飲酒運転がバレないように自分の顔を殴った男、「ゾンビ警報」を流した市……今年も失笑! 2018年全米おばかニュース5

飲酒運転がバレないように自分の顔を殴った男、「ゾンビ警報」を流した市……今年も失笑! 2018年全米おばかニュース5

ゾンビ警報を出されても、対応策がわからない!

 2018年も、多くの凶悪犯罪のニュースが報じられたアメリカ。6月には人気ラッパー、XXXテンタシオンが強盗に射殺されるという事件が発生。11月には、女性3人を殺害した罪で14年に終身刑判決を受けた男が、1970〜05年に全米各地で売春婦ら90人を殺害したことを自白し、史上最悪の連続殺人鬼の一人だと世間を震撼させた。

 しかし、深刻なニュースの中にも、「なんてアホな!」とあきれ返るような事件が多発。全米の失笑を誘うような犯罪者が多かった。そこで今回は「2018年の全米おばかニュース」の中から、特に“アホ”な5つの事件を紹介しよう。

飲酒運転男、検査を受けられないようにと自分の顔を殴る

 1月13日早朝、メイン州ベルファストでパトロールしていた警察官が、溝にはまった車両を発見。車内には27歳のブライアン・フォッグ容疑者が呆然と座っていた。飲酒運転を疑った警察官がアルコール検査を行おうとしたところ、なにを思ったか、フォッグ容疑者は突然、自分の顔面をグーで思いっきり3回殴ったのだ。その結果、検査キットの使用が困難になってしまったとのこと。もちろん彼はそれを狙い、飲酒検査を受けるより、痛い思いをする方を選んだのである。

 警察はそれでもフォッグ容疑者はを逮捕した。容疑は、DUI(飲酒・薬物使用下の運転)と同じ意味のOUI、物理的証拠隠滅罪、器物損壊罪。おとなしく検査を受けていればOUIだけで済んだものの、体を張って免れようとしたため罪が増えてしまったのだ。

 しかし、逮捕時のマグショット撮影時、フォッグ容疑者は血がつき腫れた唇で、「どうだ!」と言わんばかり。酒を飲んでいるため「オレは大丈夫。警察をごまかせた! 勝った!」と気が大きくなっているようにも見受けられ、「なんともアホな奴」だとネット上で話題になった。

薬物所持で逮捕された女、「強風のせい」とシレッと弁解

 3月21日、フロリダ州フォートピアスで、道路から外れて走っている不審な車両を地元警察官が発見。停止させ、車内検査を実施した。警察官は、車内からマリファナの匂いが漂っているのを確認。車には運転手のほかに2人おり、そのうちの一人、26歳の女性ケネシア・ポジー容疑者が持っていたハンドバッグの中からコカインとマリファナを見つけた。

 警察官に「この薬物は君のものかね?」と問われたポジー容疑者は、涼しい顔で「マリファナは私のです」と素直に認めた。しかし、コカインについては「まったくわからない」と言い張り、「今日はすごく風が強い日だったでしょう? きっと外を舞っていたコカインが、窓から私のハンドバッグの中に飛び込んできたのだと思います」と真顔で主張した。

 警察官がそんなウソを信じるわけはなく、ポジー容疑者はマリファナ所持という軽犯罪に加え、コカイン所持という重罪に問われることに。この突拍子もないポジー容疑者の弁解を、メディアはこぞって報道。それは海を越え、イギリスのBBCにまで報じられることとなった。

 5月20日深夜1時45分頃、停電被害に見舞われたフロリダ州レイクワースで、住民の携帯電話向けに、同市が警告メッセージを配信。そこには「レイクワース市とテルミナスにゾンビ警報発令。ゾンビのせいで、7880人の住民に影響が出ています」と書かれていたのだ。ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』が相変わらず人気のアメリカにおいて、「ゾンビ警報」を市が出したことで、一部の住民はパニック。よくよく考えてみれば、テルミナスとは『ウォーキング・デッド』に登場する架空の町なのだが、停電も手伝い、多くの市民は恐怖に震えたという。

 レイクワース市はFacebookの公式サイトで、「あのゾンビメッセージは決して意図的に配信したものではない」「なぜ配信メッセージにゾンビのことが記載されたのか、調査している」と弁解。そして「繰り返しお伝えしますが、現在、レイクワース市ではゾンビは活動していません。システムが配信したメッセージについて深くお詫び申し上げます」と平謝りした。停電は27分後に復旧したとのことだが、ネット上では「システムもゾンビ好きなんだな」と笑う人が多かった。

デート相手の車を盗んだ男、盗んだ車で別の女性とデートして逮捕される

 7月14日夜、テネシー州メンフィスに住むフェイス・プーはイラだっていた。デートの相手であるケルトン・グリフィン容疑者が、自分の車で迎えに来なかったからだ。車社会のアメリカでは、デートするにも車がなければできない。高校では知り合い程度の関係だったが、ずっと連絡をとっていなかったグリフィン容疑者から突然「一緒に出かけないか」と携帯メッセージをもらったとき、フェイスは当然、彼の車で出かけるものだと思っていた。

 フェイスは地元ニュース番組『WREG』の取材に対して「誰が彼を送ったのか知らないけど。車なしで現れたわけよ」と回想。仕方がないのでフェイスの黒のボルボで出かけることにしたものの、グリフィン容疑者は行き先すら「どうしようかな〜。どこがいいかな〜」と決められない。さらには「葉巻を買いたいからガソリンスタンドに入ってくれ」と言い、フェイスは空港近くのガソリンスタンドに車を滑り込ませた。そしてフェイスが売店から戻ってきたところ、彼女のボルボとグリフィン容疑者が忽然と消えていたのだ。

 車を盗まれたフェイスは、母親に連絡して迎えに来てもらった。それだけでも恥ずかしいのに、その後、彼女はゴッドシスター(ゴッドペアレンツの娘)から「ケルトンにデートに誘われた」と聞かされたのだ。フェイスは湧き上がる怒りを抑えつつ、「デートに応じてちょうだい」と指示。ゴッドシスターの携帯電話のGPSで現在位置を調べ、サマー・アベニューにあるドライブイン・シアターで、ボルボに乗ってゴッドシスターとデートしているグリフィン容疑者を発見。警察に通報し、ケルトンは逮捕された。

 グリフィン容疑者は2016年にも、レストランで食事した後に強盗しようとして逮捕されたとのこと。フェイスは『WREG』に「長期間刑務所に入ってもらいたいわ。もう二度と口もききたくない!」と、怒り冷めやらぬ口調で語っていた。

 7月24日、アリゾナ州メサで37歳の男が逮捕された。容疑は窃盗だった。

 当局によると、容疑者であるトッド・ターナー・シェルは、熱中症のためバナー・デザート・メディカル・センターで治療を受けたばかりだったとのこと。歩いて帰宅するには暑すぎると思っていたところ、患者を搬送したばかりで誰もいない救急車が目に入り、「ラッキー」と運転席に乗り込んだ。

 警察は午前11時30分、救急車両が盗難されたとの通報を受け、すぐさまGPSで車を探し始める。すると、国道60号線を東向きに走っていることが確認できた。犯人が何の目的で救急車を窃盗したのか定かではないため、警察官たちは穏便に車両を停止させようと試みたものの、救急車はスピードを守りながら走り続け、その後停車した。そしてシェル容疑者は警察官たちに「サンドウィッチを買いたいんだけど、まずお金を取りに家に帰らなきゃならない。救急車は返すつもりだから」と説明し、再び発車させようとしたのだ。

 警察官は救急車を取り囲んでシェル容疑者に降りるよう指示、窃盗の現行犯で逮捕した。救急車に破損等の被害はなく、そのまま救急搬送に使用できたと報じられている。

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