「ブラック・アイド・ピーズ」ウィル・アイ・アム、カンタス航空機内で「人種差別を受けた」とツイート

「ブラック・アイド・ピーズ」ウィル・アイ・アム、カンタス航空機内で「人種差別を受けた」とツイート

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人気ヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)」のブレーン的存在で、プロデューサーやソングライターとしても活躍するウィル・アイ・アム(will.i.am、本名William James Adams,Jr.)が現地時間15日、ブリスベンからシドニーへ向かうカンタス航空の機内で

「“えらく攻撃的な客室乗務員”から、俺と仲間は最悪のサービスを受けた」
「彼女が人種差別主義者だとは思いたくない」
「でも彼女は自分のフラストレーションの矛先を、有色人種の乗客だけに向けている」

とツイートした。

さらに約20分後には、名前とバッジ番号入りの警察官の写真をアップし、

「ロレイン・マーシャルっていう人種差別主義の客室乗務員が乗るカンタス航空でブリスベンからシドニーに到着したら、こんな歓待を受けちまった」

と皮肉たっぷりに記した。

このたびの警察沙汰は、ノイズキャンセリングのヘッドフォンを装着しノートパソコンを使用して曲作りに没頭していたウィル・ アイ・アムが、着陸態勢に入るためデバイスをしまうよう促す機内アナウンスを聞き逃してしまったことがきっかけだったもよう。この客室乗務員はアナウンス指示を無視したとして彼を上空から警察に通報、ウィル・ アイ・アムは到着と同時に5人の警察官に取り囲まれてしまったのだ。

同乗務員からノートパソコンをしまうよう促された際には速やかにノートパソコンをしまったにもかかわらず、彼女が警察へ通報という少々行き過ぎた手段に踏み切ったのは、自分が有色人種だからだと感じているようだ。

他の乗客らがこの客室乗務員の態度が「度を越えていた」と証言したことで、ウィル・ アイ・アムは無事釈放され事なきを得た。しかし客室乗務員の実名や警察官のバッジ番号・名字といった個人情報をTwitterに挙げたことに関して、賛否両論があがっている。

ウィル・ アイ・アムはそれに対し、

「Twitterは金持ち、貧乏人に関係なく、何か間違いが起きた時にそれを伝えるために誰もが自由に使えるツールだ…」
「リアルな感情を直接、人々に訴えることができる。今日、俺は差別されたと感じた…だから声なき人達を代表して、それをツイートしたまでさ」

と説明している。

ちなみにウィル・ アイ・アムは、

「二度とこんなことが起こらないよう、ツイートした。アボリジニ、ラテン系、アフリカン、性的マイノリティーの白人、米先住民…誰であろうと、皆がリスペクトされるべきだ」

とも綴ったが、今回の件についてカンタス航空側は「機内で起こったことは誤解であり、ノイズキャンセリングのヘッドフォンを装着していたウィル・ アイ・アムが、乗務員の指示を聞き漏らしたことで事態が悪化した」と述べ、人種差別があったという発言を完全に否定している。

画像は『i.am/will 2019年10月16日付Instagram「@bep the Super CREW!!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)