二階俊博幹事長“最強キングメーカー”の座死守へバクダン仕掛け!

二階俊博幹事長“最強キングメーカー”の座死守へバクダン仕掛け!

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二階俊博幹事長“最強キングメーカー” (C)週刊実話Web

政界きっての中国シンパと揶揄される自民党の二階俊博幹事長が、対中国包囲網議連≠フ会長に就くことが判明し、党内外に大きな波紋を広げている。



二階幹事長の不可解な行動の背景には、東京五輪後に到来する秋の自民党総裁選と総選挙がある。二階幹事長VS安倍晋三前首相、麻生太郎副総理兼財務相、甘利明税調会長の頭文字を取った3A≠ニの壮絶な暗闘が見え隠れするのだ。


まずは米中対立がエスカレートする最中のタイミングで、中国に媚びる「媚中政治家」として米国側から定評のある二階幹事長が、なぜ対中国包囲網議連≠フ会長に就任したかだ。


その理由を二階派幹部が解説する。


「今回、二階幹事長が会長に就いたのは『自由で開かれたインド太平洋推進議連』。もともと、安倍前首相が首相時代の2016年に、第6回アフリカ開発会議(TICAD6)で提唱した外交戦略の一環だ。狙いは中国が2049年までにヨーロッパ、アジア、アフリカを中国経済圏にするという『一帯一路構想』に対抗するもの。二階幹事長自らその会長に就任し、かつ、議連の最高顧問に安倍前首相を迎え入れたのは、二階幹事長が反中国に鞍替えしたから? 普通はそう思うだろう。しかし、そんなことはまったくないよ。むしろ安倍、麻生、甘利の3Aの暴走を止め、議連の中で反中国色を緩和させるのが本当の狙い。だから自ら議連の頭になった」


5月21日、甘利税調会長は、発起人代表として『半導体戦略推進議員連盟』を発足させた。会長は甘利氏、最高顧問に安倍前首相、麻生財務相が就任した。


「同議連は安倍、麻生、甘利のそろい踏みの3A議連だ。最も注目する点は、二階幹事長を外したこと。背景には激しい自民党内の幹事長ポスト争いと、米バイデン政権の外圧という2つの要素が絡んでいる」


と指摘するのは、安倍前首相の出身派閥である細田派幹部。


二階おろしはバイデン政権の圧力

「約20年、安倍前首相を筆頭に森喜朗、小泉純一郎、福田康夫と歴代首相を輩出してきたのが、名門派閥の清和政策研究会、細田派です。現在は約100人の最大派閥を形成している。安倍前首相の再々登板を含め、細田派の勢力維持にはどうしても幹事長ポストが必要不可欠。歴代最長の5年も務める二階幹事長は引きずりおろしたい。細田派と連携する麻生派も『甘利幹事長』が悲願でしょう」(同・細田派幹部)


2つ目の要素、バイデン政権の圧力だ。


「バイデン大統領は中国台頭に危機感を抱き、日豪など同盟国との連携強化を推し進めている。だから新疆ウイグル自治区でのウイグル人の弾圧、台湾併合に蠢く中国を激しくけん制しているんです。バイデン政権は、菅政権の屋台骨を支える媚中派の二階幹事長を、政権中枢から外すことを水面下で求め始めた。その要請に3Aが立ち上がり、秋の総選挙、総裁選に向けた二階包囲網を築き始めた。その1つが『半導体議連』です。この動きを敏感に感じ取った二階幹事長は、すぐさま対抗措置で『インド太平洋議連』を創設したのです」(政界関係者)


安倍前首相は、二階幹事長が立ち上げた『インド太平洋議連』の最高顧問にも就いている。


「安倍前首相が最高顧問でも、二階潰しの手が緩むわけではない。むしろ二階幹事長の手の内を読むには好都合。だから6月11日に岸田文雄前政調会長が立ち上げた『新たな資本主義を創る議員連盟』にも3Aが馳せ参じ、二階包囲網をさらに強固にしつつある」(前出・細田派幹部)


岸田氏が発足、会長を務める同議連には衆参議員の計145人が参加していることからして、その影響力は推して知るべし。


1億5000万円「俺は知らない」発言の裏

外堀を埋められつつある二階幹事長は、どう動くのか。自民党長老が今後をこう読み解く。


「二階氏はキングメーカーとして2、3年は幹事長の椅子を死守する腹のようだ。彼の強さの源泉は、中国の習近平国家主席とホットラインがあること」


もちろん、日本は安全保障や経済において米国抜きでは存立しえない。だが、経済だけを見ると、いまや米国以上に中国に依存している実態が浮かび上がってくる。


財務省統計でも、2019年時で日本最大の貿易相手国は中国。年間約33兆円規模で推移しており、2位米国とは10兆円近くも開いている。もはや中国抜きに日本経済は成立しないのだ。


「二階氏は『対中関係が何とかうまくいっているのは誰のお陰だ』と強気。しかも、二階氏の凄みは強気一辺倒だけではない。アメとムチを使い分けている。例えば、3Aの不穏な動きを察知するや、公選法違反で逮捕、辞任した河井案里前参院議員に投じられた1億5000万円の党資金に触れ、『俺は知らない』とわざわざ記者会見で言及。要は名指しこそ避けたが、安倍前首相や当時の菅義偉官房長官、選対委員長の甘利氏らを揺さぶるなど神経戦に長けている」(同・長老)


二階氏側近が引き継ぐ。


「仮に3Aが二階おろしを強行すれば、1億5000万円問題で返り血を浴びせられる地雷≠いくつも仕掛けているという警告だ。だが、そんなことは誰もやりたくない。仲良くやり、次の総選挙で勝利し、菅−二階ライン続投がベスト。もっとも、菅首相が裏切れば、石破茂元幹事長や小池百合子都知事という隠し球もある」


自民党夏の陣%ヒ入。



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