爽やかなスポーツマンイメージは失墜。ついには所属先の『ANA』、夫婦でCM出演していた『味の素』、さらに日本オリンピック協会の『シンボルアスリート』など、次々と契約解除された。

 これらの“事実”が発表されても、各マスメディアの姿勢は変わらないままだった。そんな中で10月3日、ニッポン放送『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』に出演した、ご意見番の和田アキ子は騒動に触れて、

■《なんだろう、嫌な言い方だけど、日本の金メダル1つ減ったもんね》と私見を展開。

 この時点で、瀬戸選手の五輪出場がなくなったわけではない。しかし、10月6日にはエントリーしていた日本短水路選手権(10月17日、18日)の欠場、合わせて競泳日本代表主将の辞退を日本水泳連盟(以下、日本水連)が承認したことが明らかにされた。

 スクープから3週間経った10月14日、ようやく報道が全面“解禁”となった。前日に日本水連が瀬戸選手の「年内活動停止処分」を正式に決めたからだ。これにより、公式大会や強化合宿への参加は厳しくなり、スポーツ振興基金助成金の推薦も停止される。

 同日の日本テレビ系『スッキリ!』では、競泳の先輩で五輪メダリストの松田丈志氏が出演して、反省を促しながらも■《来年の東京五輪で輝く姿を見せてほしい》とエールを送った。MCの近藤春菜は《ご家庭の話し合いの中のプライベートな問題》としつつ、やはり■《自覚をもっと持って》と夫婦を気遣った。

 フジテレビ系では『バイキングMORE』で司会を務める坂上忍が、相次ぐ女性問題を例にして《元に戻るのが大変なご時世ですから》としつつも、

■《ゼロから積み重ねていって、また応援してもらえるところには行ける人》と、不倫を叩くことはなく選手の復活を願った。

「主要スポーツ紙もこの日を機に、こぞって“女性問題”に触れて騒動を取り上げています。ところが、■テレビ朝日に至っては、いまだ朝昼晩のワイドショーや情報番組で1度も扱っていない。ここ数年は『世界水泳』などの放送を継続しているだけに、これはもう、忖度し続けるしかない(苦笑)」(前出・芸能プロ関係者)

■松本が苦言「忖度がある」

 そうした報道に対し、10月18日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウン松本人志がついに苦言を呈してみせた。

《最初、■あまりワイドショー扱わなかったでしょ。あれはずるいなと思いますよ。忖度があると思う。ずるいよね。処分が決まったら扱わざるを得ないからって、それまではワイドショーはぐずぐずしていましたよ。全然やらないんですよ》

 奇しくも同日は、瀬戸選手が欠場した日本短水路選手権の最終日。2冠を達成した萩野公介選手が■「また会ったときに恥ずかしくないレースができるように1日1日を準備していきたい」と、ライバルの瀬戸選手にエール。2016年のリオ五輪以降は不調に悩まされてきた金メダリストの復活を印象付ける日でもあった。

 そして10月19日、冒頭の優佳さんの告白を、番組トップで扱ったのは『ミヤネ屋』(日本テレビ系)。キャスターの宮根誠司は“気持ち”を汲み取るかのように、

《(五輪の延期は)瀬戸選手にとってはとんでもなく残念だろうし、金メダルをとって当たり前という感じが日本中にあって。■不安もある中で周囲の人たちはワーッと祭り上げて(瀬戸選手の気持ちは)グチャグチャになっちゃったんでしょうね》

 あくまでも五輪延期によって不倫劇に発展してしまった、とでも言いたげな持論を展開。

「確かに、五輪延期によって何かプッツリ切れたのも事実でしょうし、トップアスリートにしかわからない苦悩とプレッシャーがあったことも推察できます。でも、新潮によれば■CA女性とは2019年2月の時点で接触があったものとし、同年9月にも別の女性と関係を持ったとしています。さらに、優佳さんと結婚式を挙げた直後の2017年から銀座に繰り出していたとあります。つまりは五輪に関係なく、女性関係はずっと乱れていたのが実際なところかもしれません」(芸能リポーター)

 また優佳さんが、早々と“心の整理”をつけて、わざわざインタビューに応えたことにも理由がありそうだ。

「瀬戸選手は正式に処分を受けました。■“奥さんが許しているんだから、これ以上彼が責められることは何もない。騒動はもう終わり”と、収束させたい瀬戸サイドの思惑がが透けて見えます。今でも金メダル候補であることは変わらず、事務所としてもまだまだ稼いでもらわなくては困る存在。

 ですが、本来ならば奥さんではなく、彼自身が会見を開いて謝罪しなければいけない問題。もう、来年の東京五輪で金メダルをとって、結果で周囲を納得させることしかできなくなりましたね」(前出・芸能リポーター)

■6億円が動く国際リーグ

 一連の騒動を特集した10月20日のフジテレビ系『とくダネ!』で、小倉智昭がとある一件にも触れていた。

■《本当にメダルを期待できる瀬戸選手には、出してあげてほしかったなという気持ちはあります》

開幕した「ISL」公式HP上の『東京フロッグキングス』チームには今も瀬戸選手の名前が

 小倉が「出してあげたかった」と話すのは、賞金総額6億3767万円を争う競泳の国際リーグ(ISL)のこと。世界最高峰の大会に初参加するのが、萩野選手ら代表クラスの選手がチームを組んだ『東京フロッグキングス』。世界の強豪と戦うリーグ戦は10月16日から予選が始まり、11月21日、22日を決勝戦を予定している。

 チームの“顔”である北島康介GMは10月18日、瀬戸選手について聞かれると■「(ISLに)最後の最後まで連れて行く術を考えていた。■彼の水泳人生が終わったわけではない。また戦うことを願って、戻ってこられるような場所を作っておく、とは伝えました」

 と、本人とのやりとりを明かし、復帰した際には変わらずチームの主力として期待を寄せている。

「ISLの公式HP上では各国のチームが紹介されていますが、■『東京フロッグキングス』には今も“Daiya Seto”とメンバー登録されたまま。まさかとは思いますが、■事態を収束させて世間の反応を見計らって、11月の決勝リーグで“電撃復帰”、なんてことはさすがにないとは思いますが(苦笑)。なんせ莫大(ばくだい)なカネが動くリーグですからね。ちなみに、このISLはテレ朝のCSチャンネルで生中継されます」(広告代理店関係者)

 金メダルを期待されるようになった瀬戸選手の周囲では、本人の知らないところで大金も動いていたのか。

関連記事(外部サイト)