岸田首相の「ハト派」イメージ変わる? 日米共同声明の気になる中身(めざまし8)

昨日23日(2022年5月)の東京は、バイデン大統領の来日で厳戒態勢。24日の「めざまし8」は、東京の様子を伝えるとともに、日米首脳会談の注目ポイントを伝えた。

交通規制では、皇居周辺では皇居ランナーが足止めされたほか、迎賓館周辺では歩道にも交通規制が行われて歩行者も渡れない。規制は住宅街でも行われ、住民が警察官に「こんなところにバリケード築く意味全くない。みんな迷惑する。生活道路だから」と説明を求める。渋谷から江戸川区の北葛西まで荷物を届ける男性は、時間を早めて出発したが規制と検問による渋滞でノロノロ運転。なんとか想定時間に間に合った。

■首相夫人がお茶をたてておもてなし

こうした厳戒態勢の中、バイデン大統領が最初に向かったのが皇居。午前10時過ぎに天皇陛下と面会、陛下は「再びお会いできてうれしく思います」と挨拶。バイデン大統領は「御所にお招きいただき光栄に思います」と応えた。約30分の面会ではコロナ禍も話題に。バイデン大統領は「この問題は国境がないので、国々が協力して対処することが必要です」と語った。

バイデン大統領はこの後迎賓館に向かい、岸田総理と首脳会談を行った。会談終了後は八芳園での夕食会。車列を一目見ようと大勢の人が押しかける中、バイデン大統領は午後7時10分頃に夕食会へ。首相夫人の裕子さんがお茶をたてておもてなし。注目の夕食会メニューは「レモンソーダ」「信州サーモンのムニエル」「東京シャモの鉄板焼き」「宮城県名取市から届いたジェラートたち」だった。

忙しく予定をこなしたバイデン大統領だが、なんといっても注目は「ここ20年でもっとも重要な会談」とされる岸田総理との首脳会談。終了後の共同声明では「ロシアに残虐行為の責任を求める」「日本の国連常任理事国入り支持」「日米同盟の抑止力・対処力強化」「台湾海峡安定の重要性確認」「北朝鮮の核・ミサイル開発非難」「IPEFを支持」などが発表された。

日米同盟強化について、岸田総理は「防衛費の相当な増額を確保する決意を表明」と語った。安倍晋三元首相はきのう「防衛費がおそらく6兆円台後半という意味ではないか」と、過去最高となる可能性を指摘している。

山田惠資(時事通信社解説委員)「岸田さんはハト派というイメージが強いんですけど、今の国際情勢の中で前のめりになっても選挙に影響しないという判断だと思います」

一方、台湾海峡安定だが、記者からの「ウクライナと同じ状況になったら米軍は台湾を守るのでしょうか」という質問に、バイデン大統領は「イエス。私たちが表明した決意です」と回答した。

三浦瑠麗(国際政治学者)「この段階では、あいまい戦略を放棄したとまではいえないと思う。台湾軍は米軍の助力を前提とした組み立てをしていない。日本も学んでいただきたい」

(みっちゃん)

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