中国ワクチン接種のお寒い現状 「いざふたを開けてみたら」出てきた驚きのデータ (モーニングショー)

「中国の上海です。ロックダウンの影響できのう(2022年5月16日)からトヨタが日本国内の一部の工場の稼働を停止しています。上海では3月にロックダウンが始まってからきのうで50日となりました。現在も厳しい行動制限が課せられています」と司会の羽鳥慎一。17日の「モーニングショー」は、上海の現状をリポートした。

続いて番組が放送したのは、上海で撮影された映像。PCRで陰性だった住民に防護服を着た警察官が詰め寄り、「濃厚接触者は隔離施設に収容する。拒否すれば親子3代に影響する」などと脅している。

■上海支局長が現地の自宅から報告

テレビ朝日の高橋大作・上海支局長は、自宅マンションから中継。窓から見える街には人っ子ひとり見当たらず、ゴーストタウンさながらだ。横断歩道にはバリケードのような柵が立てられていて、そこで警察や公安が1人ひとりに外出許可証を確認するという。

「5日に習近平・国家主席が大きな会議で『より対策を強化する。ゼロコロナを堅持する』という演説を行い、その3日後に『静黙通知』というものが出されました。この通知が出されたところに関しては宅配や外部からの食糧調達が一切禁止されます。消毒もすごいです。陰性であっても、近くで感染者が出たら、強制的にバスに乗せて、上海から何100キロも離れた別の都市で強制隔離させられるという状況になっています」(高橋支局長)

高橋支局長によると、中国政府はきのう、「6月中旬から下旬までには解除」と初めてロックダウン解除のメドを示しということだが、一方で、「来年(2023年)6月に予定されているサッカーアジアカップも返上する」とも早々に発表したという。

玉川徹(テレビ朝日)は、「上海で4月以降にコロナで亡くなった人は503人で、そのうちワクチンを1回でも受けていたというのは、5%しかいなかった」と毎日新聞の記事を引用。そして「これだけロックダウンで強制するような国でワクチンは強制しないというのは、なんでなんでしょうね」と疑問を口にした。

高橋支局長「ワクチン接種はかなり奨励されていて、中国国内でももう30億回以上打たれている。しかし、いざふたを開けてみたら、高齢者にはワクチン接種が進んでいないというデータがポンと出てきました。私も、じゃあこれまでの『ワクチンが行き渡っている』という発表はなんだったんだと思っているところです」

(ピノコ)

関連記事(外部サイト)