アドリブが激しすぎる『おっさんずラブーin the skyー』、舞台裏の攻防は?

アドリブが激しすぎる『おっさんずラブーin the skyー』、舞台裏の攻防は?

『おっさんずラブーin the skyー』公式サイトより

 11月2日にスタートした土曜ナイトドラマ『おっさんずラブーin the skyー』(テレビ朝日系)。土曜の夜、23時15分〜という深夜帯ながら初回視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上々でした。

『おっさんずラブ』ファンのアツももちろん視聴。期待を上回る面白さに太鼓判を押しつつ、撮影現場の意外な話をお届けします。

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 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 やっぱり面白かったドラマ『おっさんずラブーin the skyー』(テレビ朝日系)の初回放送。皆さん、ご覧になりましたか?? 土曜の夜にこんなに思いっきり笑えるなんて、本当にありがとう!

  見終わった瞬間からWいつメンWたちとLINEのやりとりが始まり「期待を裏切らないにもホドがあるよね〜」、「はるたん絶好調」等とお祭り騒ぎ。夜中だけどお構いなしにプロデューサーにもLINEしちゃって、感動冷めやらずよ。ひとしきり感想を言い合った後にもう一度ゆっくり録画を見直してまたまた大笑い。山P好きでいつもなら美形しか目に入らない特異体質の(!?)美人記者・M先輩でさえ「見た見た。鋼太郎がめちゃくちゃ面白かったわ」といつになく大興奮。

 以前「秋クールのドラマはテレ朝の圧勝に違いない」と書いたけど、そのとおりになっちゃったわね。『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や『相棒 』、『時効警察はじめました』等も好調ですでに「一人勝ち」状態だったけど、最後の最後に始まった『おっさんずラブ』はまさに決定打。テレ朝サイドは相変わらず謙虚な姿勢を崩さないけど、内心は笑いが止まらない毎日なんじゃないかしら?

 やいのやいの言ってる最中『2019ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート』が発表され、「タピる」が入ったことから、誠に勝手ながらアツたちは『おっさんずラブ』を『OL』改め『ラブる』と略すことに。通じるような通じないような何だか微妙な感じだけど、仲間うちの略称なのでどうかお許しを。

 それにしても去年の『2018ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンに『おっさんずラブ』が入り、今年は『あな番(あなたの番です)』がノミネートされて、はるたん……じゃなかった田中圭さんったらどんだけ流行しちゃってるのよ〜。確かにアツも『あなたの番です』(日本テレビ系)にハマっちゃった1人だし、異論なんか全くないんだけど。田中圭、恐るべしよね!

放送前の不安を吹き飛ばす初回の勢い

 単発や連ドラ、今夏に公開された映画『劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』を経て、待ちに待ったシーズン2の舞台はタイトルにもあるように空。

 会社をリストラされてしまった春田(田中)は縁あってCAに転職。その職場であるW天空ピーチエアラインWで出会ったのが運命のお相手(!?)とも言えるスタイリッシュな黒澤機長(吉田鋼太郎)と、ベビーフェイスでモテモテの副操縦士・成瀬(千葉雄大)&ストイックで職人肌の整備士・四宮(戸次重幸)たち。

 うっかりはるたんに恋をしてしまった黒澤機長、女子にモテモテなのにはるたんに突然キスをかました成瀬副操縦士、料理上手でこっそりはるたんの似顔絵を描き続けていた四宮整備士の四角関係を中心に、くんずほぐれつ。大人のオトコたちの究極のラブストーリーが綴られているわけなの。オトコたちの四角関係に加えて、今回ははるたんを慕う広報職員の緋夏(佐津川愛美)とのラブもあって、一体はるたんが最終的に誰を選ぶのか、誰かと結ばれるのか誰とも結ばれないのか、とっても気がかりな展開なのよね。

 今や「底抜けに明るいピュアなダメ男」を演じさせたら右に出る者ナシの圭くんの演技は、完全に振り切っていて「アッパレ!」の言葉しか思い浮かばず。ツンデレ感満載のスゥイート男子・千葉くんも初回からはるたんにいきなりチューはするわ、網ドンはするわで目が離せず。仕事に誇りを持ちながらも女子力も高い料理上手な男を演じる戸次さんは余裕アリアリの演技で楽しませてくれるしね。

 それに何と言っても背筋がピンと伸びた華麗なウォーキング&ターンを見せてくれた鋼太郎さんの演技が秀逸で、何度も何度もリピっちゃったわよ。心の中で力の限り「愛しのはるた〜ん?」と叫んでいそうな切ない表情なんて、どっからどう見ても笑えるし、まるで鋼太郎さんの1人ミュージカルを見ているようで、夜中なのに踊りたくなっちゃったもの。

 放送前は、シーズン2にはレギュラーメンバーだった林遣都くんが出演しないと聞いて「大丈夫なのかしら?」と心配していたんだけど、とりあえずその辺りは杞憂に終わってひと安心よ。その代わり遣都くんのお姿は毎朝、連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)で堪能できるしね。ヨシとしましょ!

『おっさんずラブ』はアドリブ祭りがすごい

 で、その『ラブる』なんだけど、前評判も高かったからどこの社も「取材させて〜」と名乗りを上げてさぁ大変。そこは手厚いケアで有名なテレ朝宣伝部だから、男子4人の対談やクランクイン取材も快く引き受けてくださってありがたいわぁ。出演者の皆さんも圭くんはじめ皆さん売れっ子だから、そりゃあとんでもないハードスケジュールなんだけど、取材にもきちんと対応してくださって頭が下がるわ。本当にありがとうございます!

? ここまでしていただいちゃったらこっちだって命懸けで応援したくなるじゃない?? ということで、暑苦しいアツも前クールに続きガツガツ現場へとがぶり寄り。インタビューもしてきちゃったの。

 クランクインから我も我もと押し寄せた多くの取材陣。でもイヤな顔なんか一つもせずに迎え入れてくださった出演者の皆さん。撮影初日から圭くんと戸次さんのイチャイチャっぷりを見せつけられ、「何なの、この仲良しこよしは」とちょっとジェラシー。はるたんの甘え方があまりに自然で可愛いもんだから、女性記者たちなんか「あれ、いただき!」と仕事を放ったらかして心にメモメモ……。

 続いて雄大くんや鋼太郎さんも入っての撮影を見に行くと、もう皆さんアドリブ全開でスタッフも記者も笑いを堪えきれず。一応アツだって台本や現場で配られる割り本も読んでるんだけど、どこにも書かれていないセリフが突然、次から次へと飛び出すんだからビックリよ。特にベテランの鋼太郎さんのアドリブは日に日にグレードアップし激しくなっていくから、もう止まらない。でも圭くんも雄大くんも戸次さんも、鋼太郎さんの変幻自在のどんなアドリブにも瞬時に対応していくんだから、ホント恐れ入っちゃうわ。

 よく俳優さんは「泣かせる演技は誰でも意外とできるものなんだ。でも人を笑わせることは凄く難しいんだよ」って言うんだけど、ホントにそうだなと思うの。狙いすぎても興ざめしちゃうし、真面目にやってその上でくすりとさせることができるなんて、これはもう神業よね。でもこのチームはシレッとやってのけてるのよ。誰もがワンシーンワンシーン真剣にやって、それが笑いに繋がるんだもの。凄いわぁ。

 歩くスピード一つとっても、目線一つとっても、立ち止まる位置や振り返るタイミング等など、セリフのないシーンでも何度も何度もリハを重ねて作り上げていくの。圭くんなんかビンタをされたりコーヒーをぶっかけられたりと体を張るシーンも多いんだけど、その全力投球演技には惚れ惚れよ。撮影と知りながらもつい「はるたん、頑張って〜」と応援したくなっちゃったもん。

 セリフも多いしテンションアゲアゲの演技だし大変だろうなと思うんだけど、合間はムードメーカーの鋼太郎さんたちとワイワイ話し込んでるし、いつの間にゲーム談義に花が咲いて……。計算され尽くした卓越した演技と、ちょっと年齢のいった男子のわちゃわちゃ感がそのまま画面に映し出されているから、だから見ているこちらはお腹を抱えて笑えるんだろうなぁ。

 いつもは「男はいくつになってもモテたい生き物。女性に興味を持たれたいのよ。それは死ぬまで治らない」と豪語している鋼太郎さんが、『ラブる』ではすっかり「はるたん命」の恋する男に。凛々しい制服姿で渋く決めたあの表情も、一皮剥けばその素顔ははるたんにゾッコンな乙女以上の乙女。な〜んと言うことでしょう!

 まぁ鋼太郎さんは「撮影には何の違和感もないよ。新しいメンバーとももう何年も一緒にいるような感じで」と余裕のよっちゃん風を吹かせ、「圭くんや僕らが心の底から楽しんで演じている空気が伝わっているんじゃないかな。今回も僕のテーマはとにかくはるたんを一途に愛し抜いていこうと思っていて。もう誰にも渡したくないっ!」とマジ告白。

 そんなパイセンに圭くんは圧倒されつつも「はい、でも何が起きるか分からないのがこのドラマですから。でも鋼太郎さんに助けられて、まだいろいろ迷いながらも春田を演じている毎日」なんだとか。

 新メンバーの戸次さんが「鋼太郎さんに勝てる気はしませんが(笑)、僕なりに演じていこうと思います」と謙虚に語っているところに、鋼太郎さんが割って入って「戸次くんは私生活では奥さん大好きで家族愛に溢れているもんね」と先制攻撃を仕掛けたりも。そんなやりとりを聞いていてタジタジの雄大くんは、「僕は鋼太郎さんのアドリブにもまだ慣れてなくて、これから少しずつ現場に馴染んでいこうと思ってます」と照れちゃって。とはいえ、雄大くんだって劇中では謎めくツンデレ問題児を堂々と演じているんだから驚いちゃうけどね。

 はるたんを巡る大人の男、そして女たちの一風変わったラブストーリーなんだけど、笑いつつもテーマの根底にあるものはW人を想うことWの大切さ。鋼太郎さん曰く「大人のラブはきっと全てを寛容に受け止め受け入れ、束縛せずにいることかな。時に自分を犠牲にすることが必要なのも大人ならではなのかも」って。そんなセリフを、あの大人の男性の色気たっぷりのいい声でおっしゃるもんだから、アツは途中から気絶しちゃってたんだけど。

 さてさて、まだ始まったばかりの『おっさんずラブーin the skyー』。まずは難しいことなんか考えず、どっぷりと『ラブる』にハマってみるのはいかがかしら?? 抱腹絶倒間違いなしだし、一週間のしんどかったことを忘れさせてくれるこのドラマ。秋の夜長はタピりながら『おっさんずラブ』を見て、心身の疲れを取り去りましょ〜よ。アツの断トツお薦め作品です!

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