「ザ・ウォンテッド」トム・パーカーが脳腫瘍で死去 バンドが追悼文を発表

「ザ・ウォンテッド」トム・パーカーが脳腫瘍で死去 バンドが追悼文を発表

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英ボーイズグループ「ザ・ウォンテッド」のメンバー、トム・パーカーが現地時間3月30日に死去した。33歳だった。トムは2020年10月にステージ4の脳腫瘍「膠芽腫(グリオブラストーマ)」と診断されたことを告白、今年3月にはバンドの再結成ツアーに椅子に座って登場していた。


現地時間3月30日、トム・パーカーの妻で女優のケルシー・ハードウィック(32)が自身のInstagramで「本日、トムが家族に見守られながら、静かに息を引き取ったことをお知らせします」と伝え、夫を亡くした悲しみを綴った。

「私達の心は引き裂かれました。トムは私達の世界の中心であり、彼の人を惹きつける笑顔とエネルギッシュな存在感がない生活など想像できません。」

2018年に結婚したトムとケルシーの間には、娘オーレリアちゃん(Aurelia、2)とボディくん(Bodhi、1)の2人の子供がいる。

ケルシーは「あふれるほどの愛と支援に心から感謝し、美しい子供達のためにトムの光が輝き続けるよう、私たち全員が団結することを願います」と伝えた。

そして「最後まで闘い続けたトムのケアを支えてくれた皆さん、ありがとうございました」と感謝を述べ、トムに向けて「あなたを永遠に誇りに思います」とのメッセージを添えた。

トムの友人は英メディア『The Sun』の取材に応じ、トムが息を引き取る際には英ロックバンド「オアシス」のヒット曲『リヴ・フォーエヴァー(原題:Live Forever)』を大音量で流していたと明かした。

この人物はトムが同曲を選んだことについて「誰もが『ザ・ウォンテッド』の歌を選ぶと思うでしょうが、オアシスの『リヴ・フォーエヴァー』は彼を完璧に表現している。彼はロックスターで、ずっとみんなに覚えていて欲しいのです」と話し、こう述べた。

「この曲は強さと反抗へのアンセムであり、歌詞の一部では彼が乗り越えた闘いを物語っているのです。」

1988年4月に英マンチェスターの街ボルトンで生まれたトムは、幼少の頃から兄のギターで遊び始め、16歳の時に独学でギターを学んだ。

2009年にはオーディションで選ばれた5人のメンバーによるボーイズグループ「ザ・ウォンテッド」に加入。2010年にはデビューシングル『All Time Low』とデビューアルバム『The Wanted』が全英チャート1位に輝き、その後もヒット曲を世に送り出したが、2014年に活動休止し、事実上の解散状態となっていた。

2020年10月にはトムが脳腫瘍と診断されたことを告白。昨年9月にはロンドンのロイヤル・アルバートホールにて、トムが主催したがん研究のための募金活動「Stand Up To Cancer Gig」でバンドが再結成した。

その後バンドはツアーを開催し、今年3月に行われた最終公演ではトムがステージ置かれた椅子に座って登場した。

トムの訃報を受け、「ザ・ウォンテッド」の公式Instagramは声明文で追悼の意を伝えた。

「バンドメイトのトム・パーカーを、こんなに早く悲劇的に失ったことに打ちひしがれています。僕達のブラザーだった。この喪失と悲しみは言葉で表現できません。トムは僕達の心の中で永遠に生き続けます。」

画像は『Tom Parker 2022年2月26日付Instagram「What am I smiling at?」、2021年12月25日付Instagram「Merry Christmas.」』『The Wanted 2022年3月18日付Instagram「Oh what a night!」、2022年3月30日付Instagram「Max, Jay, Siva, Nathan and the whole Wanted family are devastated by the tragic and premature loss of our bandmate Tom Parker」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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