嵐の松本潤と二宮和也もいじめ被害に遭っていた。いじめられた方は決して忘れない記憶

嵐の松本潤と二宮和也もいじめ被害に遭っていた。いじめられた方は決して忘れない記憶

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 お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、読売新聞の企画で子ども時代に受けた壮絶ないじめについて語り、話題になった。

 斉藤は小3の頃から背が小さいことを「理由」にいじめを受けるようになった。上履きを隠され、教科書を3階から落とされ、誘われて虫とりに行くと「お前が虫だ」と11人から袋叩きに遭った。給食をよそってもらえない、彫刻刀で背中を刺されるという時期もあった。クラスで1人だけ誕生会に呼ばれず、そのことを知った担任は斉藤にも原因があるかもしれないと判断。結果、斉藤はクラス全員から順番に文句を言われたという。

 卒業アルバムの写真撮影に「来るな」と言われた斉藤は、学校を休みがちになり、自殺も考えたそうだ。高校進学を機にいじめは終わった。斉藤は現在37歳だが、<いじめられた時のことは鮮明に覚えています。いじめた人を許すことはできません>という。

 昨年11月放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)でも、斉藤はかつていじめ被害に遭っていたことを明かし、自分をいじめた加害者のことを「全く許していないですからね。許す必要がない」と語っていた。斉藤は2017年12月に結婚を発表しているが、結婚式に参加したのは芸人仲間ばかりで、同級生は呼ばなかったという。

 今でこそ非常に明るいキャラクターの斉藤だが、凄惨な暴力を含むいじめを受けていた。そうした過去を持つ芸能人は、実はとても多くいる。10代から芸能活動をしていた嵐の松本潤と二宮和也も、子ども時代にいじめに遭っていたと明かしている。

 彼らがいじめ被害を語ったのは、今から14年も前、2006年12月放送の『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でのことだ。松本が受けたいじめは「ひたすら無視」で、いつも一緒に遊んでいた仲間から突然会話に呼ばれなくなるというものだった。

 「僕もいじめられてた人だから、いじめられる子の気持ちはわかる」という二宮は、「何やっても俺のせいになっちゃってね。物がなくなっても俺のせいになるし。色んな物がなくなった責任も全部俺のせいになってね」と振り返った。二宮が「リアクションをしない」ようにすると、二宮へのいじめはなくなったが、いじめの対象が別の子に移っただけだったといい、二宮は「(いじめは)俺の中で終わっていない。解決していない」と苦い思いが残っているようだった。

 指原莉乃や松坂桃李、藤田ニコルなども、いじめ被害の体験を明かしたことがある。多いのは仲間外れや陰口だ。指原は、福岡で過ごした中学時代に同級生から無視されるようになり、「学校に来ないで」と書かれた手紙を渡されて不登校になったという。勉強が遅れないように塾には通っていたというが、孤独な時期を憧れのアイドルに癒され、自身もアイドルを目指して上京した。

 松坂桃李は2012年10月放送の『情熱大陸』(TBS系)で、小学校時代に「名前が女の子みたい」であることをからいじめに遭い、机に落書きをされたり仲間外れにされたため、「クラス全員のことが嫌いだった」のだと振り返っていた。

 小学校6年生の時に『nicola』(新潮社)のモデルオーディションでグランプリに選ばれ、モデルとしてのキャリアをスタートさせた藤田ニコルも、中学時代は先輩や同級生からいじめを受け、不登校気味だったそうだ。いじめる側は、「目立つこと」もいじめの理由にして標的を定めるようなところがある。

 小栗旬の受けたいじめもひどいものだった。中学時代、クラスメイトからのいじめに遭っていた小栗。教室に戻ると小栗の机がなくなっていたり、かばんを水浸しにされたりということが続き、不登校に。卒業式にも出席しなかったという。

 こうした経験を明かすことで、彼らは現在進行形でいじめ被害にあっている子供や、いじめ体験を抱える人へ「一人で悩まないでほしい」とエールを送る。斉藤も、「誰かを頼ってほしい」と強調した。

 だがいじめをする側は、どれだけその加害者性を自覚しているのだろうか。いかに暴力的な言動をしているかさえ、理解していない場合もあるかもしれない。斉藤はインタビュー動画で、昔自分をいじめていた相手から「俺も家族ができたから、テレビとかで名前だけは出さないでほしい」と連絡があり、「人は変われるって簡単に言うけど(中略)俺は根本的に変われないと思う」と断言していた。せめて今、いじめの当事者になっている子供たちには、彼らのメッセージが届いて欲しい。

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