トム・ハンクス、トランプ大統領のリーダーシップに「期待できない」

トム・ハンクス、トランプ大統領のリーダーシップに「期待できない」

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今年3月、撮影のため滞在していたオーストラリアで新型コロナウイルスへの感染を公表した俳優トム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻。3月末にアメリカに帰国してからはテレビ出演やSNSの更新を通じてファンに元気な姿を披露している。しかしトムは、自国リーダーらによる一連の新型コロナ対応や感染拡大防止に対する国民の非協力的な態度には不満が募っているもよう。このほどあるインタビューのなかで、そんな胸のうちを明かした。


俳優のトム・ハンクスとリタ・ウィルソン夫妻は今年3月、滞在していたオーストラリアでそろって新型コロナウイルスに感染した。“A級ハリウッドセレブ”による感染公表で、アメリカ人の“パニック・バイイング(買い占め)”に拍車がかかったほか、世界中の人々が「裕福なセレブも例外ではない」ことを改めて実感することとなった。

隔離生活を終えた3月末に妻とともに無事アメリカへ戻ったトムは、4月には早速人気番組『Saturday Night Live(SNL)』のオープニングを務め、新型コロナネタを随所に絡めたジョークを披露するなど元気な姿を見せた。先月、劇場公開から『AppleTV+』の独占配信へと変更になった最新主演映画『グレイハウンド』の記者会見に出席した際には、

「“明日”を迎えるため僕達にできることはたったの3つだけだ。マスクを付ける、ソーシャルディスタンスを図る、手を洗う。」

と呼びかけていたトム、このいたって明瞭かつ容易な3つの行動を実行に移せない人達は「恥を知るべき」と強く非難する姿が印象的であった。

そんなトムは、今月6日に公開された『The Guardian』のインタビューでも、前述の3つの行動を実行しない人々を非難するとともに、自国リーダーらによる一連の新型コロナ対応についても同様のフラストレーションを抱えていることを明かしている。

「僕にはまったく理解しかねるね。『(感染拡大防止のための)役割を、自分は果たさなくてもいい』なんて発言がよくもできるもんだ。」

「僕は今までリーダーってものは、冷静さと確かな情報をもって僕達を導いてくれる存在だと思っていた。だけど今のリーダーからはそれが期待できないんだから。」

トムは現在の“リーダー”であるトランプ大統領を、そのような言い方で非難した。

トランプ大統領はこれまでにも「ワクチンは“わりと”早く開発されるだろう」「ウイルスはミラクルのようにいつか消えてなくなる」など、首を傾げたくなる発言で世間を騒がせてきたが、今月4日の独立記念日のスピーチでは「4000万人に検査を実施したが、その結果99%がまったく無害だということが分かった」などと問題発言を放ったばかり。この日はさらに「このような結果を示せるのは我が国だけだ。なぜなら検査件数とクオリティにおいて、我が国に並ぶ能力を有する国は世界中どこにもないからだ」と、お得意の自画自賛スピーチも飛び出す始末だった。これらの発言にはトム・ハンクスをはじめ、多くのアメリカ国民が「穴があったら入りたい」思いに駆られたに違いない。

(TechinsightJapan編集部 c.emma)