『ミスマガジン2020』で審査員特別賞! 注目の新成人・大槻りこの素顔とは!?
2022年01月22日 17時00分WANI BOOKS NewsCrunch
■水泳は10年間続けていました
――今回『ニュースクランチ』に初登場となりますが、撮影はいかがでしたか?
大槻 シャボン玉を使って撮影したのが特に楽しかったです! 甥っ子と公園で遊んだ1年前ぐらいにシャボン玉をやったきりだったし、撮影でやったことはほとんどなかったので、上手にはできなかったですけど(笑)。めちゃくちゃ楽しかったです!
――記事に全て載せられないのが惜しいくらい、素敵な写真がたくさんありました! りこちゃんは、水泳や野球、陸上など数々のスポーツ経験者ということですが、スポーツを始めたきっかけはあったんですか?
大槻 水泳はお姉ちゃんがやっていたので、私も3歳から初めてそれから10年間続けていました。野球はお兄ちゃんが少年少女野球をやっていたので、私も遊びを兼ねて始めて。陸上は中学の部活で始めたんですけど、ほとんど兄妹の影響が大きいですね。
――何人兄妹なんですか?
大槻 上に3人いて、お兄ちゃん1人とお姉ちゃん2人です!
――兄妹の影響で始めた水泳を10年間続けるって、すごいことですよね。
大槻 小学生のときにクロールで全国大会に行けたんですけど、そのときに練習すればするほど泳ぎが早くなるってわかったんです。それに塾に通っていたわけでもなく、他にすることもなかったので、ただの時間潰しみたいな感じでやってました(笑)。
――とはいえ、好きじゃなかったら続けられないですよ。
大槻 そうですよね。考えたことなかったけど、好きだったのかもしれないです(笑)。
――野球は水泳と同じ時期にやられていたんですか?
大槻 そうです! だけど、野球の方はすぐ“頭痛―い”とか言ってサボリがちでした(笑)。監督さんが優しかったので、試合に出させてもらったりもしたんですけど、全部空振り三振して、“ボールが怖かったです”とか言って、いつも逃げたりしてましたね(笑)。
――(笑)。でも、高校では野球部のマネージャーをされていたんですよね。
大槻 高校でどの部活に入ろうってなったときに、何かのマネージャーをやりたくて。それまでは、自分が選手としてプレイすることが多かったので、裏方に回りたいと思ったんです。そしたら、“どうせやるなら野球をやりなさい”と父に言われたので、野球部のマネージャーを選びました。
――野球経験者だとマネージャーとしても活躍できたのでは?
大槻 スコアとかは書きやすかったです。でも、私と同じ学年のマネージャーがいなかったというのもあって、女とか関係なくこき使われました(笑)。私のほかに先輩が2人とかだったので、やっぱりちょっと寂しかったりもしたんですけど、選手がすごく仲良くしてくれたので、マネージャー自体は楽しかったですね。
■プライベートでこっそり見に行こうかなと思ってます(笑)
――りこちゃんといえば、公式のプロフィールに記載されている“趣味:ミルクティーの飲み比べ(ミルクティーが好きなわけではない)”がかなり印象的なのですが……(笑)。
大槻 マネージャーさんと話しているときに、“コンビニに行ったら必ずミルクティーを買うんですよ”って言ったら、“ミルクティーが好きなの?”と聞かれて、“全然好きじゃないけど、本能的に取っちゃうんです”っていう話になって(笑)。それで、ミスマガの配信のときに何か企画をやりたいってなって、ミルクティーの飲み比べをやってみたんです。そしたら1回目はダメだったんですけど、2回目挑戦したらいけたんですよ! だから、意外とやってみるもんだなあって思いました(笑)。
――なるほど、そういう経緯があったんですね! とはいえ、ミルクティーが特別好きなわけじゃないのに、趣味がミルクティーの飲み比べっていうのは斬新で面白いです(笑)。
大槻 うれしいです(笑)! 逃げ道でもありますよね。“大好き”って言っちゃうと絶対に当てなきゃいけないけど、そんなに好きじゃないとか言っておけば(笑)。
――インパクトもあるし、一石二鳥(笑)! そんなりこちゃんは、コメディーサスペンス映画『犯人は吉田だっ!』のヒロイン・百瀬夏子役を務めることが発表されました。初映画で初主演ということですが、撮影はいかがでしたか。
大槻 演技の経験は、舞台を2回やったことがあるだけでしたし、最初は主演ということにプレッシャーと不安しかなくて。でも、監督さんもすごく優しくて、キャストさんも助けてくださったので、楽しかったです。舞台と映画では全然違うので、経験できて良かったなと思います。
――具体的にどんな違いがありましたか?
大槻 自分が思っている以上に舞台では声を出さないといけないんですけど、映画だと声は張らなくて大丈夫なので、そのぶん感情が出しやすかったです。舞台は実際にお客さんが目の前にいますし、本番一発しかないという不安があるけど、映画は何回でも撮り直せるので。でも、そのワンテイク、ワンテイクのキャストさんとの掛け合いが全部ちゃんと上手くいくかがが大事になってきますし、どちらも難しい部分はあるんですけど、それぞれの良さがあるので、やっていて楽しいです。やっぱり演技が好きだなあと改めて思いました。
――今回は役柄も独特ですよね。
大槻 演じた百瀬夏子は、年齢も実際の私より上の設定で、大人っぽい芯のある女性というのがテーマだったんです。なので、普段の私とは全く違うキャラクターということもあって、若いキャピキャピ感が出てると言われてしまって……。そこのイメージをキャラクターに合わせるのがいちばん難しかったです。だいたい演技のときは、自分の体験を重ねてお芝居に入ることが多いんですけど、今回は本当に特殊でしたし、やっぱり誰かを好きになる演技って難しいなと思いました。もうずっと恋愛をしていないから、そもそも好きがわからないんですよ(笑)。相手をどうやって好きになろうとか、そこの役作りみたいなところは頑張りました。
――いろいろと難しい役どころでしたね。
大槻 相手の方が完璧にできたとしても、私が噛んじゃったら全部ダメになるじゃないですか。何テイクも同じシーンを撮るので、集中力が途切れないようにしたり、そういうところも大変でしたね。初舞台のときもそうだったんですけど、やっぱり“主演”っていう言葉だけで、プレッシャーを感じました。
――映画の内容もシリアスなのかなと思いきや、“ギャグサスペンス”という新しいジャンルが気になります。
大槻 掛け合いでちょっとコメディーが入ったりする明るいサスペンスなので、どなたでも見やすいと思います! お客さんが笑ってくれるか心配ですけど(笑)。結構、お客さんの反応は気になりますね。“あ、ここ笑うんだ”とか、見てる側と作ってる側で違う笑いがあったりするし、お客さんの反応が直接見たいので、プライベートでもこっそり見に行こうかなと思っています(笑)。
――確かに、お客さんの反応を生で見るのも面白いかもしれないですね。
大槻 でも、恥ずかしいです(笑)。大きいスクリーンで自分の顔を見るのもだし、普段アイドルしてるときはしたことない表情もしてるので、そこがファンの方に引かれないか不安で……。
――いろんな役柄に挑戦することで、女優としての活動の幅も広がっていきますから。
大槻 実はずっとやりたいと思っている役柄があって。例えば青春ものの恋愛ドラマとかでもいいんですけど、それの悪役をやってみたいんです。ヒロインを邪魔する役みたいなのをやってみたいんですよ。
――そう思ったきっかけはあるんですか?
大槻 とにかくギャップが好きで。自分がギャップを見せることも好きだけど、誰かのギャップを見るのも好きなんです。普段は明るくて裏を見せないけど、そういう役で悪い顔を見せられるのって、すごくかっこいいなと思います。悪役を演じると実際に嫌われちゃったりもすると思うけど、それぐらい悪役を演じきってみたいですね。
――でも、実際はめちゃくちゃいい人っていうね!
大槻 そうです! そのギャップを目指しています。
■二十歳のうちに1人暮らしを始めたい!
――今後、女優としての活躍も楽しみですが、りこちゃんは“衛星とカラテア”のメンバーで、アイドルとしても活動中。活動はいかがですか?
大槻 グループのコンセプトや楽曲が個人的にもすごく好みなので、ライブをやっていても楽しいです! 以前所属していたグループは、私以外が全員アイドル経験者だったんですけど、今は未経験の子が3人いて逆の立場になったので、自分のことだけじゃなくて、全体を見て引っ張っていかないとなっていうのを考えるようになりました。まだまだ未熟だけど、楽曲もダンスも本当にいいので、ぜひ皆さんに知っていただきたいなと思います。
――りこちゃんにとって、理想のアイドル像はありますか?
大槻 常に笑顔でいることです! これは自分にとってのアイドル像でもあるんですよ。もちろん、私が悲しかったことやツラいことを共有して、ファンの方が一緒に悲しんでくれたりするっていうのもいいとは思うんですけど、その悲しい時間があるんだったら、そのぶん私が笑って、ファンの方にも笑顔になってほしいなって。逆にファンの方の笑顔を見て、私も元気をもらっているので、常に皆さんの前では笑顔でいたいなと思っています。
――正真正銘のアイドル! そして、なんと言っても本日(取材日)は、りこちゃんの記念すべき二十歳のお誕生日! おめでとうございます!!
大槻 ありがとうございます!! 二十歳はできることもたくさん増えるけど、まだまだ先のことだと思っていたので、今はまだ全然実感がないです。いざなってみると、“あ、なった”みたいな(笑)。たぶん、お酒を飲み始めたら実感するんだろうなとは思います。

▲明るい笑顔で女優やアイドルとしての想いを語ってくれた
――二十歳になるとできることも増えますし、これからがさらに楽しみですね。
大槻 とっても楽しみです! でも、私よりも父の方が張り切っていて、 “お酒は何を飲んでみたい?”とか“どこに行きたい?” って聞いてくるんですよ。正直、私が二十歳になるのを父の方が楽しみにしてましたね(笑)。
――20歳になったこの1年はどんな年にしたいですか?
大槻 高校を卒業してから、18歳、19歳と新しいことをたくさんやらせていただいたんですけど、一旦自分を熟すというか、自分のやりたいことを定めたいなと思います。個人的なことで言うと、1人暮らしを始めたいです(笑)!
――それはなぜ!?
大槻 ずっと1人暮らしに憧れていて。でも一切、家事ができないんですよ。だから、父と母がいなくなったらどうなっちゃうんだろうと思いますし、もし実際に1人暮らしを始めても、すぐ実家に帰るだろうなと思います(笑)。
――まずは1人暮らしをしたいという気持ちが大事ですから!
大槻 小学生の頃から、自分だけの鍵を持つことが憧れだったので、二十歳のうちに実現したいですね。もちろん、お仕事も頑張りたいですし、20歳はしっかり自分を定めながら、自立していけたらいいなと思います!!
■プロフィール
大槻 りこ(おおつき・りこ)
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