北京五輪の外交ボイコット論 日本はどうするべき?

中国共産党最高幹部に性的関係を強要されたと告発後に行方が消えた女子テニス彭帥選手をめぐって、中国のテレビが政府当局の検閲を受けて画面が隠された状態を、米国CNNが生中継した。おととい22日(2021年11月)のCNN、大画面の右下に表示されたボックスは「中国の実際のライブ放送ですが、すべてカラーバーです。彭帥選手の話題になった途端に切り換えられました」とキャスターが話す。24日の「モーニングショー」が取り上げた。

CNN記者が「彼ら(中国当局者)は彭帥選手を削除してテレビで報じません。検閲する人が大勢いて、これが中国の実態です」と解説した。

■羽鳥慎一「外交ボイコットの国が出てきますよね」

この彭帥選手については、世界中から心配の声があがるなか、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が突然「テレビ電話で安全を確認した。今はプライバシーを尊重して」と発言した。本来なら国際テニス連盟が連絡を取ろうとしているところなのに、しかも中国当局にベッタリ同調する内容。人権団体などから「中国政府のプロパガンダ(思想宣伝)に加担するな」「これで懸念は払しょくされない」「女子アスリートが受けてきた深刻な状態を軽んじた」と批判が殺到している。

浜田敬子(元AERA編集長)「IOCがここまでIOCは中国の影響下にあるのかとわかった。開催都市にあるときはすごく強圧的に出るのに、こういうときもある。五輪憲章とかけ離れた実態です」

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「IOCも中国もオリンピック開催優先ということなんだろう。これまで人権とか、政治を持ち込まないとか言ってきたが、IOCってそういう団体なんだ」

米国政府が北京オリンピックの外交ボイコットを打ち出し、イギリスも検討中という。

司会の羽鳥慎一「外交ボイコットの国が出てきますよね」

安部敏樹(社会起業家)「僕はボイコットに賛成だし、日本もしっかりメッセージを出してほしい」

それが世界の常識に発展しつつある。人権をまともに守れない国のオリンピック。選手派遣の中止だってあり得るかもしれない。「さあ今度は北京五輪だ」と騒ぐばかりでよいわけがない。

(あっちゃん)

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