キャサリン妃、英全土に向けて幼児期の発達に関する調査を開始

キャサリン妃、英全土に向けて幼児期の発達に関する調査を開始

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「5歳以下の幼児に関する5大質問」と題された今回の調査では、幼児期の生活環境が成長にどのような影響を及ぼすかを質問している。その内容は「イギリスで育った子供が将来幸福に暮らすには何が一番重要か(1.心と身体の健康 2.良い友達関係と人間関係 3.機会へのアクセス 4.優れた教育)」、「妊娠初期から5歳までの期間、子供の発達に何が影響するか(1.子供の特性 2.幼児期の体験 3.子供の性質と育て方 4.わからない)」といった回答を選択する方式で1月21日から2月21日までの1か月間、イギリス全国で行われる予定だ。イギリスの市場調査企業イプソス・モリが英国王室基金(The Royal Foundation)の代行として調査を行う。

21日にキャサリン妃はバーミンガムの科学博物館「シンクタンク」を訪問し、館内にあるプレイエリア「ミニブラム」で親や保育者らと対談した。到着後「調査をローンチするにあたり、次世代を育てる大切さについて皆様の意見を聞きに来ました」と挨拶し、「子供の発達期に重要な役割を果たす家族や保護者たちの話を聞き、子供達の未来の幸福と健康を守りたい」とプロジェクトへの意欲を伝えた。今回の調査でどのような問題が家族や地域に影響を及ぼしているかを知り、今後の活動の焦点を絞るのが目的だそうだ。

キャサリン妃は子育てをする親や保護者らと対談し、「幼児期は将来の健康と幸福のために最も重要な役割を果たす時期」「幼児期の影響は逆境に負けない力と強い回復力を養う」と語ったうえで、「未来の世代に永続できるような変化をもたらしたい」と活動への抱負を伝えたという。

地域の生活困窮家族を支援する団体「ファミリーアクション」の代表者デビッド・ホームズ氏は「すべての親は子供に最高のものを与えたいと望んでいる。幼児期の環境を向上することは、国家的にも重要な仕事だ」とキャサリン妃の活動を褒め称えた。

なお今回の調査は1年半ほど前から計画されていたそうで、キャサリン妃は2018年5月に専門家達と幼児期問題を見つめる団体を設立、英国王室基金によって子供達への支援活動をすることを考慮していたという。幅広い分野での公務を行うキャサリン妃だが、特に幼児を対象にした公務を数多くこなしている。このたびの調査はキャサリン妃の今後の公務の参考としてだけでなく、幼児教育に従事する人達にとっても重要な手助けとなるだろう。

画像は『Kensington Palace 2020年1月22日付Instagram「In Cardiff The Duchess of Cambridge joined a baby sensory class at the Ely and Caerau Children’s Centre to hear about the support that parents and staff receive, and to talk about the #5BigQuestions on the Under 5s Survey.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)