100円ショップの異変 羽鳥慎一「衝撃がやってくるわけです」

「100円で売っているところが、100円から上がる。分かりやすい。衝撃がやってくるわけです」と31日(2022年5月)の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が「100円ショップの異変」を取り上げ、実態を説明する。

■「人気は根強い」が...

朝日新聞は「賃金が上がらず節約志向が浸透する中、100円ショップ人気は根強い」とみており、帝国データバンクによると、「大手4社で100円ショップ店舗数は今年2月時点で約8400店、2年間で約800店増。市場規模も2010年約6000億円だったのが、今年度は1兆円を突破する見込み」。だが、東京新聞は「100円ショップは海外に工場が多く、円安・原油高の影響を受けやすい」と指摘している。

都内100円ショップの担当者は「毎日メーカーから値上げのメールだらけ。100円均とうたっているので、基本的に値上げはしたくないが、一部の商品は200円に値上げしている」と話す。

大手4社の戦略をみると、ダイソーは「高額商品あり」、キャンドゥも「高額商品あり」、Seriaは「100円均一」、ワッツは「高額商品あり」という。

羽鳥「100円ショップが100円で売れなくなっている現状ですが」

経済評論家の加谷 珪一さんは「(円安、原油高の影響が)直撃という感じなんですね。今は中国は安い供給基地ではないので、中国から輸入すれば安くなるとはなっていません。このため、中には150円とか200円しないと十分な利益が取れないと思われます」

羽鳥「もう100均じゃないんですね」

菊間千代(弁護士)「こんなものが100円で買えていいのか、というものがたくさんあって、一部が値上がりしていくのもしょうがないなと思いますね」

経営戦略コンサルタントの鈴木貴博さんは「今は転換期で、これから値上げが始まるんです。心理的デフレから脱却するチャンスで、モノが上がるが、給与も少し上がって生活が変わっていくというサイクルに入るきっかけの値上げになるんじゃないか」とみていた。

(一ツ石)

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