限界を決めずにどこまでも! 高井千帆・青山菜花のファンタスティックな挑戦!!

ももいろクローバーZや私立恵比寿中学を擁するスターダストプラネットに所属する、内藤るな・高井千帆・青山菜花・白浜あやの4人によるアイドルグループ「B.O.L.T」。12月15日(水)発売の3rd シングル『More Fantastic』は、BSテレ東 真夜中ドラマ『ごほうびごはん』のオープニング主題歌として放送中だ。

今年は初のライブツアー、2ndアルバムリリースと大きな躍進を見せた1年だったB.O.L.T。2021年を飾るにふさわしいシングルについて、ニュースクランチでは初のコンビとなる高井千帆・青山菜花に、新曲の見どころと、今年のトピックを振り返りつつ答えてもらいました!

■『More Fantastic』は語感も楽しめる作品

――12月15日(水)発売の3rdシングル『More Fantastic』、どのような楽曲に仕上がりましたか?

高井 あっという間に1曲聴き終わっちゃった!って思うくらい、疾走感がある曲ですね。テンポもリズム感もすごく弾んでて、また、すぐもう1回、もう1回って繰り返し聴いちゃいました。皆さんが思うB.O.L.Tらしさが詰まった楽曲だと思います!

青山 Fantasticは空想的とか素敵って意味があって、「世界がとろける魔法」で、空想でも楽しいってところが表現されています。でも、ラストに「これはね 夢じゃない 私が自分で決めたの」と、現実でもすごく楽しいことがあるんだよっていうことを教えてくれる歌にもなってて、その2つのバランスがすごく好きです!

――歌詞をちゃんと自分の中で咀嚼して歌ってらっしゃるなって感じました。作品をリリースする毎に、どんどん皆さんの表現力が進化していってるなと感じる反面、皆さんはそこまでたどり着くのに大変だったんじゃないかって思うんですが。

高井 そうですね、サビが「溢れ出す だす DANCE」とか、語感もすごく楽しめる作りになっていて、歌っていても気持ちいいんですけど、最初に聴いたときは「あれ? DANCEだっけ? CHANCEだっけ?」みたいな(笑)。でも、いつも楽しみながら歌ってますね!

▲新曲について語ってくれた2人

■メンバーの寸劇にも注目!

――MVもすごく可愛いですね!

高井 ありがとうございます! 今回は一人ひとりのコンセプトがしっかり決まっていて、私はケチャップなんですけど。

――赤色のとても素敵な衣装、良いですよね! 真ん中に英語で「KETCHUP」って書いてあって。

高井 私、最初に「これブランド名かな? かわいい!」って思って検索したら、あ、そっか!?って気づいて(笑)。

青山 (笑)。

高井 これまで私服をアレンジした衣装とかも着させていただいたこともあったので、そのパターンかなって(笑)。MVの世界観もトイ・ストーリーみたいな感じで、最初「人間になりたい!」って寸劇から始まるので、新しい一面を見ていただけるんじゃないかと思います!

青山 「手が生えてないから背中がかけない!」ってセリフがあったんですけど、「あ、そっか、調味料だから手が生えてないんだ!」って気づいて。

高井 え~!(笑) そこで気づいたの??

青山 (笑)。だから、ちゃんと演技できるように「私はチョコソース、私はチョコソース」って自分に言い聞かせて、チョコソースになりきれるように頑張りました!(笑)

高井 セットもすごく豪華で、細かい所や置かれている小道具とかも、とても凝って作っていただいたので、MVを見てくださる方はストップして注目していただけたらと思います!

――MVの撮影で思い出に残ってることなどはありますか?

高井 疾走感を表現するのに、ダンスもけっこう激しめな感じだったので、撮影時期はわりと涼しい時期だったんですけど、メンバーみんな大量の汗をかきながら撮ったのはとてもいい思い出ですね。

――それはライブで見られるのがとても楽しみですね! B.O.L.Tのライブはいつも広くステージを使ってる印象があるんですが、まさにこの曲はライブ映えしそうな曲だなと思いました。

青山 たしかに、ステージを広く使えそう!

高井 ね! メンバー4人全員で顔を見合わせながら回ったりするところとかもあって、私たちもそうだし、見に来ている皆さんも、とても楽しい気分になるんじゃないかなと思います。

■高井から青山へのツアーマウント!?

――今年の1番大きな出来事として、初のライブツアーがあったと思うんですけど、やってみてどうでしたか?

青山 私は人生初のツアーだったんです。これまではいつも、るなちゃん・ちいちゃんが過去のツアーの話をしているのを、憧れの目で見ている立場だったんですね。

高井 いつもツアーマウントを取ってました(笑)。「名古屋?  あ、矢場とんに久しぶりに行ける!」みたいな(笑)。

▲あやなのにツアーマウント(笑)を取っていた高井千帆

――あははは(笑)。

青山 だから、最初にツアーやるって聞いたときに、おいしいもの食べられる!って(笑)。あとは東京以外の方にB.O.L.Tを伝えられる!っていうのが、とてもうれしかったです。今までは名古屋から見に来ました!って方がいたりしたので、それぞれの地域から東京に来ていただいてた方に、お礼ができたんじゃないかなって。

――そうですよね、東京以外のB.O.L.Tファンの方もうれしかったでしょうね。マウントを取る立場だった高井さんはどうでしたか?(笑)

高井 (笑)。そうですね、ツアーって同じツアーでも本当に会場によって、公演によって違うのが魅力だなって思ってて、盛り上がり方にも特色が出るんですね。大阪はわかりやすくノッてくれる感じ、名古屋は全部包み込んでくれる感じ、みたいな感じで。今回のツアーの大阪公演で2ndアルバムに収録されてる『Catch The Rainbow』を初披露したんですけど、初披露とは思えないくらい盛り上がってくれて、タオルを回すフリがあるんですけど、タオルもってない人も弾けてくださって(笑)。すごくジーンとしました。

――ファンの方も待ち望んだツアーだったでしょうし、みんなで盛り上げてやろう!   みたいな感じだったのかもしれないですね。

青山 そうですね! ツアーの公演のなかで撮影タイムがあったのですが、ファンの皆さんがメンバーの可愛い瞬間をたくさん撮影してくれて。ハッシュタグを決めてSNSで拡散してください!って言ったら、皆さんがやってくださいました。実際にその盛り上がりを見た方が、ツアーファイナルに初めて見に来てくださったり、本当にファンの皆さんが盛り上げ方のコツを知ってらっしゃるな、って思ってうれしかったです。

■なののお気に入りは「エビ結び」

――ちなみに、青山さんが先ほど言ってたご飯系で印象に残ってる食事ってありますか?

青山 あ! 一番おいしかったのは、名古屋の、なんだっけ? あの、エビ結び?

▲天むすをエビ結び(笑)と言い間違えた青山菜花

高井 可愛い(笑)。天むすでしょ?

――(笑)。でも言いたいことはわかりました。

青山 そうです、天むす!(笑)。今まで食べたことなくて、(白浜)あやちゃんとおいしいねって、ライブ前にたくさん食べちゃいました。あと、その地方の方言とかも覚えました。「なんでやねん!」とかすごく使ったり。また違う所にツアーへ行けたら、いろいろなものを食べたいし、覚えたいなって思います!

高井 私は人生初ツアーのとき、すごく緊張していたんですけど、今回あやなの(白浜あや、青山菜花、2人の総称)ちゃんはすごく楽しんでて、とても頼もしかったですね。公演は2部制で、セットリスト的にも今までで一番ハードだったんじゃないかって思うんですけど、そんななかでも2人がすごく楽しんでて、私もるなちゃんも元気をもらいました!

――B.O.L.Tって、デビューしてわりとすぐにコロナ禍になったような印象があって、それだけにメンバー皆さんのツアーにかける意気込みも強かったんじゃないかって思うんですが。

高井 そうですね。さっき、あやなのちゃんは緊張が見えなかったって言ったんですが、初日は私がメンバーの中で一番緊張してたかもしれないです、あんなにマウント取ってたのに(笑)。でも、その緊張もB.O.L.Tのファンの皆さんの暖かいムードや、ライブを楽しもうっていう熱気に和らげてもらって、今回改めてファンの皆さんのありがたみを感じました。

青山 新作をリリースするタイミングで、初披露をオンラインじゃなくて皆さんの前で実現できたのは、とてもうれしかったです!

■ケーキを見て驚いて飛んじゃった青山菜花!?

――11月には「B.O.L.T ONE MAN LIVE」があって、2部では『More Fantastic』も初披露されましたね。

高井 はい、この曲も皆さんに生で初披露できてうれしかったです。

――しかも高井さんのラストティーンライブでしたもんね。

高井 3部制でやらせていただいたんですが、3部にしたい!ってお願いしたのも私で、企画もいろいろ考えさせていただきました。ステージセットとか「え? こんなところまで決めていいの?」ってところまで決めさせてもらって。

青山 そばで見てても「いろいろ頑張って決めてるな」って思って、すごいな! さすがだな!って思ってました。いつも誕生日を祝ってもらってるので、その倍以上、祝ってあげたいなって思ってました。

高井 ありがとう! でも、今年のツアーでなのちゃんの誕生日を祝ったとき、サプライズでケーキを出したときのリアクションは超えられないと思ったな~(笑)。驚きすぎて何メートルか飛んでましたから!

――すごい!(笑)

青山 いや、あれを超えるくらい祝えたんじゃないかと思います!(笑)

■2022年は限界を決めずに挑戦したい!

――最後になりますが、2021年もアルバムリリース、初のライブツアーを行ったりなど、B.O.L.Tとして精力的に活動されたと思うんですけど、2022年の目標などはありますか?

高井 B.O.L.Tとしてもっと大きいステージに立ちたい、というのはもちろんありますし、B.O.L.Tっていうグループをもっと知ってもらうために、個人としては20歳を迎えたので、お芝居とか今まで挑戦したことない分野に挑戦して、多くの人に知っていただきたいなって思います。

青山 今年はいろいろなイベントにも出演させていただいて、それこそスタプラフェスとかでも多くの先輩のライブを見ることができたので、もっともっと勉強していきたいし、勉強したことをB.O.L.Tでいい感じに出せたら良いなって思います。あ! あと本当の勉強も頑張ります!(笑)

高井 たしかにね(笑)。今回の『More Fantastic』、ファンタスティックには空想って意味もあるってさっき言いましたけど、空想の世界ではここまで、って限界がないので、B.O.L.Tも限界を決めずに、4人でいろいろな幅を広げて、ひとりでも多くの人に楽しんでもらえるグループになっていけば良いなって思います!

▲2022年のB.O.L.Tからも目が離せない!

【CD情報】

▲初回限定盤ジャケット

More Fantastic【初回限定盤】
価格:¥2,000 (税抜価格¥1,818)
品番:KICM-92111
形態:CD + Blu-ray

〈収録内容〉
【初回限定盤】
[CD]
M1. More Fantastic (作詞・作曲・編曲:クボナオキ)
(BSテレ東 真夜中ドラマ「ごほうびごはん」OP主題歌)
(テレ玉 音楽バラエティー「ドレスキーとコレスキー」12月度エンディングテーマ曲)
M2. Reborn (作詞:haruka 作曲・編曲:Hold Out Hope)
+off vocal ver.

[Blu-ray]
「More Fantastic」 Music Video+メイキング映像

 

▲通常盤ジャケット

〈収録内容〉
【通常盤】
[CD]
初回限定盤CDと同内容

全ての写真をみる(https://wanibooks-newscrunch.com/articles/photo/2677)

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