武田航平、話題のBL原作のドラマ出演に「いよいよ来たな!」木村達成とのラブシーン秘話も

武田航平、話題のBL原作のドラマ出演に「いよいよ来たな!」木村達成とのラブシーン秘話も

武田航平、木村達成

武田航平さんと木村達成さんが共演するドラマ『オールドファッションカップケーキ』が、FODにて6月13日(月)より配信開始されます。

原作は、佐岸左岸(さがん・さがん)さんによるBLコミックで、「ちるちるBLアワード2021BESTコミック部門」第1位、「このBLがやばい!2021年度」第2位を獲得した話題作です。40歳を目前に出世欲も結婚願望もないルーティンな日々に憂鬱さを感じている野末(39)と、そんな野末を入社時から尊敬し恋心を抱く優秀な部下・外川(29)による“純愛オフィスラブストーリー”。年の差10歳の2人が、「女の子ごっこ」と称したスイーツ巡りをきっかけに距離を縮める様子が丁寧に描かれています。

この度、野末役の武田さん、外川役の木村さんにインタビュー。話題のBLというジャンルへ挑むことへの意気込みや、ラブシーン撮影時の裏話などもお聞きしました。

――オファーを受けた際のお気持ち、また台本を読んでの印象を聞かせてください。

木村:お話をいただいた時はすごく嬉しかったのですが、台本に書かれている膨大な台詞量と、伝えなければいけないメッセージの多さに「大丈夫かな?」と心配になりました。僕は台本のすべてを頭に入れて撮影に挑むタイプなので、ボロボロになるまで必死に読み込みましたね。

武田:「いよいよ来たな!」と、喜びに胸が高鳴りました。俳優を長いことやらせていただいていますが、ここまで素の自分に近い、共感できる役は初めて。是非ハマり役にできたらと思いました。

武田航平、BL原作のドラマへの出演は「とても光栄」

――「いよいよ来たな!」というのは、BLが原作のドラマへの出演という意味でしょうか?

武田:そうですね。以前、少女マンガ原作ブームがあった時も出演している方を見て「いいな」と思っていたので、原作はBLでも普遍的なラブストーリーを描いている今回の作品に挑戦できる機会をいただき、とても光栄に思います。

――お二人は今作が初共演。お互いの第一印象を教えてください。

武田:達ちゃん(愛称)は、最初はクールなイケメンだという印象を持ったのですが、実はすごく明るい気さくな方。楽しく話している内に、自然と距離が縮まっていって……あれ、なんか結婚会見みたいになってきた(笑)。

木村:(大爆笑)。

武田:いつの間にか彼のことを……じゃなくて(笑)。すぐに打ち解けて仲良くなりました(笑)。

木村:(笑)。本当に笑いの絶えない現場でしたよね。最初の台本の読み合わせの時にも航平さんがボケて笑いを取っていて、「これから楽しくなるな」と思いました。

――原作は数々の賞を受賞し、多くのファンがいます。その実写ドラマに出演するプレッシャーはありましたか?

木村:う〜ん、あまりなかったかもしれません。もちろん撮影に入る際に緊張はしましたが、僕は「大きな壁はぶち壊せ」をモットーとしているので。今回の壁も当たってぶち壊そうと思いました。

武田:砕けないんだね(笑)。

木村:壁が高ければ高いほど燃えるタイプなんです。

武田:僕も特にプレッシャーは感じませんでした。先ほども言ったのですが、今注目されているジャンルであることに加え、同じ『仮面ライダー』シリーズに出演していた赤楚衛二くんや犬飼貴丈くんが(BL原作のドラマに)挑戦しているのを見て「僕もやりたい」と思っていたので。

――原作を読んで感じた印象も聞かせてください。

木村:曖昧かもしれませんが、サラサラ、キラキラした作品だという印象を持ちました。これまでBL作品をあまり読んだことがなかったのですが、男女の恋愛作品と何も変わらない。キャラクターたちの心情の変化が胸に突き刺さる、ステキな作品でした。

武田:先ほど達ちゃんが言ったように、恋愛に性別は関係ないということを感じました。嫉妬や「好き」という感情の溢れ方がとても丁寧に描かれていて、「僕もこういう経験をしたことがある」と共感するシーンがたくさんありました。

ラブシーン撮影秘話!木村達成の唇の柔らかさを堪能

――劇中には、お二人のキスシーンもあるとお聞きしました。撮影の際にこだわったことはありますか?

武田:僕はもう、達ちゃんに身をゆだねていました(笑)。かっこいいキスをしていただいて……ね?(木村さんを見る)

木村:恥ずかしい(笑)。長回しで2回撮ったのですが、最初のテイクはソフトにキレイなキスにしようと意識しました。しかし、監督から「もっと情熱的にやってほしい」とディレクションを受けたので、2回目はできる限り情熱的にやったつもりです(笑)。

武田:ソフトバージョンか情熱的バージョンか、どちらが使われるのか僕たちもまだ聞いていないんです。果たしてどちらが使われているのか……乞うご期待!(笑)。

――女性とのラブシーンとの違いを出そうとした部分や逆に違いを感じた部分はありましたか?

武田:いや、何も変わらないと思います。キスシーンでも「柔らかい唇だなあ」と思いましたし。

木村:恥ずかしいからやめてよ!(笑)。唇が柔らかいって、初めて言われました。

武田:これまでのラブシーンを思い返してみて、達ちゃんの唇は柔らかいランキングの上位に食い込むと思いました。

木村:嬉しいような嬉しくないような(笑)。結局何位なんですか?

武田:う〜ん、2位だね。

木村:1位が気になる……。愛犬のポメによくキスするって言ってたじゃないですか。

武田:ポメはね〜唇が固いんだよね(笑)。

木村:やった! 勝った!

――(笑)。そんな中で、「ここは是非見て欲しい」とオススメしたい“キュンシーン”はありますか?

木村:僕はつねにキュンキュンしてましたよ(笑)。人生において嫉妬する機会があまりなかったのですが、オフィスでのシーンで野末さんが同僚たちと楽しそうに話している姿を見て、どこか胸糞悪い感情を覚えて「これが嫉妬か!」と。新しい感情を知ることができ、貴重な経験させていただきました。

武田:確かに、キュンシーンは至る所に散りばめられています。その中で僕がオススメするのは、外川が「野末さん」と言いながら近づいてきた時の目線。その真っ直ぐ澄んだ目は、“隠れキュンポイント”だと思います。

――最後に、配信を楽しみにしている方に向けて見どころとメッセージをお願いします。

木村:外川は一歩間違えると非難されてしまうような台詞がたくさんあるので、一つひとつ責任感を持って大切に紡ぎました。野末さんに対する思いが真っ直ぐだからこそ発せられる言葉だと思うので、ぜひ注目して聞いてほしいです。

武田:男女問わず全世代の人が「こんな経験したな」「こんなことがあったらいいな」と共感してもらえるような、友情、恋愛、家族愛に通ずる日常が描かれています。1シーン、1シーンがステキなシーンと台詞になっているので、ぜひ全話、何度も見てください。

(取材・撮影・文:米田果織)

<あらすじ>
寝て、起きて、仕事をする――ルーティンな毎日、それだけを心地良い? と思い好きで選んでいる自分だったが、歳を取ってきて最近少し憂うつになる39歳アラフォーの野末(武田)。アラサー部下29歳の外川(木村)は、野末の部下で少し不愛想だけど信頼厚く仕事もできる。ひょんなことから、女子で賑わうパンケーキのお店に二人で行くことに。ここから、外川による野末のためのアンチエイジング大作戦が始まった。休日まで野末のために時間を割く外川に「なぜ?」が募っていく野末だが、健気に野末を喜ばせようとする外川。

外川には、入社前に忘れられない過去の思い出があり、野末を一方的に慕っていた。そして上司と部下の二人の関係は、いつしか純愛へと変わろうとしていた。

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