都内で漏水が多発? 「スッキリ」で専門家が指摘する「水道管を損傷しやすい揺れ」とは?

きのう7日(2021年10月)午後10時41分ごろ、千葉県西部を震源としたマグニチュード5.9の地震が発生。東京・足立区、埼玉・川口市、宮代町で震度5強、千葉県神奈川県で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると千葉県北西部は「地震の巣」といわれ、地震活動が活発な場所だという。2005年7月にもマグニチュード6.0の地震が発生し、東京・足立区でも震度5強を観測している。

■各路線で運転見合わせや減便、朝の通勤ラッシュ直撃

地震発生に伴い、東京メトロやJR各線で運転を見合わせたため、帰宅の足を直撃した。岸田文雄首相は会見し「千葉県北西部を震源とする強い地震が発生。政府としては22時43分に官邸対策室を立ち上げた」と発表し「帰宅困難者が多数生じており、事業者に協力を要請した」と述べた。しかし、帰宅困難は容易には解決せず、品川駅、東京駅八重洲口などにはタクシー待ちの長蛇の列ができ、シェアサイクルは1台も残っていない状態になった。

足立区では30〜50人の客を乗せた日暮里・舎人ライナーが緊急停止し、脱輪し、3人がケガを負った。8日朝の放送時点でも復旧のめどが立っていない。このほか、JR東日本の各路線でも運転見合わせや減便などで朝の通勤ラッシュが発生し、京浜東北線西川口駅などで入場制限を行ったため、駅前には長い行列ができた。

また、午前1時過ぎに松野博一官房長官は会見を行い「原子力施設については現在のところ異常はないとの報告を受けている。この地震によるライフラインは現時点で停電・断水・通信障害等の被害情報はないが各地で漏水が多発と報告を受けている」と説明したとおり、都内を中心に水道管の破裂とみられる浸水が30か所ほどで発生した。

スタジオゲスト解説の慶応大学大学院の纐纈一起特任教授は、「水道管が多く破裂したのは、今回の地震の揺れの特徴として水道管の破裂を及ぼしやすい揺れだった」と説明すると、ゲストコメンテーターのフリーアナウンサー・古舘伊知郎氏は「水道管を損傷しやすい揺れの特徴って、どういうことなのでしょうか?」と質問。纐纈教授は「モノにはそれぞれ、固有の周期というものがある。東日本大震災の揺れは、超高層ビルと同期し、超高層ビルが激しく揺れました。今回の地震の揺れは水道管の持つ固有の周期に合ってしまったためだと思われるということです」と解説した。

弁護士の菊地幸夫は「帰宅困難者の問題は何とかならないのか。帰宅困難者が発生したらただちに職場に戻れるようにするとか、家に帰る以外の身の安全を確保する方策を考える必要がある」と述べた。

MCの加藤浩次は「緊急事態宣言が明けたばかりで、まだテレワークの人がいたからこれだけで済んだだけかもしれない」と指摘。

纐纈教授は「今は余震に注意です。さらにすごい地震が発生する可能性が1〜2割ある」と注意を促した。

(バルバス)

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