ムロツヨシが映える街ブラキャラ 勝地涼との絡みも楽しみ

「全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの Season2」(フジテレビ系、日曜深夜枠)。壇蜜の夫、漫画家・清野とおる原作のエッセイ漫画をドラマ化。昨年3月に放送されたもので、今回はその第2弾。主演ムロツヨシ、脚本をヨーロッパ企画の面々が務めるのも前作と同じ。

「ある日思った。世の中はぜんぜん知らない街ばかりだ。ぜんぜん知らない景色、ぜんぜん知らない人々、それらをぜんぜん知らないまま死んでいくのはなんかヤダー」というムロ演じるセイノの叫びからドラマは始まる。

■「いいぞ〜南行徳」

初回(3月7日未明、2022年)の街は「南行徳」。「千葉県市川市南行徳は、川を1本超えれば大都会東京。道路1本超えれば「夢の国」が眩しい浦安。そのどっちにも属せない街、南行徳。南行徳はいろーんなコンプレックスを抱えていそうで放っておけなかった」とセイノの街ブラは始まる。

ピザーラが南行徳駅徒歩5分なのに「浦安店」を名乗り、「銀のさら」もやっぱり「浦安店」を名乗っているということから始まり、不動産屋に貼られたアパートの名前も「浦安サンローラン」「ポンヌフ浦安」と南行徳駅徒歩圏内にも関わらず「浦安」を名乗っているのを見つけて、「いいぞ〜南行徳。引力の無さに魂が浦安に吸い寄せられてしまうのか。わかるわかるぞ」と密かに喜ぶセイノ。

こんなふうに、ちょっと小馬鹿にしたような斜めからの視点がセイノの面白いところ。その嗅覚で「南行徳」の魅力(!?)を見せてくれる。

今回、ムロに強力なライバル、フォロワー数51万街さんぽ系インフルエンサーのハラダが登場し、Season1とはまた違うストーリー展開が楽しめそうだ。ハラダを演じる勝地涼がまたマンガのようなキャラで、「映え」写真をパシャパシャ。そんなハラダを、「俺とは別、関係ない。読者の濃さが違うし、俺SNSとか見ないし...」と心の中で呟き、意識しまくりのセイノの器の小ささが際立って面白さも倍増。ムロツヨシはやっぱりこういう役が一番映える。

ちなみに、南行徳は、地元では南行(なんぎょう)と言うらしい。勉強になった(笑)。

全6回。次週は「代官山」。

(くろうさぎ)

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