係争中とは知らず……日本を満喫していたヒュー・ジャックマン、“公道を走るマリオカート”に大興奮!

係争中とは知らず……日本を満喫していたヒュー・ジャックマン、“公道を走るマリオカート”に大興奮!

「ごめんごめん、知らなかったんだよ……」

 世界的に大ヒットした『X-MEN』シリーズのスピンオフで、当たり役であるウルヴァリンを演じる最後の作品となる映画『LOGAN/ローガン』(6月1日公開)のプロモーションのため、5月22日から来日していたヒュー・ジャックマン。

 大の親日家として知られる彼は、日本への愛を感じられる写真や動画をインスタグラムに次々と投稿。まず、ヒューは日本への飛行機に乗る直前、黒のスーツに黒のネクタイという正装でウルヴァリンのフィギュアを持つ写真を投稿。「日本のみんな、もうすぐ会えるね!」というメッセージを添え、日本のファンを喜ばせた。次に、日本到着ほやほやの機内で撮影した動画を投稿。日本語で「私は日本に来て、とてもうれしいです」と言いながら投げキスし、80万を超える再生回数となった。

 その後、ヒューは日本橋蛎殻町にある寿司の名店「すぎた」での写真、最愛の妻デボラとともに「銀座夏野」という箸専門店を巡っている写真、いま話題のスポット「GINZA SIX」や人気レストラン「NARISAWA」での写真などを次々投稿している。

 そんな日本通なヒューを大興奮させたのが、“公道を走るマリオカート”だ。

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Hugh Jackmanさん(@thehughjackman)がシェアした投稿 – 2017 5月 24 5:54午前 PDT

 25日、ヒューはインスタグラムに、移動中の車内から撮影した動画を投稿。まず前方の赤信号を映し、「ここ東京で……信号が緑(青)になるのを待っていたら……」と、カメラを右側へスライド。そこにはマリオカート(ゴーカート)に乗った軍団が信号待ちをしている姿があり、ヒューは笑いながら「マリオカートだ。ピーチ姫もいる」と、女装しているピーチ姫にフォーカス。そして、ゆっくりとカメラを後方に向けて、軍団全員を映し出す。興奮気味に「あれは、バウザーか?」と「大魔王クッパ」の英語名をぶつぶつ言っている間に、信号が青に変わり、ヒューが乗っている車もマリオカート軍団も走りだす。ヒューは興奮しながら「ゴー、マリオ! ゴー、ルイージ!」と叫び、「ゴー! ゴー!」とかすれた声で彼らを応援する。

 動画を撮影した車の窓は閉められているため、マリオカートのドライバーたちにヒューの声は聞こえておらず、その存在にも気づいていないが、まるで東京に行けば、いとも簡単に「マリオシリーズのコスプレをしてマリオカートを乗り回している人たち」に遭遇できるという印象を与えるような動画だ。

 ヒューが撮影した「東京の公道を走るマリオカート」だが、マリカーという会社が提供している有名なサービスである。普通自動車免許があれば、マリオシリーズのコスプレをしてマリオカートで東京の公道を走ることが可能。国際免許証でも運転できるため、外国人観光客に大人気。走ったときの動画や写真をSNSなどで公開すると約束すれば値引きしてもらえることから、多くの利用者がYouTubeやインスタグラムなどに投稿、「東京ではマリオカートで街を走れる!」と拡散され、大人気となった。

 海外のメディアに大々的に報じられるほど注目度が上がったのだが、このサービスを提供しているマリカー社が「マリカー」を商品登録した上で営業していたものの、任天堂には無許可でサービスを提供していたため、任天堂が大激怒。今年1月、特許庁に「マリカーはマリオカートの略称で我が社のもの」だと異議申し立てをしたが、却下された。任天堂側は納得できないとして2月、マリカー社を相手取って訴訟を起こし、現在も係争中なのだ。

 マリカー社は現在もサービスを提供し続けているが、公式サイトは英語のみで、利用者から寄せられたマリオシリーズのコスプレ写真や動画を削除。任天堂を刺激しないよう低姿勢ながらも、サービスはまだ続けている。今回、マリカーの動画をインスタグラムに投稿したヒューは、恐らく訴訟騒動など知らず、純粋に「マリオシリーズのコスプレして、マリオカートで東京の公道を走るなんて、すごい! さすが日本!」と感動しながら、撮影したものと思われる。

 ヒューだが、その後もインスタグラムに、黒澤明監督作『椿三十郎』(1962)のポスターを指さす写真、大興奮しながら大相撲を観戦する動画、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)のロケ地・広島県福山市から贈られた「ウルヴァリン:FUKUYAMA」と名付けられた美しい赤いバラの花束の写真、最後に「ありがとうございます。また〜」と日本語で言いながら手を振る動画を投稿。その2日後に「エクササイズで時差ぼけを解消してるよ」という写真も投稿していた。今回の日本滞在も満喫したヒュー。またぜひ、近いうちに来日してもらいたいものである。

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