お盆帰省で「介護の話」は難しい? 加藤浩次「我々テレビがきっかけになって」

「お盆に実家に帰省される方も多いと思いますが、親と介護についてお話しされたことありますか?」と切り出す森圭介アナウンサー。今日9日(2022年8月)のスッキリでは、話のきっかけをつかむことも難しい親の介護問題を取り上げた。

■介護が始まる前に...

介護の現状を示す例として、番組が取り上げたのは実家で一人暮らしの75歳父親を介護する36歳ののぼるさん。貯金が底をついていて年金も受け取れていなかったことから、のぼるさんは、実家を処分しての同居を勧めるが、父は「最後の人生だから、この家で死ぬんだ」とガンとして譲らない。のぼるさんは「介護が始まる前に資産や収入のことを聞いておくべきだった」と後悔する。

介護アドバイザーの横井孝治さんは、介護が始まる前に収入や資産について親子で話すべきだという。

「子の支援は限界を超えると続かない。親のいいなりで僕がんばる、私がんばるとやるからパンクしちゃう」(横井さん)

年間7万人といわれる介護離職も問題だ。認知症の母を介護する月原美由紀さんは「介護の状況が来るのを想像していなかった。介護は1日17時間」と語る。当初仕事を続けていた美由紀さんだが、母親の徘徊が始まり、介護離職を余儀なくされた。

対象家族1人につき93日まで、給与の67%まで保証される介護休業制度があるが、横井孝治さんによるとこの制度をうまく使いこなせていない人も多いという。

「介護保険のサービスを利用したり、施設を探したりすることに時間を使わなきゃいけないのに、93日間介護だけする人がいっぱいいる」(横井孝治さん)

兄弟の間で介護を押しつけ合うケースや、元気な頃は「迷惑をかけない」と言っていた親がいざとなると自宅で子供に介護を求めるケースなど、介護にはトラブルも多い。

親子で事前に話し合うポイントは何か。

■週1回実家に電話を

横井孝治さん「親は大丈夫だというがほとんどの介護は突然始まる。会話ができるうちにいかに先のことを話しておくか」

司会の加藤浩次「会話をしたほうがいいと思っている人は多いが、どのように話したらいいかわからない。きっかけはありますか」

横井孝治さん「コミュニケーションの頻度を高めること。天気とかテレビの話題でいいから、週1回実家に電話をかけようとお願いしている。その間にちょっとずつ体調の話をする」

加藤浩次「お盆で一回で話をするのは難しいですよね」

横井孝治さん「親のほうから『こういうことをやってほしい』と話を切り出すことが大事。親がボールを投げてくれなかったら、子供のほうからジャブを打っていって、親が話しやすいきっかけをつくる」

加藤浩次「我々テレビがきっかけになって『テレビで見たんだけど』でもいい」

ヒロミ(タレント)「パターンがありすぎて難しい。各自バラバラで『基本はこう』というのがない。いくら話していても実際にそうなったら違ったりする。親と話をしづらかったりする。高齢になっての免許証返納を勧めるのも難しい。『お金どうなってるの』というのも聞きづらい」

下川美奈(日本テレビ報道局)「親のほうから言ってくれるんですけれど、私が聞きたくなかった。反省している。話せるうちにコミュニケーション取っていかないと後悔する」

横井孝治さん「会話につきる。親のことを知っていれば知っているほど支えやすくなる。電話をするとか、会ったときにいろんな話をすることを心がけたい」

(みっちゃん)

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