感謝祭も開催! ウェザーニュース登録者100万人突破記念「駒木結衣」インタビュー
2023年05月19日 17時00分WANI BOOKS NewsCrunch
最新の気象・防災情報を、迅速かつ的確に伝える一方、個性豊かなキャスターたちと、サポーターと呼ばれる視聴者との掛け合いも人気のウェザーニュースLiVE。つい先日、そのYouTube登録者数が100万人を突破したことを記念して、フォトエッセイ『空を結ぶ』(ワニブックス刊)が好評発売中の駒木結衣キャスターを直撃。突破時のエピソードや近況、今後の目標などを語ってもらった。
■入社初のファンミーティング開催!
――ウェザーニュースLiVEの登録者数100万人突破、おめでとうございます!
駒木 ありがとうございます。
――90万人突破のタイミングでは駒木さんが番組に出られていましたよね? たしか突破直前に登録者数が微妙に減るという珍事もありました。
駒木 いつもそういうことが起きるんですよ。YouTubeの数字を見ていると、突破直前に数字が減るという(笑)。サポーターさんとの楽しいコミュニケーションの取り方でもあって、流れが一連の恒例行事、面白コーナーになってるんですよね。最終的には皆さんに協力していただき、数字をぽっと上げてくれるのがうれしいですし、100万人突破は誰が担当するかなっていうワクワク感はありましたね。
――今回は2人でしたよね。
駒木 ちょうどその日が金環皆既日食で、日本では部分日食が見えた日だったんですよね。特別番組を放送していた山岸愛梨キャスターと大島璃音キャスター、星空案内人の泉水朋寛さんをゲストにお呼びして番組をお送りしているなかでの100万人突破でした。
――駒木さんはそのときは会社にいたんですか?
駒木 その日はお休みをいただいていたので、家で空を眺めていました(笑)。
――リアルでは知らない?
駒木 途中途中、番組を見ていたんですけれど。リアルでは見過ごして(笑)。遅れて確認しました。
――100万人突破を記念して、ファンミーティングの開催も決まりました。楽しみにしてるサポーター、たくさんいらっしゃると思います。こういったリアルイベントは以前からあったんでしょうか?
駒木 いえ、私が入社してからは初めです。それこそ来てくださる皆さんと一緒に楽しめるイベントになればうれしいですし、とても楽しみです。直接感謝を伝えることができる場だと思うので、皆さんにありがとうという気持ちをお伝えしたいです。

▲ファンミーティング開催について「楽しみ」と語ってくれた
――リアル会場と配信のハイブリッド形式の開催。オンラインオンリーのイベントとはまた違った盛り上がりが期待できそうですね。最初に誰と情報を共有したんですか?
駒木 まず沙耶ちゃん(檜山沙耶キャスター)にLINEで連絡しました。「やるみたいだね〜!」って。まだ会社的にもやることが決まっているだけなので、情報が決定次第、皆さんにお知らせできればと思います。
■4月デビューの新人キャスターにも刺激を受けてます
――新人キャスターもお二人、4月からデビューしました。駒木さんの年次もひとつ上がりましたし、クロストークで共演もしていますよね?
駒木 はい。すごくフレッシュで、ウェザーニュースに新しい風を運んできてくれました。魚住茉由ちゃんは、すごくおっとりと、大人っぽい雰囲気で落ち着いて進行しているなっていうイメージが最初からあって。もうデビューから半年ぐらい経ってるんじゃないかって思うぐらい。でも話してみると、すごく柔らかく“うんうん”って微笑んでくれるので、大人っぽい茉由ちゃんと、くしゃっとした笑顔のギャップがかわいらしいなって。
――すっかり心を掴まれていますね(笑)。
駒木 小川千奈ちゃんは、岩手出身ということで、同じ東北出身なので個人的にはうれしいですし、そういったお話もクロストークで今後どんどんしていきたいなと思っています。あと、千奈ちゃん独特な言葉の言い回しがかわいいですよね。
――独特というと?
駒木 漫画家の作者さんのことを先生と呼んだり。
――漫画ファンにはけっこういる気がします。
駒木 今さっきも、ヘアメイクさんたちのことを「先生、先生」と言ったり。
――あ! それは聞いたことないです(笑)。
駒木 まっすぐなんですよね、すごく芯があってキラキラしてるなって。私自身は、まだ5年目なのに後輩も増え、上から数えてのほうが早いくらいになってしまった状態に、うまく対応できていないような気がしていて。

▲4月にデビューした二人は「新しい風を運んできてくれた」
――ウェザーニュースLiVEの屋台骨を支える中堅ですね。YouTubeの登録者数も、ここ2年くらいで40万人前後から100万人突破と、すごい伸び方をしています。たくさんの方たちに見てもらっているってことになると思うんですが、街中で声をかけられることもあるんですか?
駒木 たまに目が合って「うん、あれ?」って思うことは何度かあります(笑)。でも、街中で声をかけられたことはまだないんですよ。声はかけられないですけど、100万人の方に見ていただいているので、その分、しっかりお伝えしなきゃっていう責任感も、強まりますし、身が引き締まりますね。
――出演する番組も、午後帯の「アフタヌーン(14時〜)」や「イブニング(17時〜)」が増えてきたように思います。そうなると生活習慣もガラッと変わるのでは?
駒木 本当にガラッと変わりましたね。今までは朝の番組が中心だったので、早起きが毎日のルールだったんですけれど、最近はちょっと遅く起きても、まだ出社まで時間があるから近所をお散歩してみたり。
――健康的ですね。
駒木 これまでは朝の出演が終わったら、比較的自由な時間があったっていう感覚だったんです。お昼過ぎに家に帰ったらそのまま寝ちゃうこともありました(笑)。今はお昼にしっかり働いて、夜眠るっていうリズムができたので、残された時間をどう使うかを前向きに考えられています。

▲出演する時間帯が変わって、生活リズムにも変化が
――この時期のお昼寝、気持ちいいですもんね。
駒木 そうなんですよ。休日はアラームをかけずに10時間ぐらい寝てしまうこともあります(笑)。ただ、それこそ遅くに帰ってきて明け方近くに寝るキャスターも多いので、生活リズムを作っていくのも仕事だと思いますし、そういう意味だと、体調管理って大事だと思っています。
■湯船で食べるアイスが至福の時間
――健康を維持するために気をつけていることはありますか?
駒木 毎日、湯船に浸かるよう心がけています。時間もけっこう長くとって、しっかり温まるように。
――湯船で本を読んだりするんですか?
駒木 Netflixを見たり、アイス食べながら、はい(笑)。
――お風呂にアイス持ち込む人、初めて見ました(笑)!
駒木 私、アイス持ち込むの好きなんですよ。それこそ1回全部洗ってさっぱりしてから冷凍庫まで行きますから、バーって(笑)。

▲お風呂にアイスを持ち込むと笑いながら教えてくれた
――そんなにアイスが好きだったら、脱衣所に小さなクーラーボックス買ってもいいかもしれないですね。
駒木 いいですね(笑)。
――もうちょっと掘り下げますが、それは棒のタイプですか? それともカップタイプ?
駒木 棒アイスが多いですね。大きな箱に入ったタイプのピノもよく食べています。湯船で食べるのが至福のひとときです(笑)。
――入浴は本当に心身ともに良さそうですよね。
駒木 入浴剤も「今日は何にしようかな?」って楽しみ方も毎日できますし。友人からプレゼントでいただいたのがきっかけで、森林の香りにハマっていて。最近は趣味の温泉旅行にも行けてないので、ヒバの香りとか、本当に癒されます。
――100万人突破で関連する仕事も増えてきそうですが、やはりリフレッシュは大事ですよね。GWは地元の仙台で充電してきましたか?
駒木 宮城県の蔵王にある御釜(おかま)という火口湖に、父とドライブしてきました。ウインターシリーズもいいんですけど、夏はこの御釜を観光に来る方も多くて。噴火で生まれた窪地になっていて、そこの湖が天気や季節によって変わるので五色沼とも言われているんです。小学校低学年の頃に連れて行かれたときはもう歩くのがイヤで、泣きわめいていた記憶しかないんですが、今回は父を助手席に乗せていきました。
――お父さんとのデート、いいですねぇ。運転は得意なんですか?
駒木 ペーパードライバーにならないよう、帰省するたびに練習してしますが、父はすこし酔っていました(笑)。ハンドブレーキもしきりに気にしていたような。基本無口な父なんですけれど、楽しんではくれていたように思います。
――家に帰ったら、大好きなお母さんの手料理を食べて?
駒木 はい。今回も私の帰省に合わせていろんな料理作ってくれたんですよ。なので、食べちゃいますよね。
――一番ってのはないんでしょうが、何が特においしかったですか?
駒木 やっぱり煮物ですかね。母が作ってくれる煮物。おいしいなぁって。祖母もよく作ってくれていたんですけれど、ああいう田舎の味って、なかなか自分じゃ作れないなっていうのを改めて大人になって思います。
■コツコツ出演で気づけば1000回出演
――地元の空気や景色、大好きだった母の手料理に仕事の疲れを癒された、ステキな休暇だったんですね。一方、コロナが5類になったことで出社する機会が増え、五月病も最近では増えてきているそうなんですよ。駒木さんはマインドが落ちたときってどうしているんですか?
駒木 そうですねぇ。私は5月に限らず、波があります。年に何回かちょっと落ちるというか、ズドーンって沈む時期はあります。そこで「もう仕事できないかもしれないな」というところまでいくんですよ。でも、頑張って番組に出続けることで、それをしてるとまた、気づいたら治っていくというか。いま私から仕事を取ったら、たぶん逆に沈み続けてしまうだろうなって、ここ最近は思いますね。
――5年目を迎えて強くなったんですね。
駒木 はい。頑張り続けることも大事なんだなぁとは思っています。
――それが出演回数1000回にもつながるという。
駒木 そうなんですよ。ありがたいことに、沙耶ちゃん情報を集めてくれているチャンネルさんが調べてくださって、たぶんココだという投稿をしてくれていました。
――100万人突破もすごいですけど、出演1000回もすごいと思います。
駒木 なんでしょうね。数字で見るとすごいな! とは思うんですけれど、あまり実感はなくて、正直、不思議な感じではありました。
――通過点的な感じなんでしょうか。
駒木 通過点。そうですね。そうなったらいいですけど、次の1000回って考えると先は長いですね(汗)。デビュー当時に比べると、書道など、学生時代に頑張ったことをいかした発信ができるようになってきたので、これからも続けていきたいと思います。

▲番組への出演回数も1000回を越えた
――今の話とちょっとつながっちゃいますが、昨年から今年にかけてのエッセイ執筆、auPAY出演など、ステップアップの季節だったように感じられます。これから挑戦したいことなど教えてください。
駒木 それこそ1年前に“本を出しませんか”というお話をワニブックスさんからいただいたことが一つ。自分の扉を開くきっかけにもなって、そこからいろんなお仕事も増えていったのかなっていうふうに感じているので、改めてそういった機会をいただけたことに感謝しています。
また、伝える仕事がすごく好きなので、好きな仕事を細く長く続けていくっていうのを個人の目標としつつ、ウェザーニュースLiVEのみんなでチームとして、これからも番組を盛り上げていきたいです。これからも応援よろしくお願いします。
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