ロシアによる「住民投票」「併合強行へ」 これから起きる残酷な事態 (モーニングショー)

ロシアが実効支配するウクライナの4つの州で強行された「住民投票」について、親ロシア派は「ロシアへの編入が圧倒的多数で支持された」と発表した。「プーチン大統領はあすにも正式に4州の併合を宣言するということです」と、きょう29日(2022年9月)の「モーニングショー」で、MCの羽鳥慎一がパネルを使って伝えた。

ロシア編入を問う住民投票は今月23日から27日にかけて行われた。ロシア国営メディアによると、ドネツク州では賛成が99.2%、ルハンシク州では98.4%、ザポリージャ州では93.1%、ヘルソン州では87.1%にのぼったというが、「投票には疑惑が出ています」と羽鳥。銃で武装したロシア兵が戸別訪問で投票を迫ったり、住民が生活物資の支援と引き換えに投票を強いられたりした例もあるという。

■「銃口のもとで行われたフェイクの住民投票」指摘

現代軍事戦略に詳しい防衛省防衛研究所の高橋杉雄室長「銃口のもとで行われたフェイクの住民投票です」。

玉川徹(テレビ朝日社員)「ルハンシク州では、反対票を投じた人の氏名が記録されたという報道もあるそうです。ここには自由意志はありません」

ロシアが併合を強行する理由は何か。ザポリージャ州の市長は「偽の住民投票の目的は、ウクライナ人を戦闘に動員し、捨て駒にするためだ」、ドネツク州の市長は「ロシアは自国での徴兵に失敗しており、占領地で行おうとしている。編入後に住民のロシア軍への徴兵が始まる」と警告している。

ルハンシク州の知事によると、すでに18歳以上のウクライナ人男性全員にロシアからの招集令状が届いており、トラック運転手らが何の訓練も受けないままロシア軍の部隊に投入されているという。

高橋室長「ロシア軍に徴兵されたウクライナ人は、銃だけ撃てればいいということで前線に送り込まれて、逃げ出したり裏切ったりすればすぐに射殺するという形で戦いを強いられることが考えられます」

徐東輝(弁護士)「第二次世界大戦の反省を踏まえて国際法が禁止していることが、こうも簡単に破られてしまうところに法律家として虚無感を感じます」

玉川「兵士ではない一般の人たちを前線に送るというのは、人間の盾と同じ。(プーチン大統領は)ナチスのことをあれだけ批判していましたが、ナチスと同等のことをやろうとしています」

(キャンディ)

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