ロシア国営TV放送中に「反戦」訴え 谷原章介「この女性の身が案じられます」

ロシア国内のプーチン大統領の支持率は77%だそうだ。背景には徹底した情報統制があるといわれる。「そんな中、ロシア国営テレビでハプニングが起こりました」と15日(2022年3月)の「めざまし8」で永島優美アナが伝えた。

14日夜の生放送中のことだ。キャスターがニュースを読み上げる最中、突如、その後に女性が乱入、「NO WAR」と大きく書いた紙を掲げて何か叫んでいる。実はこの女性、国営テレビのスタッフ。乱入する前に、「今、ウクライナで起きていることは犯罪で、ロシアは侵略国です。この侵攻の責任者はたった1人、ウラジーミル・プーチンです。止められるかは、私たちにかかっています。一緒に抗議しましょう。恐れないで」と自らの主張を動画で訴えていたとみられる。

■「この考え、国民に浸透していきますか」

司会の谷原章介「これは、どれくらいの異常事態でしょうか」と筑波大学の中村逸郎教授に聞く。

中村教授「ビックリしました。紙には『プロパガンダを信じるな』と書かれています。私もよく見ている夜の9時からの全国ネットのニュースなんです。ここに、こういう女性が出て来ることは、今や、プーチン政権もコントロールできないような状況にきているんじゃないかという一つの象徴ではないでしょうか」

谷原「この女性の身が案じられます」

永島「命の危険を覚悟して出てきたのでしょうか」

三浦瑠麗(国際政治学者)「すぐに殺されるのでは、というようなことはないと思いますが、プーチンの態度を変えるかとなると、ロシアはこれまで様々な反乱があってもことごとく抑えつけてきました。だから、こんなことがあっても、ものともしないようなメンタリティーだと思うし...」

谷原「この考え、国民に浸透していきますか」

中村教授「こういうのをロシア全土の人たちが見て、何か変だなと思う人が多く出てきているんじゃないでしょうか」

(一ツ石)

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