マライア、ストーカーファン撃退も「デブのディーヴァに熱狂できるなんて」と陰口祭り

マライア、ストーカーファン撃退も「デブのディーヴァに熱狂できるなんて」と陰口祭り

大ボリュームであることは間違いない

 全世界アルバムトータルセールス1億枚を誇るグラミー賞歌手ライオネル・リッチー(68)とのジョイントツアーをスタートさせたマライア・キャリー(47)のボディガードが、バックステージにいたリポーターにけがを負わせたと報道されている。マライア側は「リポーターになりすました熱狂的ファンで、危害を加えられると懸念して引き離した」と説明したものの、「体重120キロ超え」「自力で歩けない」とショッキングに報じられた直後のため、世間から「デブには同情できない」などと冷たい声を浴びせられている。

 80年代洋楽ポップの帝王ライオネルの「All The Hits」ツアーに、90年代を代表するポップ歌手のマライアが「特別ゲスト」として参加することが発表されたのは昨年12月。「笑顔のライオネルが遠くを指さし、マライアが色っぽく横たわる」というツアーポスターは「構図が悪い」と不評だったが、2017年3月から5月にかけて行われるこの夢のジョイントツアーを、ファンは心待ちにした。

 しかし、直前の2月に、ライオネルはツアーの延期を発表。「膝の手術から回復するのに、もう少し時間を要する」という理由だったが、大手タブロイド紙「OK!」は「マライアの身勝手すぎるディーヴァっぷりに、ライオネルが激怒している」と報道。「特別ゲストなのに主役のように振る舞い、ライオネルの2倍の広さの控室を要求。部屋はトロピカルフラワーで飾り、シャンパンも忘れないようにと指示した」「挙げ句の果てに、デュエット中はライオネルのマイクの音量を下げることまで要求」「ライオネルは、『これは自分のコンサートだ』と激怒。2人は激しく対立している」と伝え、このツアーは実現しないかもしれないとまで匂わせた。

 延期されたツアーは、3月に入ってから「7月21日から仕切り直しをする」と発表された。そして今度は予告通り7月21日にカリフォルニア州のオラクル・アリーナでツアーはスタートし、初日は大成功。観客は総立ちで拍手を送った。

 だがその6日後にサンディエゴで開催されたコンサートのバックステージで、暴行事件が発生したと伝えられたのだ。

 米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は現地時間29日、「リポーターがマライアのボディガードに暴行を受けたと主張」と報道。

 被害を受けたとされるジャーナリストはジェームズ・パブロという男性で、27日にサンディエゴのビエハス・アリーナで開催されたショーでインタビューを行うため、取材許可証(プレスパス)を取得。パスを首からかけ、バックステージに入った。

 ジェームズはバックステージでマライアを見つけ、一緒に写真を撮りたいと頼んだところ、OKしてくれたとのこと。ところが、セルフィーを撮ろうとした瞬間、首にかけていたパスをボディガードから引っ張られた。ボディガードは、ジェームズの首にパスの紐が食い込んでいるのもお構いなしで、そのまま後方に引っ張り、彼をバックステージから追い出したという。

 ジェームズはすぐさま警察に被害届を提出し、告発する意思を固めているという。「TMZ」は警察の情報筋に「ジェームズから暴行の被害届を受け付けた」ことを確認。現在、捜査中だと報じた。

「TMZ」はマライアの情報筋にも取材をし、「ジェームズはジャーナリストではなく、マライアの熱狂的なファン。パスを偽造してバックステージに忍び込んだ」という主張を紹介。「ボディガードは、ジェームズがマライアのドレスをつかんだのを目撃し、彼女が危険にさらされていると判断して引き離した」と説明し、正当な対応をしただけだという怒りのコメントを伝えた。

 ジェームズは「自分は正真正銘、有効なパスを持っていた」と主張。ドレスをつかむなんてことはしていないと、マライア側の主張を真っ向から反論しているという。「TMZ」は、ジェームズがボディガードにパスを引っ張られたため首にできた傷痕の写真を複数枚掲載。直後に撮影したとみられる、マライアTシャツを着たジェームズの写真には、首にくっきりと赤い紐跡が残っており、痛々しく見える。

どちらの主張が正しいのかはいまだ不明だが、熱狂的なファンの中にはストーカーと化したり、過激な行動を取ったり、妄想や逆恨みしてセレブに危害を加えようとする者もいるのは確かだ。

「マイリーは俺の妻だ」と、ハサミを持ち、マイリー・サイラスの家に侵入しようとした男。「自分はリアーナの未来の夫」と信じ込んだ男が、彼女の家の窓に椅子を投げ込み、侵入した事件。ジジ・ハディッドのニューヨークのマンションに5回も不法侵入を図り、「自分は彼女の命を助けたことがある。彼女から『結婚したい』『あなたの子どもを産みたい』と言われた」などと主張した男。ブリトニー・スピアーズに大量のeメールや自分の写真を送りつけ「どこまでも追いかける」と脅した日本人男性の事件も、大々的に報じられた。

 キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、夫マイケル・ダグラスの熱狂的な女性ファンに「早くマイケルから離れろ! さもないと、お前を殺してバラバラにして、犬に食わせるぞ」と脅された。「本物のビヨンセは数年前に死んでいる。今のビヨンセは、そっくりさんだ!」とビヨンセ本人に大量の脅迫状を送りつけた男もいた。

 ここで挙げた熱狂的すぎるファンは、全員逮捕・告発されている。1980年に銃殺されたジョン・レノンのように、逆恨みで殺される可能性もあり、危険極まりないからだ。

 今回「マライアのボディガードに暴行された」と被害届を出している男性も、マライア側の主張が正しければ「マライアと接触するためなら、なんでもする」という危険人物。マライアの命は危険にさらされていたことになり、深刻な事件に発展していたかもしれなかったのだ。

 しかし、TMZのコメント欄には、マライアに同情する書き込みはほとんどなし。「ジャーナリストが、マライアのTシャツなんて着て取材に行くかな? どう考えてもおかしいでしょ」「プレスパスを偽造してイベントや撮影に忍び込む人って、LAじゃ多いよ。こいつもそうだろう」「こんなけがまでして放置されてるのは、男が悪いからでは?」「もし、この男がストーカー的なファンだったら、偽造パスに気づかなかったセキュリティチームをクビにするべき。怖すぎる」といった意見も書き込まれているが、ほとんどが「えっ!? マライアが!? ブーブー・キャリーが?」「バックステージの、ドーナツの詰め合わせを盗まれそうになったんじゃない?」「マクドナルドでも買っていけば、見逃してくれただろうに」「クレイジーなファンって、いるものよね。でも、2017年のマライアに熱狂できるってどうよ?」などと、最近のマライアの激太り報道を笑いのネタにするような声で占められているという、なんとも悲しい状態になっている。

 この激太り報道は、先日発売された米大手タブロイド紙「ナショナル・インクワイアラー」が火付け役。表紙右上に「マライア・キャリー 歩行困難なほどデブってしまった」との見出しをボリューム満点な彼女の写真と共に掲載し、大々的に報じたのだ。表紙のメインはアンジェリーナ・ジョリーで「35キロのアンジー、骨と皮だけ」という衝撃的な見出しと共に、ガリガリの写真が大きく掲載されていた。「デブのマライアとガリのアンジー」と対照的すぎる2人が巻頭記事になっており、マライアがいかにデブってしまったのか、輪をかけて強調するような号になっている。

 内容はタブロイドにありがちな衝撃的なもので、「マライアはあまりにも太ってしまったため、ステージにも、ベッドにも、ジェットスキーをするときにも車椅子で運んでもらっている状態」「ショーでは12cmのヒールを履いているが、10cm歩くのがやっと。膝は悲鳴を上げている。マライアが立ち上がったり動きだすたび、周囲にいる関係者は彼女が重さで倒れるのではないかと緊張し、息を止める」と報道。ここまで太ってしまった原因は「男がいないから」で「食べ物に囲まれている時が一番落ち着く」からだと書き立てた。

 ちなみにこの「ナショナル・インクワイアラー」は先月、「マライアはバックアップダンサーのブライアン・タナカと元夫のニック・キャノンと二股をかけていた!」と報じたばかり。「男がいない」との主張と激しく矛盾するが、それもタブロイドにありがちなことだといえよう。

 米大手タブロイド紙「In Touch」も、7月18日に開催されたラスベガス定期公演のフィナーレでのマライアに観客が驚愕したと報道。「むき出しになった脚は、まるでグリッターをまぶしたソーセージ」と嘆き悲しむファンもおり、「マライアの体重計は263ポンド(約120キロ)を超えた」とも伝えた。

「In Touch」は、マライアが自分の子どもたちと甘口缶スパゲッティ「SpaghettiOs」や甘菓子の「ポップタルト」を食べまくっているとも報道。「体重増加を気にしてはいない」「グラマラスなボディラインを自慢に思っている」とも報じた。

 確かにここ最近、マライアは太ましくなっていると、ネット上で話題になっていた。昨年、億万長者の婚約者だったジェームズ・パッカーと破局し「結婚式に向けてダイエットしなくてもよくなり、反動でリバウンドしてしまった」という説や、「破局のストレスで、暴飲暴食が止まらない」という説もあるが、ジェームズとは金銭面では揉めたものの、MVでウェディングドレスを燃やしたリベンジソングで鬱憤は晴らしている。1,000万ドル(約11億円)の婚約指輪もキープし、ジェームズに関してはストレスフリーとなっているはずだ。年下の日系バックダンサー、ブライアン・タナカともよりを戻し、ビジネスも絶好調。自分の半生を描くTVドラマを制作するという企画まで進んでおり、笑いが止まらない状態なのである。もしかしたら、精神状態が安定していることもあり、食べ物がおいしくて仕方なく、食欲旺盛になっているのかもしれない。

 マライアも今年で47歳。閉経も間近に迫っているはずだ。更年期にはホルモンバランスが崩れ、体重が増加しやすくなるともいわれている。だからますます丸みを帯びた体形になってしまったのかもしれない。

 しかし、である。いくら丸っこい体つきとはいえ、マライアが100キロを超えているようには見えない。ましてやタブロイドが書いたように、120キロ超えはありえないだろう。マライアの身長は175cmで、通常のベスト体重は71キロ前後。妊娠中に31キロ増えたと告白したが、それでも100キロ少々だった。出産直前のマライアは確かに迫力のある体形だったが、その時に比べると現在のほうが明らかに小さい。100キロには、まだ届いてはいないように思われる。

 米ゴシップ検証サイト「Gossip Cop」も、「デブで歩けなくて運んでもらっているとあるが、ドラマチックな登場の仕方を好むマライアが、お付きの者たちやバックアップダンサー、ボディガードに運んでもらうのは、ごく普通のこと。太って歩けないから運んでもらっているわけではない」「歩く姿をパパラッチに撮影されまくっている」と「ナショナル・インクワイアラー」の報道を真っ向から否定している。

 わがままなディーヴァとして有名なマライアの体重が増えたことを面白がり、陰口を叩くお祭り騒ぎになっているのは実に残念。おそらく本人は「言わせておけばいい」と気にしていないだろうが、あまりにも残酷だ。「ボディガードに暴行された」という男性との事件が1日も早く解決し、「デブすぎて歩けない」疑惑が晴れる日を待っている。

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