婚活男女が “一生懸命” お見合いしても、結婚できない2つの理由とリアルな欠点

「一生懸命に婚活をしているのに、なぜ結婚をできないんですか?」そう嘆く人がいます。婚活しても結婚できない理由は、大きく2つです。1つは、結婚したいと思う人に出会えていない。もう1つは、結婚したいと思っている人からは“交際終了”を出されてしまう。2021年、幕が開けしました。今年こそ、幸せな結婚を引き寄せるためにはどうしたらよいのかを、一緒に考えていきましょう(婚活ライター・仲人/鎌田れい)

婚活しても結婚できない理由は、大きく2つです(写真はイメージです)

■結婚したいと思える異性に出会えないケース

 幸恵さん(33歳、仮名)は、身長162センチのスレンダーな美人です。20代のときに一度結婚をしていますが、結婚2年目に離婚をしました。

 入会面談のときに、離婚理由をこんなふうに話してくれました。

■「元夫は、一つ年上で大学時代からお付き合いをしていました。私は女子大で、元夫は共学の私大に通っていました。ある学生イベントで出会い付き合うようになり、私が25歳のときに結婚をしました。ところが夫には、ずっとセフレがいたんです。会社の同期の女性でした」

 なぜ浮気がわかったかというと、あるとき夫のスーツをクリーニングに出そうとしたら、ホテルの領収書が出てきたから。それがビジネスホテルではなく、シティホテルのツインの部屋だったので怪しく思い、問い詰めたところ白状したそうです。

■「彼女、私たちの結婚式にも参加していたんですよ。ゾォ〜としました。結婚式のスナップ写真にも笑顔の彼女が写っていたので、あまりにもリアルで耐えられなくなりました」

 話し合いの結果、離婚。27歳のときでした。

「離婚したばかりのころは、“しばらくは一人の生活を楽しもう”と思っていたのですが、あっという間に30歳を超えて、33歳になってしまいました。周りを見わたしてみたら、“恋愛したい”“結婚したい”と思う対象者がいなくなっていたことに気づいたんです。急に焦りを覚えて、これは婚活するしかないな、って」

 幸恵さんは人目を引く美人だったので、登録すると驚くほどお申し込みがかかりました。ところが、申し込まれたお見合いはひとつも受けませんでした。そして、ご自身でお申し込みをかけるのは、身長が172センチ以上、年収は600万円以上で、年下か上でも35歳までという、とても狭い範囲で年齢を切っていました。

 そんな厳しい条件の中で、お見合いを30件近く申し込むと、なんとか3つは受諾されました。そして、3人の男性とお会いしたのですが、全て幸恵さんからお断りを入れました。

■「お写真と実物が、別人でした」

■「お話が弾まなかったし、視線がチラチラと動いて私の目を見ようとしませんでした」

■「上から目線で、終始マウントを取られました。ご自身の年収が高いからといって、人を小馬鹿にしたような態度が、本当に不愉快でした」

 ご自身の結婚ですから、ご自身が納得のいく方を選ばなければ、結婚にまではたどり着けません。ただ理想を100パーセント満たす方が、この世に存在するのでしょうか?

 別れたご主人は、身長が180センチあって、モデルばりのハンサムのようでした。もしかしたらそこが選ぶ基準になっているのかもしれません。ですが、どんなに見た目が素敵でも、元夫は、浮気をする男性だったのです。

 そして、ご自身が年齢を重ねていることも、頭に入れておくべきでしょう。大学生のころは、同じ年代の男性が身の回りにたくさんいて、みなさんが独身です。たくさんの独身者の中には、恋人がいない、見た目が素敵で、性格もいい人がいたことでしょう。ただその中から、素敵でコミュニケーション能力の高い人たちは、どんどん恋愛をし、結婚をしていくのです。20代のころと同じ理想を掲げていたら、永遠に結婚できません。

 これは男性の婚活者にもいえることです。ご自身が40代になり、50代になり、歳をどんどん重ねているのに、「子どもが欲しい」と言う希望は捨てず、出産可能な年齢の女性にばかりお申し込みをかけていきます。自分が年々、歳をとっていくことは棚上げして、お申し込みをかける女性の年齢は止まったままなのです。

■「結婚したいと思う人に出会えない」と思っている方は、ご自身が狙っているターゲットからは、選ばれていない。そこに気づいていない方が多いのです。ならば、ターゲットの年齢層を広げたり、見た目重視から中身重視へと選択基準を変えていったりした方が、結婚を引き寄せられると思いませんか?

■一生懸命に婚活しているのに、 “交際終了”を出されるケース

 昨年末、私の相談所の男性会員、義雄さん(39歳、仮名)が、交際に入って3か月経ったところで、英恵さん(32歳、仮名)に真剣交際を申し込みました。当然、受けてもらえると思っての申し出でしたが、英恵さんからは、“交際終了”が来てしまいました。

 ガックリと肩を落とした義雄さんは、私に言いました。

「僕は、入会のときに鎌田さんに言われたとおり、LINEも毎日入れたし、週に1度はデートに誘っていました。いつもそうですよ。時間とお金だけ使って、何度かデートをすると交際終了になる。こんなんじゃ、やりきれませんよ! も■う婚活にいくら使ったことか。女性はお付き合いがダメになっても、無駄にしたのは時間だけですよね。男は、時間とお金を無駄にするんです。男女平等の社会とかいわれているのに、本当に不公平ですよ」

 これと同じことを言う男性は、とても多いのです。以前、ある男性会員が、■「婚活ほど利益率の悪い投資はない」とボヤいたこともありました。

 義雄さんの言葉にもありますが、男女平等の社会のはずなのに、デート代を出すのは男性です。中には、割り勘や女子割(女性が少ない金額を出す)にしている男性もいるでしょう。しかし、女性はそういう男性に、“セコい”“ケチ”という烙印を押します。

 “男性がデート代を出したほうがカッコいい”という風潮がどうしても残っていますので、全額出してきた男性たちは、“交際終了”が来たときに、「費やした時間と使ったお金が、またパァだ」という気持ちになりますよね。

 ただ、こんなことを言う男性に、私はいつも言います。

■「どうして“交際終了”が来たのだと思いますか? それは、お相手の女性があなたを結婚相手として、考えられなかったからですよ」

 こう言うと、こう反論してくる男性が多いのです。

「相手の女性は、どのくらい真剣に結婚を考えて婚活しているんですかね。結婚したいから婚活をしているはずなのに、今までの女性たちに“本気で結婚したい”という思いを感じたことがないんです」

 そう言われたときに、今度はこう言います。

■「もしかしたらそれは、お相手がアナタだったからかもしれませんよ」

 毎日LINEをする。できれば週に1回は会う。それは関係を良好に進めていくための行動にしか過ぎないのです。2人の関係を作っていくために、最低限度やらなくてはいけないこと。その行動を起こしながら、相手の気持ちを手に入れていかなくてはいけないのです。

 それをみなさんが忘れています。1回目のデートはクリアー、2回目もクリアー! さて、次は、3回目だ。そう思っているときに容赦なくくる、“交際終了”。なぜなのか。それは、男性は、スケジュールどおりに交際を進めていても、そこに女性の気持ちが乗っていなかったからです。お相手の気持ちを手に入れることは、仕事やゲームをクリアしていくこととは違うのです。

 現に、義雄さんに関していえば、英恵さんの相談室から来たお断りの理由には、こんなことが書かれていました。

「お仕事もしっかりなさっているし、収入もしっかりおありで、義雄様は立派な方です。お食事のたびにご馳走してくださり、お土産もいただいて本当に優しくて誠実な男性なのは、わかったそうです。でも、彼女の気持ちがついていかなかったんです」

■ つまりこれは、平たく言えば、“結婚する条件は申し分ないし、お人柄もよい。でも、私は好きにならなかった”と、言うことですよね。

 結婚できるかできないかの一番のポイントは、“相手から好きになってもらえるかどうか”なのです。

 お見合いで仮交際に入っても、1度か2度の食事で交際が終了してしまう。仮交際はいい感じで進んでいたのに、真剣交際を申し込んだ途端に“交際終了”がきてしまう。

 そういう人たちは、自分の立てた交際計画を遂行することばかりに着目していて、相手の気持ちが今どこにあるのかを置き去りにしているのです。

 どうしたら相手から“好き”になってもらえる自分になれるのか。そこを考えながら交際を進めていくことを、忘れないでほしいなと思います。

 2021年は、始まったばかりです。今年こそ、幸せな結婚を手に入れてくださいね。

鎌田れい(かまた・れい)◎婚活ライター・仲人 雑誌や書籍などでライターとして活躍していた経験から、婚活事業に興味を持つ。生涯未婚率の低下と少子化の防止をテーマに、婚活ナビ・恋愛指南・結婚相談など幅広く活躍中。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。公式サイト『最短結婚ナビ』http://www.saitankekkon.jp/  

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