「トトロの森」大量に木が枯れる被害 永島優美アナ「どうにかして守れないものか」

西岡孝洋アナが「映画『となりのトトロ』をご覧になった方は多いと思いますが、その舞台となったとされる『トトロの森』に今、木が枯れる被害が出ています。いったい何が起きているのでしょうか?」と25日(2022年8月)の「めざまし8」で切り出した。

24日に「トトロの森」がある狭山丘陵に取材班が向かった。この森を管理する「トトロのふるさと基金」の木村直樹さんは「この森は昔ながらの雑木林」と言い、1本のコナラの木の前に案内してくれ、「これはトトロの森のシンボルの木なのですが、今年の7月に枯れてしまいました」と説明する。木の根元を見ると、白い粉のようなものがたくさんある。

■広がる「ナラ枯れ」

実はこの白い粉が「ナラ枯れ」の特徴で、カシノナガキクイムシという虫が幹に入り込むことで『ナラ菌』を持ち込むことによって起きる病気。ナラ菌に感染すると水分を吸い上げられなくなり、やがて木は枯れてしまうという。

まだナラ枯れが発生していない3年前に上空から撮影した写真を見ると、木々は青々としているが、今回24日にドローン撮影してみると、秋の紅葉シーズンでもないのに茶色く枯れた木が目立つ。その差は歴然としており、木村さんは「思ったより多い」と驚く。同基金の調査によると、一昨年にはナラ枯れ被害は61本だったが、去年は273本、今年は現在までですでに343本の木が被害を受けているという。木村さんは「紅葉とは違って、ここから元に戻ることはないですから」と肩を落とす。

実はこのナラ枯れ被害、全国的に増えており、首都圏でも多くみられている。その結果として、エサのドングリが不足してクマが人里に下りてきたり、猛毒のカエンタケが生えやすくなるという2次被害も起きているという。

夏休み中の谷原章介に代わり進行役を務める倉田大誠アナは「とっても素敵な空間のトトロの森がこういうことになっているんですね」と驚く。

永島優美アナは「どうにかしてこの豊かな景色を守れないものかと思います」とコメント。

イラン出身の女優、サヘル・ローズは「年々増えていて、去年よりも増えているのに何の対策も打てないのかという懸念があるし、森の木が育つにはすごく時間がかかるので、これらがどんどん失われていくというのは、ますます気候変動に拍車がかかる怖さもある。寂しくなりますね」と指摘。

倉田アナが「クマやカエンタケという2次被害をみると、生態系のつながりをすごく感じる」と言うと、永島アナも「連鎖してるんですね」と相槌。倉田アナは続けて「近隣の方がいろんな対策をされていると思いますが、少しでも被害が広がらないことを祈るばかりです」と訴えた。

(バルバス)

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