カーディ・Bが観客席に投げたウィッグを「返して」と呼びかけるも、オークションサイトでは900万円を超える大盛況に

カーディ・Bが観客席に投げたウィッグを「返して」と呼びかけるも、オークションサイトでは900万円を超える大盛況に

「ごめ〜ん、あれ実は高いって忘れてたわ」

 今、アメリカで最も勢いのある女性ラッパー、カーディ・B。昨年、取り巻きたちに夫の浮気相手だとにらんだストリップクラブの女性バーテンダー2人を暴行するよう指示したという疑いがかけられ、現在その事件の裁判の真っ最中だ。

 裁判所に出頭した翌日の6月26日には、「検察官に悪態をつき、裁判官や陪審員たちに向かって絶叫し、証言台に立った人々を皆殺しにする」という超過激な新曲「Press」のミュージック・ビデオをリリース。カーディ自身も乳首や陰部にぼかしを入れ、全裸でラップしながら踊っており、事件に関する挑発的なメッセージだと話題に。ネットでは「カーディらしくて最高!」と評価するファンが大多数を占めている。

 このように何をやっても称賛され、勢いが衰えないカーディだが、7月5日夜にヘッドライナーを務めたイギリスの音楽フェス「ワイヤレス・フェスティバル」で、のちに激しく後悔するようなミスを犯してしまった。

 この夜、叫び声も入り混じるほどの熱狂的な大歓声に包まれたカーディは、メインステージから伸びた花道で、過去のストリッパー時代を彷彿させるようなセクシーダンスを披露。テンションが上がったのか、突然髪の毛を剥ぎ取り、勢いよく観客席に投げたのだ。

 カーディが投げたのは、自分の髪の毛ではなく、黒のストレートロングヘアー・ウィッグ。その様子は、複数の観客により撮影、SNSなどに投稿されており、観客5人以上がウィッグをわしづかみにし、「離せ!」と叫びながら引っ張り合うという混沌とした状況も映されていた。

 残りのパフォーマンスを、ウィッグ・キャップをかぶった坊主のような頭で行ったカーディ。観客席へ投げ入れたものは高額なオーダーメイドウィッグだったのか、ステージを終えた数時間後には「ちょっと興奮しすぎたわ……ウィッグを返してちょうだい。DM(ダイレクトメッセージ)して」と自身のインスタグラムでしおらしく呼びかけた。

 この投稿のコメント欄には、ラップ界の大先輩スヌープ・ドッグら大勢のセレブが「最高」と爆笑の絵文字などを添えてコメント。一方で、ファンは「絶対、戻ってこないよ……」「オークションサイトに出されるに決まってる!」と現実的な意見を書き込んでいた。

 ファンの予測通り、フェスの翌日、大手オークションサイト「eBay」に「カーディ・Bのウィッグ」なるものがいくつも出品される騒ぎへと発展。

 黒い長髪ウィッグの写真に、「本物! 公式のカーディのウィッグ」「私と女友達に向けてウィッグを投げてくれたの」「私たちは7月7日にフロリダに帰るから、発送はフロリダからです」「落札金はすべてチャリティに寄付します」といった説明文をつけて出品されたものには、開始直後から希望者が殺到し、最高入札価格はたちまち1万2,000ドル(約130万円)を超えた。しかし、投げられたウィッグをファンが引っ張り合う動画を見た人からは、「本物じゃないだろう。あれだけ引っ張られていたのにきれいすぎる」「分け目が安っぽい。偽物」と疑いの目が向けられた。一度出品が取り消され、再び出品するという怪しげな動きをしていることから、ますます疑惑が深まっている。

 ほかにも、「カーディ・Bの本物のヘアウィッグ!」というタイトルで、長いウィッグをかぶった女性の写真付きで出品されたものには、6万5,900英ポンド(約900万円)の最高入札価格がついている。しかし、このウィッグも新品のようにきれいであること、取り引きが短期間で終了する設定になっており、こちらも偽物だと思っている人が多いようだ。

 きれいなウィッグだけでなく、引き裂かれてボロボロになったウィッグの残骸も「カーディ・Bのウィッグ、本物!」として出品されている。こちらの方がリアルだが、原形をとどめないほどボロボロなため、入札者はあまりおらず。価格もそれほど上がっていない。

 現在、ツアーの真っ最中でもあるカーディ。おしりを突き上げて激しく腰を振りながらステージを移動したり、観客席に向けて大股を広げるストリッパー仕込みのポーズを披露したり、サービス満点と大好評だ。本人は、高額であろうウィッグを投げてしまったことを「やりすぎちゃった」と反省しているが、ファンはそんなカーディを「表裏ない性格」だと認め、ますます愛されキャラに。「またウィッグを投げてほしい!」「ハイヒールでもいいよ」といった期待も膨らんでいるようだが、はたして!?

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