玉川徹「これで安心安全なんだと言われても」 「プレーブック破り」が横行

東京オリンピックの予選がきのう21日(2021年7月)から始まり、日本はソフトボールとサッカー女子の試合があった。無観客開催の中で、みなどこで観戦しているのだろう。22日の「モーニングショー」が追跡した。

女子サッカー予選リーググループEの「日本対カナダ」は北海道・札幌ドームで午後7時30分に試合開始となり、いきなり先制点を奪われた。東京・渋谷のスポーツバーでは大画面で中継映像が流されていたが、マスク着用、アクリル板で仕切られていて、見ていた6人組グループも、声を殺して「ウーッ」とうめいて頭を抱えるだけ。そして、前半途中だったが、「営業は8時までなのでご会計を」と追い出されてしまった。客は「名残惜しいです。家に帰って見ます」

■大会関係者ら宿泊の都内のホテル周辺で「暗黙の了解」も

同じころ、新橋の飲食店は営業を続けていた。「お酒飲みながら、みんな、なでしこジャパンの試合を見てますね。店の外では通りがかりの人が立ち止まってのぞき込んでいます」とリポーターが伝える。緊急事態宣言などどこ吹く風だ。

調布の東京スタジアムでは女子サッカー予選「スウェーデン対アメリカ」が行われたが、ゲートは閉まっていて、近くまで来た人が様子を見ようと思っても、中をうかがえない。すると、「アッ、アメリカ国歌が流れてきました!」と岡安弥生リポーターが叫ぶ。どうやら試合が始まるようだが、どんな展開なのかまったくわからない。

有観客で行われたのは宮城・仙台のサッカー女子グループFの予選2試合だが、宮城スタジアムに向かうには、検査専用バスで体温などをチェックし、シャトルバスしか足はない。5万人が入る会場に3000人だからスカスカで、点数が入っても声は出せず拍手だけ。観客は「タオルを回しちゃいけないんで、広げて見せるだけでした」と苦笑いしている。試合は午後9時30分終了だったが、仙台市内の飲食店の営業は9時までなので、観客が繰り出すこともなく、早々と静まり返ってしまった。

ただ、選手や大会関係者が宿泊している都内のホテル周辺は、相変わらず「プレーブック破り」が横行していて、「15分以内なら外出OK」が暗黙の了解になっているという。

日本医科大の北村義浩特任教授「外出禁止はプレーブック以前に、日本の検疫の決まりなんです。それを平気で破るのでは、周辺の住民の方は不安でしょうね」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)は「これで安心安全なんだと言われてもなあ」と呆れた。

(カズキ)

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