<1年前のワイドショー> 今読んでもやっぱりひどい... 河村市長「金メダルかじり」問題

<1年前のワイドショー> 昨(2021)年の今ごろ、ワイドショーは名古屋市の河村たかし市長の「金メダルかじり」を連日取り上げていました。東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表の後藤希友投手が名古屋市を表敬訪問した際、首にかけてもらったメダルをいきなりかじったのです。

(J-CAST)ワイドショー通信簿の「河村たかし市長の金メダルかじり 『最大の愛情表現』はセクハラ上司と同じ言い訳?」(2021年8月5日、TBS系「あさチャン!」)が、かじった時の様子を詳しく取り上げています。

■「謝罪」の仕方にも批判

「重たいな」と言った直後、突然布マスクをはずし、メダルの4分の1ほどを口にいれ、メダルのリボンの一部も口に入っていた、とあります。口から出したメダルを手で簡単にぬぐって、そのまま後藤選手に返したそうです。後藤選手は場の雰囲気で「ハハハ」と笑ったものの、「メダルを凝視した目は笑っていなかった」と記事にあります。

「河村市長に『空気の読めない金メダル』 かじり行為で谷原章介らが批判」(同8月6日、日テレ系「スッキリ」)は、番組コメンテーターたちの批判コメントを取り上げています。

カズレーザーさんは「朝から変な人の話、したくないですね」。司会の永島優美アナは「選手は大事に扱っているのに、こういう行為は信じられないです」。名古屋出身の遼河はるひ(俳優)さんは「(新型コロナ)感染対策の意識の低さに驚きました」。

批判の声はやまず、後藤選手が所属するトヨタ自動車も「大変残念に思います」とコメント。結局、国際オリンピック委員会(IOC)が費用を負担して、金メダルを新品に交換するという結末になりました。

河村市長は記者会見で「謝罪」しましたが、「河村市長の謝罪姿勢に記者も思わず...『あさチャン!』が詳報した会見の中身」(同8月13日、TBS系)をみると「誠に申し訳なかった、ということを繰り返して言うよりしょうがないでしょ」とふてくされたように言い放つ場面もあったとあります。

記者から「しょうがないって、どういうことですか。そういう投げやりな態度は」と突っ込まれると、「投げやりじゃないけど...じゃあ訂正します。まあ今回の事は申し訳ありませんでしたということです」といい、記事では「まるで反省の色は見えなかった」と指摘していました。

政治家にとって特異なキャラクターが「売り」になる場合もあるのでしょうが、この騒動では、市長の軽率な行為とふてぶてしい態度だけが印象に残り、肝心の金メダルへの敬意や称賛がどこかに吹き飛んでしまいました。

(コムギ)

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