ウィリアム王子とヘンリー王子、共同声明で英紙のフェイクニュースを批判

ウィリアム王子とヘンリー王子、共同声明で英紙のフェイクニュースを批判

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現地時間13日、英王室ウィリアム王子とヘンリー王子が代理人を通じ異例の共同声明を発表。同日に発行された英紙の記事について、その信憑性や言葉遣いを批判した。

声明では具体的なメディアの名前や記事の特定はしていないが、『The Guardian』をはじめ多くのメディアは「ウィリアム&ヘンリー王子が言及しているのは、おそらく13日付の英紙『The Times』の記事ではないか?」と推測しているようだ。同記事には関係者の証言として「ヘンリー王子・メーガン妃はウィリアム王子によるいじめとも取れる行為により、王室を追い払われたと感じている」、「兄弟の不仲の原因はウィリアム王子がメーガンを好ましく思っていなかったため」、「ヘンリー王子・メーガン妃は日頃から虐げられていた」などと書かれている。ウィリアム王子とヘンリー王子はこのような真実と異なる描写や「いじめ」といった言葉に対し、とりわけ敏感な反応を示しているようだ。

代理人による声明には、

「日頃からメンタルヘルスを取り巻く問題には深く思いを寄せる兄弟にとって、このような扇動的な言葉遣いは攻撃的であり、ネガティブな影響を及ぼしかねません。」

と記されている。

英王室メンバーがこのような声明を通じて極めて個人的な感情をあらわにするのは、非常に稀なことだ。しかし逆を言えば、それだけ同記事が事実とかけ離れていることの裏返しであり、このような心無いフェイクニュースがどれだけ人の心を傷つけてしまうかをウィリアム王子とヘンリー王子は声を大にして唱えたかったのであろう。

昨年10月にはヘンリー王子がドキュメンタリー番組『Harry&Meghan: An African Journey』に出演し、かねてから不仲が噂されてきた兄弟間の関係について言及、

「(兄弟としての関係が)良好な日も、そうでない日もありますよ。」

「現在はお互いに別々の道を歩んでいますが、私はいつだって兄の力になりますし、兄も私をサポートしてくれるはずです。多忙のため昔のようによく会うことはなくなりましたが、私は兄を心から愛しています。」

「私たちはいつだって兄弟ですから。」

と飾らない言葉で兄ウィリアム王子への変わらぬ愛情を吐露していた。

未来の国王という運命を背負って生まれてきたウィリアム王子と王位継承権6位の次男ヘンリー王子。兄弟は誕生したその瞬間から置かれた立場に大きな違いがあった。現にヘンリー王子は高位王族という地位を捨て、妻メーガン妃、愛息アーチーくんとともに別の道を歩み始めようとしているのだ。

しかし英王室の一員として幼少期から常にメディアに追われながら過ごし、両親の離婚や母ダイアナ妃の死など辛い日々をともに支え合い乗り越えてきた兄と弟であることには変わりはない。この先ますます進む道が分かれていくことになるが、心の奥深くでは彼らにしか分かち合えない特別な絆で2人が強く結ばれていることを、ロイヤルファンは信じたいはずである。

画像は『Kensington Palace 2018年5月19日付Instagram「Prince Harry and his best man The Duke of Cambridge are greeted by public well-wishers as they arrive at St George’s Chapel」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)