「数十年に1度の水害」がまた 玉川徹が訴えた「抜本的」発想の転換

16日(2021年8月)の「モーニングショー」は、防災システム研究所所長で防災危機管理アドバイザーの山村武彦氏を招き、被害が大きくなりがちな最近の水害について解説してもらった。

キャスターの斎藤ちはるは「今回被害が起きた地域の多くはハザードマップが指定する危険エリアでした。まずは長野県岡谷市です。土石流が起きた地域をハザードマップで見ると、赤くなっているところは土砂災害が起きやすい特別警戒地域です」と伝え、続けて土砂崩れが発生した広島県西区(特別警戒区域)、病院が孤立した佐賀県大町町(想定浸水区域)をハザードマップで示した。

■「災害多発時代」

司会の羽鳥慎一「病院が一時孤立しました佐賀県大町ですが、2年前も同じような被害が出ています」

山村氏「ハザードマップ通りに浸水していますね。ハザードマップというのは精度が高いんです。特に洪水の場合は高低差で決められますから。ぜひ、ハザードマップを重視してほしいです」

「今回、九州北部、そして中国地方に記録的な大雨が続いていますが、全体的にはどのような受け止めをされていますか?」という羽鳥の質問に対し、山村氏は「災害多発時代」という言葉を使い解説。

「大雨が長く続いたこともあるが、要するに頻度なんです。大雨の頻度が非常に高くなってきている。今回のような広域的な豪雨が頻発するような時代では、どこでいつ(災害が)起きても不思議ではない。災害多発時代に入ったと感じています。雨の降り方が非常に強くなっていて、台風は数の問題よりも(1つの台風での)被害状況が著しくなるような気象条件に変更していることを認識しないといけない。過去に災害がないところでも起こる危険性がありますので、前回大丈夫だったから、今回も大丈夫と思わない方がいい」(山村氏)

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「佐賀県には大雨特別警報が出ましたが、『数十年に1度の重大な災害の危機が差し迫っている』という言い方をしていた。前回も同じことを言っていた。数十年に1度の水害が2年置きに出てしまっているということです。こうなったら土地利用など、根本的に考え方を変えないといけない。数年に1回同じような状況になるとしたら、この場所は病院の場所としてふさわしいのか。そういうことも考えないといけない」

(ピノコ)

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