JO1落選組ORβITが吉本興業とトラブル 人気と才能があっても絶望的?

JO1落選組ORβITが吉本興業とトラブル 人気と才能があっても絶望的?

ORβIT公式Instagramより

 オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(TBS、GYAO!)発のグループ・JO1が初週売上32万7000枚(オリコン調べ)を記録し大成功をおさめる一方、派生ユニット・ORβITをめぐってトラブルが勃発しているという。

 「女性セブン」(小学館)2020年5月7日・14日号によれば、オーディション落選者によるユニット・ORβITが、オーディションの企画・運営を行っていた吉本興業に無許可で結成されたものであるため、吉本とORβIT側(元オーディションスタッフ)が揉めているという。

 同記事によれば、発端はスタッフによる“引き抜き”。番組で練習生のスケジュール管理や生活指導を担当していたスタッフがオーディションに参加していたメンバーを秘密裏に引き抜きグループをつくった。落選者の場合も芸能活動をする場合は制作サイドに相談する約束となっており、吉本へ筋を通さないかたちでのORβITの結成は重大なルール違反であるという。

ORβITとは?

 ORβITは、JO1に選ばれなかった安藤誠明、上原潤、大澤駿弥、キム・ヒチョン、キム・ユンドン、チョン・ヨンフン、宮島優心の7名で構成されたグループ。

 結成までの経緯はこうだ。2019年12月11日に『PRODUCE 101 JAPAN』が放送終了してJO1のメンバーが決まった約1カ月後、「ORBIT UNION」というYouTubeチャンネルが開設され、2月に入ってから1人ずつ参加メンバーが明かされていった。

 同月14日には全メンバーが公開されて『PRODUCE 101 JAPAN』落選者による7人組グループということが明らかになるも、出された情報だけではORβITがどの事務所に所属するグループなのかも分からず、JO1とどういった関係にあるのか謎に包まれていた。

 2月11日付「サイゾーウーマン」が所属事務所のLAPONEエンタテインメント(吉本興業とCJ ENMの合弁会社)に事実確認をしたところ、JO1側はいっさい関知していないグループということで、業界的な筋を通したグループなのか心配する声がファンから漏れていたが、やはりそういうことだったようだ(参照記事)。

ORβITはどうなる?

 『PRODUCE 101 JAPAN』は、韓国の人気オーディション番組『PRODUCE 101』(Mnet)シリーズの日本版として製作されたもの。

 『PRODUCE 101』シリーズでは、落選者によるグループがつくられることもあり、たとえばシーズン2では合格者によるユニット・Wanna Oneの派生ユニットとしてJBJというグループがつくられている。ただJBJもあくまで番組と関連したグループとして紐づけられており、JBJには『PRODUCE 101』を企画したCJ E&M(現在のCJ ENM)が関わっている。

 『PRODUCE 101 JAPAN』においても、4月11日に浦野秀太、佐野文哉、中川勝就、本田康祐のオーディション参加者4名がユニット結成を発表。彼らは吉本興業に所属して活動する。正式にデビューすれば4人がJO1メンバーと交流する様子がテレビ番組やSNSで発信されることもあるだろうが、ORβITにそれは望めない。ファンにとってこの上なく悲しいことである。

 ではORβITの活動は今後どうなるのだろうか? ORβITのメンバーは番組放送時からJO1に選ばれたメンバーに引けを取らない人気をもつ実力派揃いだ。だが、吉本興業とトラブルを抱えたままでは、音楽番組はおろか、地上派キー局のテレビ番組への出演そのものが難しいだろう。

 ライブハウスでの活動をメインにしたメンズ地下アイドルと活動していく可能性もあるが、新型コロナウイルスが蔓延する今、ライブハウスの営業がいつ再開できるかは見通せない。現状では、それも難しいだろう。

 才能があり、すでにファンもついている彼らが、周囲に振り回されこのまま飼い殺しになる状況だけはなんとか避けてほしいものだ。

関連記事(外部サイト)