『サウナーマン』眞島秀和が明かすサウナ秘話「僕が出演しているドラマが流れて…」

『サウナーマン』眞島秀和が明かすサウナ秘話「僕が出演しているドラマが流れて…」

眞島秀和

眞島秀和さんが主演を務めるドラマ『サウナーマン〜汗か涙かわからない〜』(ABCテレビ、毎週日曜25:57 〜※関西ローカル、TSUTAYAプレミアムにて本編&オリジナルエピソード配信、TVerで見逃し配信あり)が、現在放送中。本作は、サウナを舞台にした全10話、30エピソードの短編集。眞島さん演じる10年間涙を流していない黒柳ヨシトモが、サウナで巻き起こる熱い人間模様を通じて、心を取り戻していく様を描きます。

今夏は、話題作『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』が公開中のほか、先日最終回を迎えた『偽装不倫』(日本テレビ系)、『サギデカ』(NHK総合)といったドラマに同時出演、さらには初のフォトブック「MH」も発売したばかりと、多忙を極める眞島さんに『サウナーマン』の撮影裏話やプライベートのサウナ秘話について聞きました。

――オファーが来た時のお気持ちは?

シュールなコメディが好きなので、これは楽しい役をいただいたなと思いました。

――ヨシトモは無表情ということで、演じる上での難しさもありそうです。

おもしろいキャラクターが次から次へと登場するので、笑いをこらえているのが大変でした。(山中)崇と森下(能幸)さんのアドリブをはじめ、笑ってしまってNGというのも結構ありましたし、そのやりとりに積極的に参加できないっていうモヤモヤもありましたね。

――毎回、キャラクターの濃い人物がサウナにやってきますもんね。

ゲスト出演する年下の役者さんをレギュラーキャストがどんどん乗せて、相乗効果でさらにおもしろくなればいいなというのを繰り返していました。かと思えば、六平(直政)さん、でんでんさん、(ブラザー)トムさんら先輩方は、最初からとんでもないところまで振り切っていらっしゃって、さすがだなと思いました (笑)。

――どのような撮影現場でしたか?

実際にこんなサウナがあっても不思議じゃないと思える素敵なセット。しかも、外側からスタッフさんに見られていると、舞台をやっているような感覚になるんです。一つひとつのエピソードが短い分、僕らは通してできるように撮影に臨んでいるので、なおさら短編の舞台を何本もやるような感覚がありました。

――市井昌秀監督の印象的だった演出は?

市井監督は、とにかく“間”にこだわる方なんです。“間”は難しいけど、演者がみんな前のめりにこの作品をおもしろがっていたので、楽しかったですね。笑いに対する着地点は、みんなが近いところを見ていたので、やりやすかったんじゃないかなと。

――裸でいることで、体力を消耗したということですが。

人間は、裸でいると疲れるんですよ……あとは、汗に見えるように全身にベビーオイルを塗っていたので、あまり皮膚呼吸ができなかったのかな(笑)。撮影の2週間は、(オイルで)ベタベタの体で過ごしていました。

――登場キャラクターが、男性ばかりというのも珍しいですよね。

唯一、サウナのスタッフ役のよもぎ(手島実優)さんがいらっしゃった時には、演者含めて「オアシスが現れた!」という感じがすごかったです(笑)。特に市井監督が、今までにない表情をしていました。やっぱり女性がいると、現場が華やかになりますね。

――TSUTAYA店頭などにタオル一枚姿の等身大パネルが展示されています。裸のパネルって、すごいなぁと思いました(笑)。

僕もすごいなぁと思いますよ、「なんだこれ」って(笑)。でも、どんな形であれ、『サウナーマン』に興味を持ってもらえるきっかけになればいいなと思います。とはいえ放送後、他に使い道がないですよね?(笑)。

――ほしい方はたくさんいらっしゃると思いますよ。

たしかに、視聴者プレゼントするのはありかもしれないですね。実は僕も、過去に一度だけ等身大パネルをもらおうと思ったことがあるんです。でも、よくよく考えたら「いらないな」って(笑)。

――ご実家に送るのはいかがですか?

実家に帰ったら、自分の裸のパネルがあるって、ちょっと……。でも、親父に聞いてみますね。「いる」って言い出したらどうしよう(笑)。

――眞島さんもサウナによく行かれるそうですが、どんな時に行きたくなりますか?

単純にリフレッシュしたい時に行きます。一日の終わりに「今日は行こうかな」という感じで、毎回同じスーパー銭湯へ。

――人目は気にならないですか?

そのスーパー銭湯では、本当に気づかれないんです。つい最近も、サウナの中にテレビがあって、僕が出演しているドラマが流れていて。まったく興味を示していない人もいれば、テレビを見ながらブツブツ話している人もいて、おもしろいなと思いながらオンエアを見ていました。

――サウナで眞島さんとドラマを見るというのは、ファンからすればすごく贅沢な空間ですね。

最初は「これ、次のシーンに俺出てくるわ」と思って、ちょっと大げさに「暑いなぁ」って(顔をしかめる)やってみたりもしたけど、どうやら誰もこちらを見ていないなと(笑)。そこに気づいて、顔をスッと戻しました。せっかくサウナに入ってくつろいでいるのに、別の感情が入ってきてしまうのは申し訳ないなと思って顔を変えてみたけど、必要なかったですね(笑)。

――(笑)。眞島さんは今、連ドラ、映画と大活躍中ですが、ブレイクしているという実感はありますか?

ブレイクっていうのは、(田中)圭とか(中村)倫也みたいなことを言うんですよ(笑)。僕は今までと変わらず、地道にやっているだけです。

――いやいやいや。初めてのフォトブック「MH」も発売されて、ファンの方との握手会もありました。

そういうイベントに、「ちゃんと人が来てくれるのかな」とかは気になるようになりました。変化といえば、そんなところかな。この年齢で写真集を出させていただくというのも考えてもみなかったことなので、出版社の方にも「やめたほうがいいですよ」って散々言ったんですよ。写真集の目標は、赤字にならないこと。フタを開けて赤字だったら、気まずいなと思う反面、「だから言ったじゃん」と思いますけどね(笑)。

――では、役者として今後の青写真は描いていらっしゃいますか?

いやぁ、本当に何もないんです(笑)。仕事がなくならないように、これからも変わらず頑張っていくだけですね。

(写真・文:勝浦阿津希)

ヘアメイク:遠山美和子(THYMON Inc.)
スタイリスト:momo
衣装提供:suzuki takayuki

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