「U2」ボノ、亡き父に隠し子がいたことを告白「母親も誰も知らなかった」

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アイルランドのロックバンド「U2」のフロントマン、ボノ(62)が、2001年に他界した父親との複雑な関係について語った。ボノは父が亡くなる前年に、異母兄弟の存在を知ったという。


ボノが現地時間26日に放送したBBC Radio 4の番組『Desert Island Discs』にゲスト出演し、2001年に他界した父ボブ・ヒューソンさんとの複雑な関係について明かした。

ボノには兄のノーマン・ヒューソンさんがいるが、2000年に異母兄弟の存在を知ったという。郵便局員だったボブさんが妻やボノ、ノーマンさんとダブリンで暮らしていた頃、別の女性との不倫関係の末に男児が生まれたという。

ボノは「僕にはもう1人、愛してやまないブラザーがいるんだ。彼の存在は知らなかった。いや、知っていたかも」と言い、こう続けた。

「父は明らかに色々なことを経験した。彼の心が別の場所にあったから、頭も他の場所に行っていたんだ。僕が子供の頃に感じていた問題の一部はそこにあったんだよ。」

そう語った後、ボノは自身の家族が固い絆で結ばれていたことを述べた。

「僕たちはとても仲の良い家族だった。父が家族ぐるみで仲良くしていたあるゴージャスな女性と深い仲になり、のちに子供が生まれたが、このことは母にも子供にも秘密にされていたことが分かったんだ。」

ボノは2001年に父ボブさんが亡くなる前、別の女性との間に子供がいたことについて直接尋ねたそうだ。

「僕は父に、彼女のことを愛していたかと聞いた。すると彼は『イエス』と答えたよ。僕が『どうして、こんなことが起こったんだい?』と聞き返すと、彼は『起こり得ることだ』と言ったんだ。」

その父の言葉について、ボノは「彼は正当化しようとしていたんだ。正しいことをしようとね。謝罪するのではなくて、ただこれが事実だと述べたんだ」と説明した。

そして母親はこのことを知っていたかと聞かれると、ボノは「誰も知らなかった」と答えた。ボノは14歳の時に、母親を脳動脈瘤で亡くしている。

父の死後、ボノは多くの罪悪感を抱いたそうだ。そのためフランスの礼拝堂でひざまずき、父に許しを請うことによってその気持ちを払拭したという。

「僕はひざまずいて、『あなたの側にいられなくて、申し訳ない。あなたは多くのことを乗り越えてきた。どうか僕のことを許してほしい』と言った。すると、自由を実感したんだ。」
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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