釈由美子「夫は家事・育児を“やってやった感”が凄い」の反論に共感多数 男性たちからも意見

釈由美子「夫は家事・育児を“やってやった感”が凄い」の反論に共感多数 男性たちからも意見

釈由美子Instagramより

 釈由美子が18日放送の『ダウンタウンなう』(TBS系)で、「夫は家事・育児を“やってやった感”が凄い」と話した。

 2015年に実業家の男性と結婚し、2016年に第一子長男が誕生した釈由美子。ブログやInstagramでは育児関連の投稿が多い。

 番組ではまず、釈の夫から寄せられたという、釈の家事に対するクレームを紹介。その内容は「家事・育児を手伝うことが当たり前と思うな」というものであった。

<女優気質なのか、やってもらって当たり前。家事を手伝っても育児を手伝っても、当たり前と思っているのかお礼も言わない。やっぱり女優だからなと我慢してきましたが、この際言います>

しかし、夫のクレームを聞いた釈は「いやいやいや」と反論し、「女の人がやってもありがとうとは言われない」と不満を口にした。

<主人はすごくイクメンで、家事も手伝ってくれてありがたいんですけど>
<そこまで教えたというか……最初(子どもが)生まれた時は何もやってくれなくて、全部自分でやって……。でも、女の人がやっても「ありがとう」って言われないじゃないですか。なのに旦那さんがやると“やってやった感”をすごく出して、“「ありがとう」ないのかよ”みたいなのをされると、 “え、私いつもこれやってますけど? ”っていう……>

夫の「手伝う」感覚に違和感を感じる女性は多数

 釈由美子のこの発言に、ネット上では、「よくぞ言ってくれた」という妻からの賛同が相次いでいる。

<やって当たり前だろうが。手伝うとか、お礼だとかツッコミどころ満載!>
<手伝う!? 手伝ってってなに? 家事、育児は女の仕事で手伝って感謝されるん?>
<育児を手伝うって誰の子だよ>
<自分の家だろ?自分の子だろ?自分のことを自分でするのがなんで「手伝う」なの?>
<今の時代は、男女ともに育児もやる世の中でしょうに…>

 日本の夫は家事に消極的という数字も出ている。2018年には、リンナイ株式会社が世界5カ国の「共働き夫婦の家事事情」の調査結果を発表。日本(東京)・韓国(ソウル)・アメリカ(ニューヨーク)・ドイツ・デンマークの5カ国の約8割(平均79.4%)が「夫婦で家事を分担している」という結果だったが、日本でパートナーと家事分担をしていると答えた人は56.0%で5カ国の中で最下位。

 また、パートナーの家事に対する協力度を尋ねる質問でも、日本は男性79.9点(妻に対しての点数)・女性55.84点(夫に対しての点数)で男女差24.06点と、他国と比べ男女差が大きく、日本では共働きであっても家事・育児は妻の負担が多いという現実が窺える。なお、個人的な意識の問題だけではなく、長時間労働など社会全体の問題も深く関係しているだろう。

イクメン批判をする「イクメンオブザイヤー」

 しかし、主体的に家事や育児に取り組む男性ももちろんいる。こういった状況に問題意識を持ち、知名度の男性たちが積極的な発信を試みていることも明るい兆しだ。

 たとえば、今年の「イクメンオブザイヤー」に選ばれたアンガールズ・山根良顕は、授賞式後の取材で、<パパもママも一緒にやることなのに、パパだけが表彰されるとか「がんばってるね」とか言われるのはちょっとどうかと思ったんですけど、「パパがやるのも普通になってきている」が浸透していくことにちょっと参加できるのであれば……>と言及。

 昨年の「イクメンオブザイヤー」であるりゅうちぇるも同様だ。りゅうちぇるは「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)のインタビューで、<イクメンと呼ばれるのが苦手><だって僕がやることを女性がやっても誉められないから。ふたりとも親じゃないですか、だからやるべきことをやっている感じです>と、語っている。

 今月15日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)では、賀来賢人とヒロミが「男性は育児に少し関わっただけで“やったつもり”になっている」と内省し話し合う場面があった。放送されたのはこんな会話だ。

賀来:男って勝手にポイントで数えちゃうじゃないですか。バカだから(家事・育児を)やった気になっちゃうじゃないですか
ヒロミ:“これやったから今日はいい”みたいなね。1日子ども見たらみたら“当分これで俺、遊べるな”って思っちゃう。1日2日(妻を)休ませたってチャラにはならない。そんなレベルじゃないんですよ。向こうの大変さ加減は。

 釈由美子から夫への不満が多くの共感を呼んだように、またデータが示すように、家事や育児を自分ごととして捉えている男性はまだ多くはないのだろう。しかし、家事・育児は「手伝う」ものではなく、夫婦で協力して「やる」ものだという意識は、徐々に社会に浸透しつつある。「家事育児」は性別に基づいた仕事ではないと、気づく人は増えているはずだ。

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