まるでジブリの世界!?“草屋根”が評価された建築家・藤森照信に密着『情熱大陸』

まるでジブリの世界!?“草屋根”が評価された建築家・藤森照信に密着『情熱大陸』

藤森照信

6月21日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00〜)は、建築家の藤森照信に密着する。

建築家としては遅咲きの45歳でデビューし、建築と自然との共存を意識した斬新かつどこか懐かしい空間造形を手掛けてきた藤森。まるでジブリの世界を連想させる「ラ コリーナ近江八幡」の草屋根が評価され、「自然の素材や植物をどう現代建築に生かすか」というテーマの追求を続けている。

その建築作品は、どの建築とも違うジャンルのものという意味で、「藤森建築」と称される。日本の近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残した後、建築家になった異色の経歴は、彼に独自の道を歩ませた。

その特徴の1つが、「草屋根」。藤森の説では、例えば「芝棟」と呼ばれる屋根の上に植物を植えた建築は、歴史を振り返ると大昔から人類の生活にあったもので、現在はほとんど失われてしまったが、百年ほど前には多く日本に残っていたそうだ。今も屋根に草や花を植える建築は日本とフランスに現存し、ユーラシア全体の北方の民が住んできた共通の家の形として残り続けているものではないかと考えられている。

そしてもう1つは、「茶室」。ある種の思想的なものを含んだ日本らしいこの小空間を、藤森は外国人でも愛でることができる我流の独創的な建築に仕立て上げる。

今回、番組では、ドイツ・デュッセルドルフ郊外にあるインゼル・ホンブロイッヒ美術館からオファーを受けてデザインを手掛けることになった茶室など、藤森が作業に取り掛かる様子を取材。

炭で覆われた外壁にするために、今や世界の建築界では藤森の代名詞とも言える「焼杉」という伝統技術を用いた素材にヨーロッパの人々が驚嘆するところ、また年間300万人超を集める大人気の施設となったラ コリーナ近江八幡で、新たな可動式建築「銅仮面」をつくる様子に迫った。

藤森にとっては、デザインするだけでなく、まず自ら動いて作ることが幸せのよう。「建築は皆で作り上げるのが楽しいし、何より自分でもやりたいが為に設計しているようなもの」と笑う藤森の姿が明らかになる。

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