小澤征悦、ヒロイン塚地武雅から「ほれないでね」とクギ!?『パパがも一度恋をした』

小澤征悦、ヒロイン塚地武雅から「ほれないでね」とクギ!?『パパがも一度恋をした』

小澤征悦が主演、塚地武雅がヒロインに!?

小澤征悦が主演、塚地武雅(ドランクドラゴン)が“ヒロイン”を務めるオトナの土ドラ『パパがも一度恋をした』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23:40〜)が、2月1日からスタートする。

「オトナの土ドラ」24作目にして初のコメディ作品となる本ドラマは「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された阿部潤による同名コミックが原作。妻が亡くなって以来、ショックで3年間引きこもり中の山下吾郎(小澤)の前に現れた不審な中年男が実は吾郎を心配するあまり、けなげにもおっさんの姿になって生まれ変わってきてくれた妻・多恵子(本上まなみ)の姿だったという奇想天外なストーリーが魅力のラブコメホームドラマ。塚地は“おっさん多恵子”役で、キャリア初のヒロインを演じる。

オンエアを前に、同ドラマについてや役どころについて小澤に話を伺った。

――この作品についての感想を教えてください。

今までのオトナの土ドラにはないテイストで、原作や台本も拝見して僕はとてもこの世界観が好きだと思いました。現場に入る前は期待と不安も入り混じりましたが、良い意味での高揚感みたいなものはあり、今、吾郎をやっていてとても楽しいです。実際に動いてみると足りないところが見えてきて、それを現場で、どんどん肉付けしていっています。本当に現場での想像力と爆発力というのが求められる作品だと感じていますし、そういう意味ではカロリーとしては結構高いかもしれないです(笑)。原作も読ませていただきまして、先日、現場に先生がいらっしゃったときにどうしてこの作品が生まれたのかというお話をさせていただいたんです。すると先生がすごく恥ずかしそうに“実は自分が妻のことを愛しすぎていて……”と。大好きな妻がそのお父さん(義父)と入れ替わったら、自分はどういうリアクションをとるんだろうという想像がきっかけでこの作品が生まれたらしく、面白いなあと思いました。

――現場の雰囲気はいかがですか?

とても良いです。見てハッピーになる作品ですし、現場の雰囲気もチーム力が高まって団結力はあると思います。現場では自分にできることがあればという気持ちでいます。

――現場でも率先して共演者の皆さんに話をされたり、ムード作りをされています。

トモ役の福本莉子さんにも「俺の言うことって9割以上冗談だから、真面目に聞かないでね」って公言しています。でも俺の見た目は話さずにいると“ちょっと怖い”と思われてしまいがちなので、それぐらいでちょうどいいかもしれません(笑)。俺も楽しいし、周りも楽しいと思っていただけたら、それはいいことなのではないかなと思っています。

――山下吾郎のイメージをどう捉えていますか?

基本的にはとても真面目な男だなぁと。ものすごく妻を愛していて、根がまじめだからこそ、愛する人を失って引きこもってしまう。引きこもっていた3年間にも自分にルーティンワークを課していますし、その真面目さが、また不器用さにもつながっているような気がします。

――おっさん多恵子を演じている、塚地武雅さんの印象は?

当たり前ですが、とても演技が上手でセンスが良いです。どんなアドリブをやっても返してきてくださるし、お互いに言葉では言わないですが、いい空気感が生まれてますし、安心してやれています。今回、自分の中のテーマとして「真面目にバカをやること」を意識していて、塚地さんは笑いのプロですから僕は胸を借りるつもりでやらせてもらっています。

――おっさん多恵子は可愛らしい!?

とても可愛いですよ(笑)。吾郎が姿の変わった妻を愛することができるのか? ということが重要になる作品なので、そういった意味での非日常が日常に見えてくる瞬間と言うものを僕たちは作っていこうと思っています。先日、塚地さんとのとあるシーンの撮影でふたりして涙が止まらなくなってしまったことがあって。その時に塚地さんから「ほれないでくださいよ」とクギをさされたこともあります。もしかしたら僕自身、この役を通じて、ちょっとした魔法にかかっているのかもしれません(笑)。ほかにも、塚地さんを抱きしめるシーンもあり、塚地さんは意外に筋肉質で、これは戦ったら勝てないな……と思いました(笑)。この作品は見て下さった方々一人ひとりのものだと思っているんです。おっさん多恵子が女性として見えてくる視聴者側の想像力を、うまくこちら側が引き出せたらいいなと思いながら演じさせていただいています。

――塚地さんとのやりとりは皆さん楽しみにしていると思います。

ちゃんと成立するよう頑張らないとですね。相手にとって不足は無いので胸を借りるつもりでやりたいと思います。お互いに体を張って汗をかいて今やっているので、そういう様を見てくださったら面白いのではないかと思っています。

――ドラマのテーマでもある、「人は見た目か中身か」。このドラマと接したことでご自身が考えたこと、感じたことはありますか?

僕は中身だと思っています、これは嘘でも何でもなく。もちろん最初は見た目も込みで人は恋をしますが、同じ見た目でも人の好みは分かれる訳で、最終的に心が通い合えるのかということになるから、中身が大事だと言うのは分かりきっています。でも今回の場合は振り切っていて、相手がおっさん多恵子だから面白いんです。本当はとても深くて真面目なテーマではあります。

――視聴者の皆様にメッセージをお願いいたします。

吾郎の“真面目さ”をキーワードに、硬さなどイメージを膨らませてやっているつもりです。だからこそ崩れると面白いですし、モノローグでも変なことを言ってますが、とても顔は真面目だったり、役者としてはどこまでも真摯に真面目にやることが、結果コメディに繋がるのではと思います。自分の人生に対して真面目にやっている男が端から見たら滑稽に見える。今回は山下吾郎と言う役を通じて、俺はピエロになれたら面白いのかなと思います。この作品はご家族や自分の近くにいる人がもしいなくなってしまったら……、違う人になって戻ってきたら……どんな感じがするんだろう。そういうことを考えて見ていただけたらうれしいですね。コメディなので、土曜の夜にひと笑いしていただき、日曜に楽しいことをしようって前向きな気持ちになっていただけたらさらにうれしいです! 笑って泣けてまた笑える、そんな“パパ恋”を目指します。

<第1話あらすじ>
ある日、吾郎とトモ(福本莉子)2人の前に、“多恵子”だと名乗る全裸のおっさんが現れる。ンな訳あるか! と認めない吾郎とトモだったが、吾郎の父・タロスケ(麿赤兒)が「多恵子さんが生き返ったんじゃ!」と騒ぎ出す始末に。

そんな中、多恵子の父・十郎(山田明郷)が吾郎の家にやってくる。この3年、ろくに働きもせず、家事もトモ任せの吾郎に堪忍袋の緒が切れたのだった。「あと一週間以内に再就職して見せろ。さもなければトモはうちで引き取る!」。元プロレスラーの十郎は強引にトモと吾郎を引き離してしまう! トモまで失うわけにはいかない、と従兄弟のトカレフ(塚本高史)を巻き込んで就職活動を始める吾郎だったが、そんな吾郎をおっさんが付け回していて……。

人は大切なものを失ったとき、どうやって立ち上がるのか。最愛の妻を失い、絶望したひとりの男が再び立ち上がるまでの世にも奇妙な“奇跡”の物語、開幕!

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