佐々木朗希「完全」目前の交代劇 井上咲楽「『大切にしたい』思い、伝わってきた」

4月10日(2022年)のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で日本プロ野球28年ぶりの完全試合を達成したロッテ佐々木朗希投手。同じくZOZOマリンで行われた昨日17日の日ハム戦は巨大パネルが設置されるなど佐々木投手一色に。チケットは完売でグッズ売り場にも長蛇の列ができていた。

ファンの期待を集める中、佐々木投手は初回から163キロのストレートで三振を奪うなど完璧な立ち上がり。8回まで一人のランナーも出さないピッチングが続いた。しかし、両チーム無得点のまま迎えた9回、ロッテ井口監督は佐々木投手の交代を告げる。スタジアムにはどよめきが広がるとともに、日ハムのBIGBOSS新庄監督も驚きの表情。史上初の2試合連続完全試合は達成目前で幻となった。試合はその後延長10回に日本ハムがホームランで先制し、そのまま逃げ切って日ハムが1−0で勝利した。

■街頭インタビューでは賛否両論

大記録目前での交代劇にファンはどう感じたのか。「めざまし8」が18日に紹介した街頭インタビューでは、「続投して欲しかった。球数120くらいまで投げて欲しかった。2試合連続は見たかった」と交代に反対する声の一方で、「これからを考えたとき、今回控えてもらったというのも戦略としてはあり」と賛否両論。

佐々木投手の地元、岩手県では「本音をいうと投げて欲しかった。達成して欲しかった。残念です」という声も。

番組ではロッテファンが集まる居酒屋でも取材を行った。そこでは「フォークのキレでしょう」「結局はストレートだと思いますよ」「松川(虎生捕手)とのバッテリーがいいよ」「相手がこれからの世代を代表する若手がいる日ハムさん。清宮さんなどを圧倒できたのがうれしかった」などの会話が聞こえてくる。

交代については「今日の朗希は最終回まで投げないとだめだよね」「でもシーズン長いので」とこちらも賛否両論。

佐々木投手本人は試合後「前回よりコントロール、球質よくなかった。首脳陣の判断なので、納得する形で降りました」とコメント。井口監督は「できれば最後まで我々も見たかったが、いろいろ先々考えるとあそこが限界だったのかなと思います」と語った。

里崎智也(野球解説者)「前回より調子は悪かった。中6日のローテーション守って1年間投げさせるため、一試合の投球数を100球前後にしている。一試合で見るといろんな思いがあるが、ルールに則ってベンチはその通り交代しただけ」

橋下徹(弁護士)「この状況、日本社会の進歩がうれしかった。10年、15年前にもし関西地方の某球団で同じ状況だったら、みんな大暴れしてますよ。今はみんな選手の将来を考える。かつてのプロ野球の考え方と変わってきている」

里崎智也「佐々木投手はまだ発展途上。完成形ではない。将来的にメジャーで活躍する佐々木をみんなで育てていこうとしている」

橋下徹「会社や学校でも、同じような考え方で人を育てていくようになってほしい」

井上咲楽(タレント)「大切にしたいという思いも伝わってきた」

古市憲寿(社会学者)「野球はチームスポーツか個人の活躍をみたいのか。たった一日のロマンではなく、選手の体調コントロールすることが大事なのかな」

番組中、リアルタイムで視聴者アンケートも行ったが、その結果は「交代が理解できる」が73%、「理解できない」が27%という結果となった。

(みっちゃん)

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