崎山つばさのルーツに安堵!?鳥越裕貴「すごく納得しました」【連載PERSON vol. 36】

崎山つばさのルーツに安堵!?鳥越裕貴「すごく納得しました」【連載PERSON vol. 36】

崎山つばさ、鳥越裕貴

人生に影響を与えたテレビ番組を軸に、出演作品の話題からその人のパーソナルな部分にも迫るインタビュー連載「PERSON〜人生を変えたテレビ番組」vol.36は、ドラマ『あいつが上手で下手が僕で』(日本テレビ、毎週水曜24:59〜/読売テレビ、毎週土曜24:58〜)に出演中の崎山つばささんと鳥越裕貴さんが登場します。

ミュージカル『刀剣乱舞』石切丸役で大ブレイクした崎山さん。2021年には、映画『クロガラス』シリーズの神崎黒斗、ドラマ『140字の恋』の粒谷脩平、舞台『TXT vol.2「ID」』の生徒会長・ジョーなど、数々の作品で主演を務めています。

一方、鳥越さんは、デビュー当時から舞台に立ち、俳優としての地位を確立。舞台『弱虫ペダル』やミュージカル『刀剣乱舞』、ドラマ『小山内三兄弟』シリーズなど代表作も多く、2022年1月には映画『文豪ストレイドッグス BEAST』中島敦役での出演が決定しています。

ドラマ『あいつが上手で下手が僕で』では、プライベートでも親交のある2人が漫才師役に挑戦! 鳴宮良(崎山)と蛇谷明日馬(鳥越)のコンビ「らふちゅーぶ」として、ドラマを盛り上げています。

漫才シーンでは、まるで長年コンビを組んでいる芸人のように「スムーズに撮影できた」と口を揃える崎山さんと鳥越さん。そんな自然体でほっこりする崎山さんと鳥越さんのやりとりに癒されてください!

――影響を受けたテレビ番組を教えてください。

崎山:(偶然にも)前にこの話をしたよね。

鳥越:そうそう。『めちゃ×2イケてるッ!』『水10!』とか、僕らが小中学生のときに、トガッていた番組が好きでしたね。

崎山:分かるなぁ。

鳥越:『めちゃイケ』は、極楽とんぼの加藤(浩次)さんの「爆烈お父さん」が印象に残っています。

崎山:僕は『志村けんのバカ殿様』が好きだったなぁ。

――今、よくご覧になっているテレビ番組は?

崎山:毎週録画しているのは『有吉の壁』ですね。意外とスベッているのも好きです(笑)。それぞれ皆さん笑いの取り方が違うじゃないですか。それが面白いところだし、(鳴宮をやる上でも)勉強になります。

鳥越:『相席食堂』と『きらきらアフロ』は絶対に見ていますね。『相席食堂』に関しては、千鳥(ノブ、大悟)さんのツッコミがめちゃくちゃ面白いし、『きらきらアフロ』は、笑福亭鶴瓶さんと松嶋尚美さんが、息子さん・娘さんの話や、墓参りの話といった日常のことを面白く話すのがすごいなと思っています。

――配信系の番組はご覧になりますか?

崎山:(動画サービスで)過去の賞レースが配信されているじゃないですか。昔はDVDを借りないといけなかったけど、今は自宅はもちろん、移動中とか気軽に見られるのでいいなと思います。『あいつが上手で下手が僕で』で鳴宮を演じるにあたって、役作りの幅も広がるので、助かる部分ですね。

鳥越:TVerもよく見ますし、最近だと、Netflixで『アウターバンクス』を見ました。あとは『ペーパー・ハウス』のシーズン5が始まったので見ている最中です。

崎山:始まったんだ。ヤバっ!

鳥越:あれ、面白いよなー!

――影響を受けたエンタメ界の人はいますか?

鳥越:人ではないですが、吉本新喜劇ですかね。小さいときからずっと見ていたんですけど、(俳優としても)すごく役に立っていると思います。役者を始めたとき、先輩に「お前、もう一回『新喜劇』見直したら? あれに起承転結の全てが詰まっているから」って言われて、見直したことがあったんですよ。確かに、見せ方や起承転結の持っていきどころなど、勉強になりました。

崎山:僕はお父さんですかね。

鳥越:会ってみたい!

崎山:(笑)。面白さを前面に出すような人ではないんですけど、小さい頃から小ボケをする人で。

鳥越:じゃあ、(崎山さんのユニークさは)血なんやな。

崎山:そうかも。“小ボケをしているお父さんを見て、お母さんが笑っている”っていう光景を目の前で見ていたから、その影響を受けているのかなって思います。

鳥越:この話聞いてすごく納得しましたし、“良かった”と思いました。後付けで(崎山さんが)小ボケに走っているんやとしたら、“つーちゃんあえて頑張ってんのかな”って思うけど、それが血なのであれば、どんどん今の感じを育てていただきたい。すごくいい家庭が見えました。

崎山:(笑)。

――役者をする中で、今の軸となるような先輩俳優からのアドバイスを教えてください。

鳥越:若い時、舞台に出ていると、見にきてくれた人から「また鳥越裕貴やん!」って言われるようになったんですよ。先輩俳優の玉城裕規と飲みながら「俺、アカンのかな?」って話をしていたら「それすごいことじゃん。木村拓哉さんは“木村拓哉”として確立されているでしょ? 鳥越もそれで突き詰めていったら、成長した時、いろいろな引き出しが増えているはず。(将来的に)確固たる自分の中に、いろいろなものをミックスした面白い芝居ができるんじゃない?」って言われて。すごく楽になりました。

――いい先輩ですね。崎山さんはいかがですか?

崎山:うーん……ないですね。

鳥越:(ずっこけるリアクション)

崎山:(笑)。もちろん言ってもらえることはありがたいんですけど、何か言われたとしても“自分は自分だし”って思うかもしれないですね。

鳥越:ブレないのはすごいと思うなぁ。

――コロナもあり、表現の仕方も変わっていく中、仕事への向き合い方や思いなどに変化はありましたか?

鳥越:コロナになって、見えたことや考えさせられたこともすごくありましたね。それまでは“演劇命”でしたけど、コロナになって自分の人生を考えました。別に演劇だけではないやろうし、余生もあるやろうし、“自分の人生を楽しもう”と思いましたね。広い視野を持って“ここだけじゃない何か”を拾いながら生きていきたいなって。

崎山:僕もそうかもしれないですね。身辺整理じゃないけど、自分がどう生きるかをすごく考えさせられました。自分を取り巻く環境もそうですけど、より“崎山つばさ”というものを、考える時間が多かった気がします。地に足をつけて自分で歩いていかなきゃいけないなと思いました。

(撮影・取材・文:浜瀬将樹)

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