英アンドルー王子、性的虐待訴訟の示談金は女王が提供か 英国民は「予想通りの結果」「無実なのに支払うの?」

英アンドルー王子、性的虐待訴訟の示談金は女王が提供か 英国民は「予想通りの結果」「無実なのに支払うの?」

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エリザベス女王の第3子アンドルー王子(61)が過去の未成年女性への性的虐待疑惑をめぐり、示談金を支払うことで和解に合意した。示談金の詳細については非公開だが、英メディアは和解金が総額1200万ポンド(約19億円)超で「資金は女王が提供するのではないか」と報じている。


アンドルー王子は、当時17歳だったバージニア・ジュフリーさんへの性的虐待疑惑で昨年8月に民事訴訟を起こされており、先月には王子の弁護団が陪審裁判を要求していた。

現地時間15日にはバージニアさんの弁護士デヴィッド・ボイズ氏(David Boies)が声明を発表、米国のルイス・カプラン判事(Lewis Kaplan)宛てに、両者が原則的な和解に達したとの文書を提出したと伝えた。

声明によると、両者はアンドルー王子が非公開の示談金を支払い、被害者の権利を保護するバージニアさんの慈善団体に寄付することで和解に合意した。

さらに文書では、アンドルー王子が性売買という悪と闘い、その被害者を支援することによって有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタイン被告と関ったことを反省する約束をしたとも記載されている。

示談金の詳細については明らかになっておらず、その資金の出所についても今のところ不明だ。

この件について英メディア『The Telegraph』は、バージニアさんと慈善団体が受け取る総額は1200万ポンド(約19億円)超で、アンドルー王子の母エリザベス女王がこれらの和解金を提供すると示唆している。

女王は収入の多くを私有地であるランカスター公領から得ており、最近では年間2300万ポンド(約36億円)以上の収入があったと報じられている。同メディアによると、和解交渉には10日間を要して週末に署名が行われたという。

アンドルー王子は当初、エプスタイン被告に会ったことは認めていたものの、バージニアさんへの性的虐待については「まったく記憶にない」と完全否定していた。

その後バージニアさんに提訴された王子は裁判で対決することになり、英国民からは「真実を話して!」「公正な裁判になるのか?」といった意見があがっていた。

しかし最終的には裁判を行わず、示談金を支払うことで和解する結果となった。このような結末について英国民はSNSでこのような意見を交わしている。

「何も悪いことをしていないなら、どうして示談金を支払うの?」
「まったく、予想通りの結果となったよ。」
「慈善団体に多額の寄付をして、会ったこともないと主張する相手に巨額の金を支払う。なんて奴だ!」
「公領の収入源が家賃から来るのであれば、結局は国民が和解金を負担しているんじゃないの?」
「バージニア、よくやった! 彼女はできる限りのことをして、金持ちや権力者、王族と対決するというリスクを背負った。勇敢な女性だ。数えきれないほどの若い女性に代わって褒め称えるわ。」
「英国軍の名誉職を務めた英雄が、最大の闘いに勝利した。王子はよくやった。強くいて欲しい。」
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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