アンジェリーナ・ジョリー、新型コロナ報道に「ただ悲しくて泣いていた」

アンジェリーナ・ジョリー、新型コロナ報道に「ただ悲しくて泣いていた」

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人道支援活動に熱心な米女優アンジーことアンジェリーナ・ジョリー(44)が、新型コロナウイルスの感染拡大に心を痛めていることを告白した。アンジーは、カリフォルニア州の外科医で小児科医のナディン・バーク・ハリス氏とパンデミック化した新型コロナウイルスやこの影響による子供達に潜む危険性について、テレビ電話で語り合った。このトークビデオは米時間4月9日、米誌『TIME』に掲載されたアンジーの執筆記事とともに公開されている。


アンジェリーナ・ジョリーはこの議論の中で、世界中の感染被害のニュースを聞くたびに何度も涙をこぼしたことを告白。しかし同時に「感傷的になる暇があるなら苦しんでいる人達を救うために、何か行動を起こさなければいけない」とこの状況を変えるための使命に気づかされたという。

「私は世界のために役に立ちたい。人生とは自分が役に立つ方法を探索するのではなく、役に立つことをするためにあると思うの。はじめは悲しくて、ただ泣きながら日記を書いていただけだった。でもある日、私はたくさんの子供たちの世話をする素晴らしいおばあさんに出会ったの。彼女のきょうだいは全員がすでに他界していてね。そのおばあさんは、私が泣いているのに気付いたわ。私はとても感情的になって、彼女と心がつながった気がしたの。彼女はこう言ったの。『あなたは泣かなくていい、私はただあなたの助けが必要なの』って。」

アンジーはこの言葉から、ただ感情移入するだけではなく実際に行動を起こす大切さに気付き、また自分が役に立つチャンスがあることを嬉しく感じたという。その一例としてアンジーは、新型コロナウイルスの感染拡大による学校閉鎖から、学校で出されていた食事がなくなって満足に栄養が摂れない貧困家庭の子供達に対して100万ドル(約1億1000万円)を寄付している。

さらにアンジーは、新型コロナウイルスのパンデミックによって懸念される子供達の健康被害についても触れた。自宅待機中に起こり得る家庭内暴力問題だ。ロックダウンの影響により人々は自宅待機を強いられる一方、中には職を失い経済的危機に瀕する家庭も少なくはない。過去の事例から踏まえて、そのような不安な状態が続くと、ストレスの発散口として子供や女性に対しての暴力行為が増加する傾向にあるという。他人との接触を控えなければいけない今、虐待問題に苦しむ子供達は外部に助けを求めることもままならないとアンジーは指摘。自宅にいながらも周囲との連絡を保ち、みんなで協力しながら子供達を守っていかなければならないと強く訴えた。
(TechinsightJapan編集部 MIE)